第2-3話:こんにちは。作者です。

グリッシーニ。(デクレシェンド)


・・・てか、あれ?何で聞こえてんの?


「聞こえるもんは聞こえる。それだけじゃ。」


ちょっと待って。聞こえる人、手挙げて!


すっ・・・。


信じられん。ちなみに、どこから?


「通行人Aのくだりから。」


Oh!というか、これからも付いて行っていいですか?


「No!」


Oh!


「別にいいんじゃない?グリッシーニ好きに悪い人はいないし。」


あぁ〜燐無さん。ありがと〜う。


「しょうがないな・・・。」


わ〜、者男まで。


「というか、何で俺は呼び捨てで、あいつはさん付けなんだよ。」


何となくですけど。(どやっ。)


「何が『どやっ。』だよ。」


括弧まで聞こえてんの!?(そういえば、操作できるんだった。)


「聞こうとして聞いてんじゃない。聞こえるもんは聞こえる。それだけじゃ。」


その無限ループ台詞を吐いている王様〜。


「んじゃ?」


単に気になったんだけど、燐無さんのマイ文具って何ぞや?


「えぇ〜?何だろう?」


あ、本人も知らないパターン。ということで、ステーショナリー王族パワーの出番です!


「ともかく、今あるボールペンを全て出してくれんか。」


「はいよー。」

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