第2-4話:少女のマイ文具

ー10分後ー

「いやお前、どうやったら服からそんな大量のボールペンが出てくるんだよ。」


「生きてたら自然とこうなるよ。」


「俺は生まれて17年ちょいだが全然だぞ。」


またけんかっぽいので王様、今のうちに。


「おけ。で、これムズいんじゃけど。」


ファイトー、イッ○ーツ!


ーまた10分後ー


「多分、サラサクリップだとは思うんじゃがの。あまりにも、多すぎる。」


そこを何とかしなさいよ〜。


「この作者、面倒だな。」


何か言った?


「何のことだ?」


「これか!」


えっ?マイ文具見つかった?


「多分・・・。」


急に自信なくすのやめて・・・。


「多分、このブルーブラックじゃと思う。」


「あっ、これ私のお気に入りの色じゃん!」


てことは、正解じゃない?


「うぉっしゃー!」


ということで、賞金は者男の貯金をどうぞー。


「はっ?ふざけるな。」


ん?えっとー、0が8つ?億!?


「俺の投資で増えた金を王様にあげるな!」


あーなるほど。投資ですか。やり方教えてほしい。


「何を企んでいるか知らんが、断る。」


いや、そこを何とか〜。


「無理だ。」


「・・・もう眠いんですけど。」


「そうじゃな。と言いたいんじゃが、まだ夜ではないんでの。」


えっ、今何時なの?


「15時。」


うそ。お腹空いてきた。グリッシーニプリーズ。


「あ、これ私のなんで。ダメってことくらい分かりますよね。」


急に敬語とか壊れましたな。


「こうなったら〜、王様必殺!早送り〜!」


それ、私の仕事なんで。


パチン(指パッチン出来ないんですよね。こう見えて。)

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