第13ー2話:一日のはじまりにあさごはん

いっぽうその頃・・・

(なんて聞きなじみのありすぎるフレーズなんだ)









よぉ~し、宿に着きました!


「さすが作者だ。すぐ着いたな。」


「そういえば作者さんって、ここの宿知ってたっけ?」


いや、初見だけど。だいたい分かるでしょ。












「ビュッフェ、ビュッフェ、朝食ビュッフェ!ビュッフェ、ビュッフェ、朝食ビュッフェ!」


うん。見た感じ、各国のうまいもんを集めてるっぽい。


「いってきま~す!」








・・・さて、席の確保でも。って者男。何て難しそうな顔面を。


「改めて振り返ってみたら、あいつがおいしいものを食べて、ただ敵を倒すだけになっていないか。」


いやいや、ちゃんと王室よったりさー。










バン!










「あいつが主人公だったのか・・・!」















(※違います。)


ちょっ、台パンしないで・・・。






「よし。俺も食べ物を取りに行ってくる。もちろん、消しゴム自治国しばりで。」



者男がビュッフェへ颯爽と向かっていく。なんで対抗してんの?



~5分後~



う~ん。まだ帰ってこないよね。








~10分後~



・・・まだすか?





~15分後~


正直言うと、実体ないから席取れてないんだよねー。






あっ。取られた。









~20分後~


見に行きます。









「だーかーら、そのバランスじゃ、生活習慣病になるだろ!ちゃんと、食物繊維やビタミンも摂れ!」


「いや、私やせてるんですけど!関係ないんですけど!」


「太っている奴だけが不健康だと思うなよ!」


「うるさい!自分だけ健康でいればいいじゃん!」


やいのやいの・・・



「お客様、他の人の迷惑になるのでおやめください。」


・・・あらら。って、保護責任者の私!ボーっとしちゃまずい!


あっ、すみませんうちの子達が・・・。







「「誰が作者の子だ!」」



わぁ~、実体ないから、超スカスカ。













「ごめんなさい♪オレの友達なんです。注意しておくので、今回は見逃してくれません?ねっ♪」


宿の方の手を取り、謝る曲男。


「は、はい。」


おい!宿の方が落ちてしまうぞ!何をやっているんだ!





「さすがは、世界のヒーローのオレ♪」


って、いたのか曲男!に・・・(誰だっけ?)


迫持せりもちです。うちの曲男がすみません。これからもお世話になるって、こいつが。」




えっ、嘘。曲男入れるの?


*んー。なんかよく分かんないうちに、一緒に来ることに決まってた。


えー。まぁ、貴重な戦力だけどさー。ちょっと人間性がさー。


「当たり前じゃん。オレ、世界のヒーローだよ♪」



よし、燐無さん。こちらの千切りキャベツどうぞ。


「無理。」


じゃあ、このドレッシングをかけます。はい。


「・・・。」


好き嫌いの多い作者さんが言ってるんだ。


「・・・いただきます。」


どうだ。


「・・・うまい。・・・おいしい。えっ、何これ。むっちゃおいしい!」


「こいつ、千切りキャベツにがっついてるぞ。どういう原理だ、作者。」


濃いめが好きには、濃くともさっぱりのこのあえるだけのドレッシングをかける!すると・・・


「ごま油と焦がしねぎの香ばしさに加え、この風味豊かな塩だれ!これは食べ始めたら止まれない!」


という様になるのです。(実話) 


「ふむ。53kcalか。」


「おかわり!」


「何か、時間掛かりそうだね・・・。」


「それな♪ていうか、さっきのオレの世界のヒーロー発言シカトって、どういうk」














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