第13ー3話:新たなる場所へ(行く前に)
さて、チェックアウトの準備の為に部屋の片付けがんばってー。
「俺はもう大体まとめてある。あとはこいつだけだ。」
中をみんなでのぞいてみると、わあお。
「まるでニート♪」
うん。お菓子の袋がすごい。でも、曲男に言われたくないよねー。
「まぁ、気長に待つか。」
「そういえばこの部屋って2人部屋なんだね♪男女が2人部屋なんて・・・♪」
「そこの点については、俺が寝室を追い出されたから問題ない。」
えっ、2人部屋・・・。ふたり・・・。ふた、り・・・?ふたり、き・・・り。
パタン
「「「・・・えっ?」」」
「ちょっ、大丈夫なの!?」
*ちょ、主な作者さん、2人部屋に反応しないで。
サブ作者ぁぁぁ~。
「・・・どういう事だ。」
*いや、修学旅行でサブ作者さんと主な作者さん、別の部屋になっちゃったから・・・
「お前ら、控え目に言って、気持ち悪いぞ。」
「これだから、保守的者男くんは♪今はジェンダーフリーの時代♪世界のヒーローのオレはみんなを尊重するからね♪」
*なかないでー(よしよし)
サブ作者ぁぁぁ~。だってぇ、クラス違うのはしょうがないとて、班長じゃないのに色々好都合にして、私達の聖夜にまでもぉ~手を出すなんてぇ。
*・・・話すことあったんじゃないの。
・・・はぁ。(呼吸を整え)そう、サブ作者さんと一緒に下校してて、者男のシーンのアフレコをしてた訳よ。
「もちろんかっこよく言ったんだろうな?」
*うん。
で、ちょうどアボカドの幟あったからさ、『このアボカドはオレが食べる。このMONOの名にかけて!』って言ったら、爆ウケ。
*作者ズ、アボカド苦手だから。者男が食べてくれるなら、喜んでさしだします。
って言う訳でみなさん(読んでる貴方のことです。)大喜利を致します!
*いえーい。
ルールは簡単。者男の『この○○俺が○○する。このMONOの名にかけて!』の○○の部分を面白くアレンジするだけ。
「それ、本気で言っているのか?」
ちゃんと、タグ(ハッシュタグ?)に"文具的RPG的綺想譚"と"者男"とか付けといて~。
「・・・許さん。」
「よいしょー!おわったよ!」
おっ、おかえりー。
でさ、普通に気になってたんだけど、曲男ってここに来るまで何してたの?
「ホント、作者さんが見捨てたりするんだから、こういう女神が現れちゃうんだよ♪」
どゆこと?迫持くん、説明プリーズ。
「こいつが『Oh!My,gooddess!』って言ったら、サブ作者さんが出て来ただけで・・・。」
*どうもー女神でーす。
「で、どうなったんだ。」
*いろいろ話してたら、一緒にくることになってて、曲男の親にメールしてまっすぐここに帰ってきた。
まっすぐ・・・?
*・・・。
まぁいいや。で、そのメールの内容は?
*んー?『オレは世界を救いに行きます』とか、『父上は怒ってばっかで、母上は顔がいい』とか・・・
とか・・・?
*『うらむるむるナムル』、『ゆるさんさん太陽』・・・。あと、『オレをほこりに思い、尊敬してください』とか?
ほーん。ちょっと、
「「ういー。/何だ?」」
いやー。やっぱり、この人を仲間にするの間違いだよね。絶対バッドエンドルート行くよ。
「親のことをなんだと思ってるんだ。」
「バッドエンドねぇ。」
だし。なんか昭和浪漫チックだし。なんか今時だし。
「「そこか?/そこなの?」」
「何話してんの?ヒーローのオレに隠しごとなんて♪」
あ、そういうの足りてるんで・・・。
「なんなの♪作者さんったら♪」
うぜぇぇー。
「チェックアウト先にしておくから、早く出ろ。」
いや、こいつに時間割くの、こいつ得になるから。
「分かった。」
・・・
よいしょ。
「ありがとーございましたー!」
チェックメイト・・・ではなく、チェックアウトしました。
「で、次どーするの?」
そうだねー。じゃあ、ダーツの旅。
「あの、『笑いでコラえろ』の有名コーナー"文連全国ダーツの旅"のことね♪」
なんで知ってんの。
「オレは全知全能なんだよ♪」
また来たよ。根拠のない自信が・・・。
「根拠はあるよ♪オレの胸の内に♪」
よし。者男、ダーツを。
「・・・(いつの間に全国地図が。まぁいい。)ふっ。」
おぉ~!筆自治国の
*耳なじみがあるね~。
調べてみると、『れいここ』がなまりになまって『りょうごく』とか。
「じゃあみんな、アレやるよ♪」
と曲男が燐無さんと者男の手を掴む。
「あとでハラスメントで訴えてやる。」
(なるほど。ロケ移動のアレね。)それでは皆さん、
「よぉ~し、迫持、
せぇ~のっ!
☆☆☆
ジャンプすると消えていった曲男達を見た迫持。
「『世界を救う』んじゃなくて、」
「『世界を荒らしに』だろ?」
と呟いた。
「さて~、あいつの引き継ぎ頑張るかー。」
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