第5話 V (薪ストーブ導入編)
前回のあらすじ
他力本願
◇◇◇
PESSに行く前に、皆さんにお伝えし忘れていた情報を1つ。今のところ鬼嫁度マックスな感じのお母さんなんですが、『第2話 冬の楽しみ』からのお話の中では、お父さんとお母さんは夫婦喧嘩のまっ最中でして・・・作中に現れていない喧嘩してない普段の時は、お母さんはお父さんラブな人なんです。
またまた〜!今更、見栄張っちゃって〜(笑)
と思われるだけかと思いますが、伏せたままだとお母さんの行動がどうにもオチに繋がらない感じがして、お伝えしております。
お母さんは『ツンデレ』さんなのだ。
いや、『デレ』8・・・7かな、と『ツン』3くらいだから『デレツン』か?? 『ツン』の時が怖すぎて『ヤンデレ』に思えてきた・・・
どちらにせよ、性格的にはきつい人、というか強い人なので、私にとっては怒らせたら怖い人!なのは変わらないのですが・・・
◇◇◇
ノリオ君一家と大木家は無事に全員そろってPESS住宅展示場に到着。(PESSとはログハウスと薪ストーブがウリの、『家を売るのでは無く、生活スタイルを提供する』という素敵なコンセプトをお持ちの建築メーカーさんです。)
受付の建物でも薪ストーブがガンガン焚いてあって暖かい!早速受付を済ませます。(ノリオ君は見込み客ですが、私は完全な冷やかしです。PESSさんごめんなさい。)
子供達は庭の焚き火で焼きマシュマロを振る舞ってもらい、すでに満足げ。
いいぞぅ、もっとトリコにしてやってくれぇぃ。
続いてA棟B棟C棟D棟E棟と順に見学していきます。PESSのスタッフさんが付いて来ないで、フリーで見学する形式なのですごく楽です。
どの家も薪ストーブが置いてあり暖かい!お互いの嫁ズも薪ストーブの前で「暖かいね」などと言いながら談笑しております。
よしよし、つかみはオッケー!
ぐふふ、計画通りなりぃぃィィ!
無事に見学を終えた両家は、展示場を出た後、ファミレスで食事をしながらそこでも感想を言い合います。展示場ではあまり言えないので、あれってどうなの?とノリオ君&奥様に求められれば、プロとしての意見をここで伝えます。そしてその日は解散。
後日時間を置いて、もう一度見学。(PESSさんごめんなさい。お礼に宣伝です。興味がある方は、Pの代わりにBを当てはめて検索してみてね♪)そして解散。
その日の夜。薪ストーブの陽だまりのような暖かい熱が・・・ついに凍りついた夫婦の関係をとかしたようです。
「で、げんちゃんはどの薪ストーブを選んだの?前に何か言いかけてたでしょ?」
き、きた〜!!
ついに長い冬が終わったのか!?
春の雪解けの季節到来か!?
「俺が選んだのは展示場にあった海外製の鋳物製薪ストーブじゃなくてね、国産の鋼板製薪ストーブなんだ。モキっていう長野のメーカーさん」
「へ〜」
「無煙薪ストーブって商品名にしてるくらい排煙に気を使ってる機種でね、鋳物製だと杉・ヒノキは敬遠されるんだけど、鋼板製ならばんばん燃やしても平気なんだって!」
「へ〜」
「これならうちの作業場から出る端材で薪の大部分をまかなえるんだよ! 冬の暖房代がタダ!!すごくない!?」
「タダは良いね」
「調理にも使えるから凄く良いんだよ! 冬はやろうと思えば毎日バーベキューしてるようなものだよ!」
「へ〜」
「炭火焼の焼き肉だよ! ピザとかも凄く美味しく焼けるんだってさ!」
「美味しそうだね」
「すっごい長文のブログ? 書いてる人の説明を読んでね、色々と疑問が解消できたから、設置もその人にお願いするつもり。お母さんも読んでみて!」
「やだ」
「何がこうして・・・!」
「へ〜」
「他にも○☆♡・・・!」
「へ〜」
◇◇◇
そして現在
「ただいま〜」
「お母さんおかえり〜」
「いや〜うちは暖かいねぇ」
「今日はピザ(スーパーの1枚250円のやつ)だよ、ちょうど
「やった〜、冬は贅沢できて良いねぇ。薪ストーブ最高だね♪」
・・・ビクトリー!!
◇◇◇
ピザの画像です
https://kakuyomu.jp/users/okigen/news/16818023213460103082
◇◇◇
お父さん頑張ってね! と応援してくださる方。いつもありがとうございます。☆や♡をポチっと押していただけるとさらに頑張れますので、よろしくお願いします。
家造りを考える時に、家を新築する前に読んでもらいたいエッセイも書いております。
よろしければご一読ください。
建設業界の中の人が語る、地震や減災をテーマにした短編エッセイはこちら
『地震に強い家ってどんな家!?』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212172207110/episodes/16818023212172408730
シックハウス症候群をテーマにした短編エッセイはこちら
『アレルギー体質の家族の為の家造り』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669236786159
『続・アレルギー体質の家族の為の家造り』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212490836508
◇◇◇
仕事中の失敗談から始まる、クスっと笑っていただきたい『危機一髪』なお話しはこちら。
短編エッセイ[リアルにタイムリープした!っと思った話]
『第1話 タイムリープ!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669174733688/episodes/16817330669175155899
『第2話 異世界転性!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330669174733688/episodes/16817330669266930209
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます