第28話 ~乱戦其の参~

「明日は総力戦になる、数で劣る俺達だが個々の戦力はこちらが上だと自負してある」

竹内が言った。


「敵は強いのか?」

井森が聞いてきた。

「敵は青龍連合せいりゅうれんごうという族2つが手を結んだチームだ。偵察隊によると仲良しチームだという。数でいけば負けてるだろうが武闘派の悪魔サタンの敵では無いと思う」

竹内が言った。


「敵は何が狙いなんだ?」

石川が問うた。すると竹内が答える。


「お前達がそうであったように横浜の族は日本でのシンボルみたいなもんだ。この街を抑えれたら日本一の族を名乗る事が出来る。幸い向こうには黒鴉ブラッククロウ悪魔サタンが来る事を知らないという事だ。数で圧倒するつもりなんだろう」


「なるほどな。俺達がこの街を狙った理由と同じってわけか」

井森がそう言った。


「昔この街には4つの族があった。均等を保ってたが誰かさんのおかげで族が2つになった。手を取りやすくなったわけだ。こうして黒鴉ブラッククロウ悪魔サタンも参戦してくれることとなり感謝している」

竹内が俺を見てニヤリとする。


「尾崎さんの頼みとあれば断れないしな」

石川が言った。


「尾崎さんが止めてくれなかったら神埼さんに殺されてましたよ。その神埼さんを従えるほど尾崎さんは強いんですね」

井森が言う。


「まぁ結果的にそうなるかな。俺は素人相手に誰にも負ける気はしねえ」

俺がそう言った。続けて俺はこう言った。


「明日は誰一人として竹内さんに近づけさせるな。俺は女連れで行くから守ってやる事はできない」


「ほぅ、女連れとは余裕ですね」

井森がそう言った。続けて俺が言う。


「うちのレディースの頭がどうしてもこの戦いを見届けたいと言ってきかなかったもんでね。まぁ女は俺が守るから、竹内さんをよろしく頼むぞ」


「任せて下さいよ。仲良しチームなんぞに負ける気はしません」

柏が言った。


「神鬼没だって仲良しチームじゃねえか」

俺がつっこんだ。


「元は武闘派ですよ。喧嘩には自信があります」

柏は言った。そして俺が続くように言った。


「そのわりには黒鴉ブラッククロウ戦でも悪魔サタン戦でもボコボコだったじゃないか」

柏が言い訳をする。


「相手が複数人いてそこそこ強かったからですよ」


「兵隊にやられるのが総長だとは信じられんな」

井森がそう言った。


「なんだと? やんのかゴルァ!」

柏が井森に喧嘩を売った。


「ま~待て。今は争ってる時じゃない。タイマンなら戦争が終わった後ゆっくりやればいい」

俺は柏と井森をなだめた。


「申し訳ありません。ついカッとなったもんで」

柏は俺に謝ってきた。


「それにしても竹内さんとやらは強いな。悪魔サタンの兵隊を一瞬で蹴散らして」

井森が言った。


「俺らも竹内さんにやられましたよ」

石川が言った。


「強さがないと600人を越える人数を纏める総長はできないからな。族で総長は最強でなければいけない」

竹内が言う。


「神鬼没とか言ったな、そっちの頭は誰だい?」

井森が言った。


「表面上では柏にやらせてるが保険で俺がいる」

俺はそう言った。


「尾崎さんが頭じゃ勝てねえな。まして神崎さんも従えてるのに」

井森が言った。


「俺も神崎さんにボコボコにされたよ。さらにその上がいるとなるとスゲー強さの族だな」

石川が言う。


「俺1人でもザコ50人位は相手できるぜ。拳が持てばの話だがな」

神埼が言う。


「神崎さんなら本当に50人位蹴散らしそうだな」

井森が言った。


「とにかく明日はよろしく頼んだぞ。お前達の応援が無ければ勝てないからな」

竹内が言った。


「任せろ。明日のMVPは俺だ」

井森が言った。


「そんな事言って簡単に倒されるんじゃねえぞ。相手だって総長だ。そこそこ強いだろうからな。まぁ2人相手でも俺なら負けないがな」

神埼がそう言い放った。


「神埼の言うとおりだ。腐っても相手は総長だ、油断するんじゃないぞ」

俺は井森にそう言った。


「明日は何時に集まればいい?」

石川が竹内に尋ねる。


「明日この埠頭に20時に集合してくれ。渡したいものもあるしな」


「わかった20時めがけて来るよ」

石川がそう言った。


「俺等も20時には来るよ」

井森が言った。


「おう、頼んだぞ」

俺がそう言うと井森と石川は頷いた。


「じゃあ今日はこの辺で解散にしとくか。明日はよろしく頼むぞ」

竹内が言った。

柏が神鬼没メンバーを集め引き上げると伝えていた。


「じゃあみんなまた明日な」

俺はそういって柏とその場を離れようとした。


「また帰り公園に寄るんだろ?」

神埼が聞いてきた。


「あぁ」

俺はそう答えた。


「じゃあ先に行ってるわ」

そういって神埼はジェイソンに跨りエンジンをかけた。


「また後でな」

そう言って神埼を見送った。


「よし帰るぞ」

俺は柏にそう言った。


「ハイ!戻りましょう」

そうして神鬼没のメンバーに公園に戻ると伝えに行った。


「うちらも明日20時に来るからよろしくな」

俺は竹内にそう伝えた。

そしてリンカーンマークVの助手席に乗り込んだ。



「なぁ、神鬼没には何時に集合かける気だ?」

俺は柏にそう聞くと柏が答えた。


「そうですね。19時に公園に集合かけさせます。尾崎さんの家には18時45分頃行くので準備しといて下さい」


「おぅわかった。準備しとくよ」

そうしてしばらく雑談して公園に着いた。

柏に缶コーヒーを買ってこさせるとブランコに向かった。

すると綾が嬉しそうに近づいてくる。


「あたし明日行くってみんなに伝えてくれた?」


「あぁ。各族長にも伝えたよ。でも守りきれるかわからねえぞ。竹内の方も見なきゃだし」


「あたしなら平気。並みの男に負ける気なんてしないわ」


「自分の身は自分で守れよ」


「わかったわ。真吾の邪魔にならないようにしておく」

すると神埼が近づいてきた。


「遅かったですね。2人きりの所悪いですが、明日井森とかいうに奴総長が討伐の予定ですがいいんですか? 俺1人でもできるぜ?」


「せっかく名乗りを上げてくれたんだからまぁいいじゃねえか。総長の元まで辿り着けるかどうかはわからんがな」


「総長の元まで辿り着けなかったらそれだけの男でしかなかったということだ」


「ねぇ何の話?」


悪魔サタンの総長が相手の総長とやりあうっていっててな。その話だ」


「最悪俺1人でも頭取りますよ」


「あぁ、頼むわ。でも殺そうとするなよ」


「わかりました。失礼します」


「神埼君がいたら相手の頭なんて楽勝で獲れるんじゃないの?」


「そう思うが悪魔サタンの総長もやる気でな。困ったもんだ」


「相手の総長は2人いるんでしょ?1人に1人当てればいいじゃん」


「理論上はそうだが実戦となるとそうはいかない。親衛隊を抜けないといけないんだよ」


「神崎君なら余裕そうね。悪魔サタンの総長はどのくらいの強さかわからないけど」


「総長討伐に立候補するくらいだ。喧嘩には自信があるのだろうな」


「そこそこの自信はあるのね」


「そういうことだ。綾も神鬼没の輪に入ってこいよ」


「うん。じゃあね真吾。今度デートしてね」


ん~?裕子にも似たような事いわれたような。

相手1人に1人ぶつけるか~同等かそれ以上の強さならそれでもいいんだけどな。

一応相手も総長だしそこそこ強いだろう。

井森も一応総長だが神崎にボコボコにされてたから強さは未知数だな。

柏よりは明らかに強いだろうなあ。

バトルロワイヤルやれば楽しいそうだ。

そんな事を思っていた。

ブランコでしばらく揺れてボーッとコーヒーを飲んでたら柏が来た。


「お待たせしました。帰りましょう」


「おぅ。もういいのか?」


「今日はもう遅いですし」


「じゃあ送ってもらおうかな」


「ハイ!」

そしてリンカーンマークVの助手席に乗り込む。


「明日18時45分に向かえいくんでお願いしますよ」


「あぁ。わかってるって。ちゃんと準備しておくから」

そうして少し雑談をして家に着いた。


「じゃあ明日よろしくお願いします」

そういってV8サウンドを鳴らし柏は帰っていった。

原と真也が来る。そんな気がした。

俺はシャワーに入るとパジャマに着替えた。

するとちょうど原と真也が来た。


「真吾もう寝る準備かよ~少し話そうぜ」

真也がそう言った。


「話す事なんて特にねえぞ。明日頑張れやって事くらいかな~」


「もちろん明日は頑張るけど、総長の集まりで何話してたの?」

原が聞いてきた。


「そんなたいそうな話じゃないよ。明日の作戦会議と集合時間報告くらいだ」


「ふ~ん。頭は神埼さんって人が倒すんでしょ?」

真也が聞いてきた。


「頭は神埼と悪魔サタンの総長2人で倒しにいく事になった。相手の総長も2人だしな」


「相手の総長が2人?そんなの聞いてないぞ」

真也が言ってきた。


「だって話してねえもん。知ってるのはごく一部じゃないかな。今回の相手は族が2つ手を結んだ連合だ。だから総長が2人いる」


「なるほど。だから総長が2人か」

原は納得したようだった。


「今回は相手も多い。原、真也、気を抜くなよ。多分混戦になる」


「数が多いのは聞いてるよ。1500人位くるんだろ? 1人5~6人相手すりゃ問題ないさ。総長から聞いたけどそんな強くない族なんだろ?それなら勝機はある」

真也がそう言った。


「今の神鬼没も皇帝エンペラーも武闘派じゃないだろ? そこそこの勝負になると思うぞ」


「そういえば最近攻められてきたきた時以外喧嘩してないな」

真也がそう言った。


「平和ボケしてると弱くなるぞ。っても毎週戦争してるわけだからな」


「たしかに身内では喧嘩しない仲良しグループだからなあ」

原が言った。


「この戦争が終わったら神鬼没内でバトルロワイヤルやろうと思うんだ。喧嘩でストレス発散になるし誰がどのくらい強いかわかって面白そうだろ?」


皇帝エンペラーでもそんなイベントやってくれないかな~」

真也は真面目にそう言った。


「ガチンコのバトルイベントなんて楽しそうじゃん。その時は神鬼没の所行って参戦しようかな」

原も続けてそう言った。


「神鬼没と皇帝エンペラー合同で出来たら面白いと思わないか?」

俺がそういうと真也が答えた。


「総長がそんな事許すはずないよ。なるべくモメ事は避けるように言われてるんだ」


「イベントだよイベント。ガチで喧嘩するわけじゃない」


「そりゃそうだけどさ」

真也が言った。


「今度皇帝エンペラーの総長に話つけてやるよ。絶対楽しいイベントになるって」


「そしたら俺も参加したいな」

原が言った。


「俺も参加してみてーよ。どれだけ自分が強いのか試してみたいし」

真也もそう言った。


「じゃあ竹内に今度会ったらそう伝えておくわ。今日はもう遅いから帰れ」

そういって原と真也を追い出した。

バトルロワイヤルか。楽しくなってきたぞ。勝った奴には褒美をやらないとな。何がいいかな~。竹内か俺への挑戦権とかがいいのかなぁ。そんな事を思いつつベッドに入った。


そして朝がきた。

時計を見るともう10時だ。よく寝た。

ジムでも行ってちょっと体をほぐしてくるか。

そう思ったら窓の外から聞いた事のあるバイクの音が聞こえた。

外に出ると綾がいた。


「おはよう。こんな時間までパジャマって事はずっと寝てたの?」


「昨日は夜中に原と真也が来てね、ちょっと喋ってた。何か用か?」


「真吾の顔が見たくなっちゃって来ちゃった」


「俺はジムに行くから留守にするぞ」


「じゃああたしもジムに行く。たまには思い切り体動かさないとね」


「準備するから中入って待ってろよ」


そうして俺は顔を洗い、歯を磨いて、髪をセットしてパジャマからスウェットに着替えた。


「よし、行くか」

そういって綾を外に連れ出した。

綾のバイクのケツに乗りジムまで連れて来てもらった。


「ちわーっす」


「おぅ、尾崎か。また今日も女連れか?」


「そうなんですよ。コーチの暇潰しには丁度いいと思いまして」


「こうみえて俺もそんなにヒマじゃないんだがな」


「いえ、いつもヒマそうに見えます」


「お嬢ちゃん奥で着替えしておいで」

そういうと綾は奥の更衣室に着替えをしに行った。


「俺は自主練してますんで綾の事よろしく頼みます」


「今他の女の子も珍しく来ててな。ダイエット目的で来てるからボクシングの初歩を教えてやってるところだ」


「自分で珍しくって変じゃないですか?」

俺はニヤリと笑った。


「お嬢ちゃんと合同練習になるけどそれで構わないな?」


「それはコーチにお任せします。じゃあ俺はこれで」

そして軽く準備運動をした。

綾と他の女の子がコーチに習ってボクシングの基礎を教えている。

まずは体力作りからだろう。

俺ももっと体力つけなきゃな。

そう思いサンドバッグへと打ち込みを開始した。

すると上川が近づいてきた。


「今日も熱心だね。高校卒業したらプロになるのかい?」


「いえ、高校卒業したら大学に行きます。ボクシングはあくまで趣味で続けようと思ってます」


「尾崎君メチャクチャ強いんだからプロの道もいいと思うよ」


「日本チャンプくらいならなれるかもしれませんが世界には強い奴等が沢山居ます。世界で1番強いとは思ってないんで」


「世界を見据えてやってるのか。俺は今のことしか考えてなかったよ」


「どうせやるなら世界一じゃないですか上川さん頑張って下さい。プロの道を選んだんですから。ライト級なら日本人でもチャンプになれると思いますよ。さすがにミドル級じゃ世界には通用しないと思うので。今のミドル級チャンプの竹原さんにも勝てる気がしないので」


「現実的なんだね。夢とかあるの?」


「平凡な人生送れればいいと思ってます。いい大学出て、そこそこの有名企業に就職して結婚して子供作って。そんな当たり前みたいな事が俺の夢です」


「男なら1度はチャレンジしてみるのも悪くないんじゃない?」


「世の中の厳しさを知ってるつもりですから」

前世で俺はプロのライセンスを取り外国人選手と戦った。結果一方的に負けたのだ。あの悔しさは忘れない。そしてそれがきっかけでボクシングを趣味とし会社員としての生活を取る事にしたのだ。結婚はできなかったけどね。


「プロは目指すんだろ?」


「プロライセンス位は取りたいと思います。イケるようならいきますし。でも駄目でしょうね。世界には強い奴等がゴロゴロいますから」


「日本人のミドル級で世界を獲るのは難しいかもね。でも頑張って」


「ハイ」

そしてまたサンドバッグに打ち込みを開始した。

隣のサンドバッグで上川が打ち込みをしている。

するとコーチがやってきた。


「お嬢ちゃんとうちに来てる女の子でスパーリングをやる事になったんだが見るか?」


「それは面白そうですね。是非」

相手の女の子は細いが必要な筋肉はついていた。綾も喧嘩は自信あるといってたが手だけしか使わないボクシングなのだとどうだろう? 予想がつかない。

そしてプロテクターを着けた両者リングの中央に行き、試合開始のゴングが鳴った。

相手の女の子が一方的に攻めてるように見えるが綾はパンチを貰う事なく受け流していた。


そしてそのまま4R目に入った。

相手の女の子の体力が尽きたのか動きが鈍くなっている。綾の方はまだまだ体力に余裕がありそうだ。

そして綾がラッシュを決めにかかる。すると相手の女の子は倒れた。

そして起き上がってきてまた綾に攻撃を始める。綾は攻撃を見切り的確にパンチを当てていく。

そして6R目綾がまたもラッシュを仕掛ける。


すると相手の女の子はまたしても倒れた。

そして試合終了のゴングが鳴った。

これは綾の勝ちでいいだろう。


「いいもん観れましたコーチ」

そういうと俺はその場から離れた。

するとプロテクターを外した綾が近づいてくる。


「どう? あたしの試合みてくれた? 勝ちだよね?」

「判定勝ちってところだな。俺なら確実にTKOで仕留めるけど。よくやった」

そして綾の頭をポンポンと軽く叩いた。

「そろそろお昼にしよ」


「もうそんな時間か。じゃあ喫茶店でも行くか」

そして近所の喫茶店に向かった。


「あたしの試合観てたでしょ? 相手の体力を削って一気に仕留めるつもだったんだけどあの子意外としぶとくてね。一緒に練習してたときはそんなに強そうには見えなかったんだけど」


「ボクシングは手しか使っちゃいけないからな。喧嘩なら綾が圧勝かもしれないがボクシングはスポーツだ」


「手しか使っちゃいけないってのが難しいわね」

そして喫茶店へ着くとテーブルにつきオムライスを頼んだ。


「ここのお店のオムライス美味しいね」


「コーチのオススメなんだ。俺も結構気に入っててね」

そしてしばらく雑談してるとオムライスが運ばれてきた。

無心で食べてるとあっという間に食べきった。

食後のコーヒーを待ってる間、ちょっと気になる事を聞いてみた。


「高橋との関係はどうだ? 良好か?」


「まぁ学校ではよく話すけどね。プライベートで高橋はずっと走りに行ってるのよ」


「今度俺からもしっかり言い聞かせようか?」


「今のままの関係の方が気軽でいいわ。束縛されたくないし」


「綾がそれでいいならいいんだけどね」


「こうして真吾にも自由に会いに来れるし」


「綾は来年卒業したら何するつもりだ?」


「もう就職は決まってるの。パパの会社に入る事になってる。でも族は20歳まで続けるつもりよ真吾もいるでしょう?」


「俺は正直族には関わり合いたくない。平凡な人生を歩んで生きたいよ。ま~俺が卒業するのにあと2年半以上はあるからな」


「真吾は卒業したらどうするの?」


「俺は東京の大学に進学して一流の会社に入るさ。そして平凡なサラリーマン生活を送りたい」


「真吾って成績はいいの?」


「ブッチギリで学年ナンバーワンだよ」


「そうか~真吾頭もいいんだ」


転生前の記憶が残ってるだけだけどね。

今度の人生は国家公務員目指すのも有りかな~とかちょっと思ってたりもする。

食後のコーヒーを飲みながら将来について話す。

それはありふれた日常。何のこともない漠然とした将来について不安を抱えてる面もあった。

しかし綾はもう就職先が決まっている。何も心配する事は無いだろう。



そうして日常が過ぎていく事となる。



Coming Soon!!

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