第28話 宮村の誕生日前

 宮村の誕生日会にご招待してくれたが、宮村の誕生日プレゼントが決まっていない。


 宮村が好きなものと言ったら、女性とゲーム?くらいしか思いつかない。だけども、プレゼントでゲームとかは俺の金銭的に無理だ。


  妹の結奈ちゃんに聞いてみたのだけども、なんか可愛いもの系がいいとか言われてしまった。

 

 意外に、可愛いもの好きなのか〜少しギャップがった。


 そこで、俺は可愛いもの系とはと、考えながらぶらぶらと歩いていると、ショッっピングモールの前に来たので、このショッピングモールで、何かを買おうと思い立ち中に入った。


「ん〜可愛いもの系....ね....」


 ショッピングモールには、確かに可愛いものがある。アクセサリーや変なキャラクターのストラップなど色々あり悩んでいる。


 だけど、宮村のことだから、本当にこれが可愛いと思うのだろうか?そう考えてしまうと、なかなかと宮村の誕生日プレゼントを購入することができない。


 ショッピングモールの休憩スペースで、ボーっと考えながら、辺りを見渡していると、クレンゲームが目に入った。


 そういえば、宮村にニャン猫のぬいぐるみをあげたきがする....それで、かなり喜んでくれていたよな?


 そうだ、ニャン猫のぬいぐるみをあげればいいんだ。確か、クレンゲームにかなり大きめのニャン猫がクレンゲームの商品としてあった気がする。


 クレンゲームの商品を宮村の誕生日プレゼントにするのはどうかと思うぞ?っと言う人の意見をもらうかもしれない。


 だけど、クレンゲームならば、一発で取ることができたらそれほどお金をかけることはない。それに、俺はクレンゲームが得意だ。


 だから、俺はクレンゲームで宮村の誕生日プレゼントをとることにした。



 案の定、俺は1000円でニャン猫BIGバージョンを獲得することができた。だけど、1000円かっと思い、何かしらの甘いお菓子を2000円分を買い揃えることができた。


*****


「えぇえええ!?先輩を誘ったの!?」

「そう。お兄ちゃんには、お世話になったから。それに、お姉ちゃんもお兄ちゃんと一緒にいたいでしょ〜彼氏なんだから〜」


 下から姉である宮村を見上げ、悪巧みをして、ニヤッっとした顔をして言った。


「いいじゃない。お母さんも、お姉ちゃんの彼氏さんをこの目で見たいし。」

「ええ」

「それに、彼氏さんには来る返事はもらったもんね〜」

「ね〜」


 っと、宮村のお母さんと結奈ちゃんは確認し合った。


 宮村は、誕生日を祝ってもらえることは、確かに嬉しい。だけど、家族に先輩を見られるのは何か恥ずかしいと思い複雑な心境をしていた。


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