第1楽章:いこうよ消しゴム自治国

前半戦

第4-1話:準備&出発式

「うん。しつじさん。メモクラッカーとコピックグリッシーニを各25袋ずつお願いね。」


「はい。」


 サクサクフードね。そんなにいる?(私は欲しいけど。)


「お前、どこ行くつもりだ。」


 ・・・覚えてないパターンか。


「私が『勝ったら、君に付いて行くから。』つったら、『変なルールつくるな。俺が勝つからいいが。』って言ってたじゃん。」


「何のことだ。」


 まぁ、いいでしょ。燐無さんったら付いて行っちゃいなよー。


「邪魔しない自信しかないなら、付いて来い。」


「そうじゃ、者男くん。この国は関税ナッシングじゃ。」


「知っている。」


 というか、君達どこ行くの?


「の?」


「消しゴム自治国、MONO区にある自宅だ。」


 ・・・なる。


「燐無様、メモクラッカーとコピックグリッシーニ、各25袋ずつ用意できました。」


 お、しつじさんが現れた。どうする?


「うわぁ〜!ありがとう。しつじさん、じゃあこれはこっちで・・・。う〜ん・・・。」


 燐無さんは感謝した。そして悩んだ。


「何に悩んでいるのですか?」


 と、しつじ問ふ。


「それが、どっちを先に食べ始めようかなぁ?って。」


「左様でございますか。では、ご自分の好きな方を後に食べたらどうでしょうか。」


おぉ。いいね。その提案さすがしつじ。(こんなん誰でも出来るわ。)


「じゃ、グリッシーニを後で食ーべよ。」


やっぱ、そう来るよね。信じてたよ、グリッシーニ教の作者は。


「私の見た通りですね。では、予備で持っていたグリッシーニをおまけとして差し上げますね。」


「えぇ~いいの!?」


何このしつじさん、磨きもの!?掘り出しもの!?


「覚えとらん。」


いや、覚えとらんのんかーい!(何かこのツッコミの仕方、はじめてかも・・・。)


「実はこのグリッシーニ、星3の岩塩を使用しております。」


おぉ~。やっぱりしつじ最高!


「そんなに褒めないでください・・・。」


ちょっと赤らんでるのかわいい。


「ほら、作者ども。そろそろ行くぞ。」


「はいよー。って、『ども』とは何よ!やっぱ、刺されたいんだねー!」


はいはい。愉快ですね。では、消しゴム自治国へ行くとして。


「お前、そこにあるもの全て詰めとけ。」


「誰も通行人の命令なんか聞かないよーだ!」


わにゃわにゃ・・・


じゃあ、そこらへんが騒いでるうちに、もう一人の作者さんにでも、お話してもらおっと言うことなので、おねがーい。


*こんにちはー。作者の友達の作者です。

 主に物語をかいてる作者を『主な作者』、この作者を『サブ作者』とよんでく

 ださい。

 チョコレートが大好きです。出番がほぼなくてかなしんでます。

 他になに話せばいいかな・・・吹奏楽でファゴットしています。練習中です。

 えー、では!サブ作者の自己紹介(?)はこのくらいにして、お話に戻ります。

 主な作者さーん、出番だよー。


へいへ~い。じゃあ燐無さんも準備OKらしいので、出発しましょ。者男案内よろしく。


「サブ作者の方が態度良さそうだな。」


おい。者男。


「う~ん、確かに。サブ作者さんの方が平和そう。」


「平和で健全確定だよな。」


・・・君たち、後悔しても知らないよ。


*知らないよー。


やっぱ、サブ作者かわいー。


「お主ら・・・。こんな健全な場所で堂々と。」


んなこと言うな。


「行くぞ。」


と者男が燐無さんを引っぱってく。


「うわぁ~。た~す~け~てぇ~。」


むっちゃ、棒読みな機械音声っぽい声出すね。


「「いってら~!/いってらっしゃいませ。」」


挨拶ありがとー。それでは、いってきます!

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