第二十七話 後方支援の日々

 皇帝陛下が出征なされたとはいえ、帝都にはほとんど変わりがありませんでした。


 かなりの人数が兵士として動員されていますし、軍隊へ物資が送られているせいで相変わらず帝都の物価は高騰していましたけど、百万人と言われる帝都ですから人は相変わらず多いですし、物価に不満な市民が暴動を起こすような事もなく、帝都はいたって平穏でしたね。


 なにしろ戦場は遥か彼方ですし、帝国は巨大です。帝国東部では西征の事すら知らない者も多かったのではないでしょうか。


 そんなですから、私の皇妃としての業務は平時とほとんど変わりありません。午前中は内廷で大臣達の接見、午後からは外廷で謁見と接見です。むしろ帝都の物価高騰や人手不足に対応しなければなりませんから、普通に大忙しでした。


 それなのに、加えて戦争関連の業務がこの上にドカンと上乗せされるわけですよ。なんという事でしょう。


 何度も言います通り、遠征軍というのは人口十万人の都市がゾロゾロ移動しているのと同じ事です。帝国にもあまりない規模の都市が移動しているのです。この移動都市を維持するには物資が必要でした。


 食べ物飲み物、衣服、そして住居。それに加えてこの移動都市は戦争に行くわけですから、戦う道具が必要です。剣、槍、鉄砲、大砲、鎧兜。


 これを帝都から運ばなければならないのです。運ぶには馬が要ります。牛が要ります。人がいるのです。


 この辺の手配が全て私に任されたのですよ!


 ……もちろん、本当に任されたのは私ではありません。軍官僚やその他の官僚達。食糧管理や武具調達を担当する大臣もちゃんといますから、本来は彼らの仕事なのです。


 しかしその最終承認をするのは私なわけですよ。私は何も知らず、分からずにやたらとサインをして印を押すのが嫌いです。納得が行く説明を受けて、私が理解出来てからでなければサインなどしたくはありません。


 そういう性格ですから、私の前には途方も無い処理待ちの書類が山を成す事になってしまいました。さすがの私も引きましたね。


 そして意を決して取り掛かってみると、これが現場の混乱を表しているのでしょうか、同じ要請が重複していたり、用意した物資の輸送の手配がしていなかったり、あるいは商人と結託した役人が途方も無い価格で物資を購入しようとしていたりするわけです。


 これでは適当にサインなど出来よう筈もありません。私は大臣と主だった官僚達を怒鳴り付け、私に上げる前に書類を精査しなさいと命じました。しかし、それでも私の所に届いてくる案件は混乱したままだったのです。いつもはこんな事は無いのに。


 どうしたのかと調べてみると、簡単な事が分かりました。つまり、帝国には遠征軍の補給を統括する部門がなかったのです。


 どういうことかと言いますと、遠征軍からの補給の要請はまず軍官僚のところに届きます。そこから軍の官僚が発注を掛ける訳ですけど、その際に食糧なら農業を管轄する官僚部門に発注をします。すると、この農業担当の部門が実際に食糧を調達出来れば良いのですが(この場合は租税で納められた農作物や飢饉や災害時のために貯蔵している穀物などから出す事になります)、大概はそうでは無く商人から買い付ける事で対応します。


 他の物資も同じです。軍官僚は担当の部門に要請を出し、その部門が買い付けを行って、それを軍官僚に引き渡します。軍官僚はそれを今度は輸送の部門に依頼を出して、それを前線まで運んでもらうのです。この際の馬や牛や人の手配も輸送部門任せです。


 なんでそんな迂遠な事を? と思うのですが、これは部門ごとの縄張りの意識問題なのでした。部門を飛び越えて勝手に物資を発注をすると、それは縄張りを侵す行為だとして担当部門から激烈な抗議を受けてしまうらしいのです。


 このため、補給の手続きや手配には時間が掛かり、じれた遠征軍からは重ねて補給の要請が届いたりして、物資が二重に発注されるような事が起こる訳ですね。


 これでは無駄は多いですし、官僚や現場の役人が商人と癒着する原因にもなります。事務手続きも増えて私の業務も増える一方になってしまいます。


 考えた私は補給を統括する専門の部署を、私(正確には皇帝陛下)の直属機関として新たに立ち上げる事にしました。「軍需省」と名付けたここに、様々な部署の官僚を集めた上で、私は遠征軍に関わる物資や人員の調達を任せました。そしてそれに関する事では他の部門の権限を超越するとしたのです。


 これによって補給に関わる手配や手続きは一本化され、非効率な事は激減しました。もちろん、物凄く多くの反対意見はありましたが、実際問題、平時の仕事に加えて遠征軍の補給関係の業務まで振られて、大臣も官僚も役人も疲弊していましたから、業務の効率化は結局しぶしぶ受け入れられたのです。


 この過程で私は大臣達の力関係で部署の権限が変動する現在の官僚組織の非効率さに気が付き、組織の改変と効率化に乗り出す事になるのですがそれはまだ後の話になりますね。


  ◇◇◇


 軍需物資は帝国国内で調達するものもあれば、他国から輸入する場合もありました。


 特に銃火器やそれに使う火薬は、海の向こうの工業国から輸入する事が多かったのです。その方が性能も良くて安かったですから。


 戦争ともなればそれらの需要は跳ね上がりますから、貿易商人たちはこの商機を逃がさんとばかりに、大量の物資を載せて帝都の港に押し寄せてきていました。


 貿易商人達はしきりに私に贈り物をして歓心を買おうとしてきました。伝手を辿って接見を申し込んできては、高価な品を惜しげもなく贈呈して便宜を求めてくるのです。


 こちらの方も彼らの持ち込んでくる武器弾薬は必要でしたので、彼らを疎かには扱えません。喜んで贈り物を受けて、接待をして、物資の購入を約束した上で更なる協力を要請しましたよ。


 私が彼らを積極的に接見したのには物資の確保以外にも、情報収集の意図がありました。商人は独自の情報網を持っていますし、海上商人は驚くほど遠くの場所の情報を持っています。


 アルタクス様の西征に対して西方世界はどのように動いているのか、それを知りたかったのです。帝国の当面の敵は神聖帝国ですけど、神聖帝国の西方や北方、更に海を超えた所にも強大な王国があります。


 これらが帝国の西征に対してどう動くのか、把握しておく必要がありました。これらの国が大同団結して帝国に立ち向かって来るとなると一大事です。いかな帝国でも苦しい戦いを強いられる事になるでしょう。


 また、西征の隙を突いて妄動する国がないかどうかにも目を光らせておく必要がありました。帝国の東や南、そして海を超えた先にも帝国の敵はいます。西征で軍のほとんどが不在となっている帝国から、この隙に領土を盗もうと企む国があってもおかしくはありません。


 もっとも、商人達から情報を集めた感じでは、大きな問題は起こっていないようでした。


 心配していた神聖帝国とそれ以外の大国の同盟ですが、実は神聖帝国とその西方のの大国はここ数年対立を深めていたそうです。


 帝国の西征が明らかになって神聖帝国皇帝が「西方世界の危機」を訴えて援軍を要請しても、各国の反応は極めて鈍かったそうですね。西方でも軍需物資の需要が上がると考えて売り込みに行った商人達が残念そうにそう話していました。


 ですからアルタクス様の進む先に大同団結した西方連合軍が待ち受けている可能性は低くなりました。もちろん、相手がどんな大軍であってもアルタクス様率いる帝国軍が負ける筈はありませんけどね。


 その他の東方や海の向こうでも動きは無いという事で、私は胸を撫で下ろしました。アルタクス様が不在の間、もしも東方や南方に不穏な動きがあったなら、この私が軍事的な決断を下さなければなりません。


 いくらなんでも無理ですよ。私は戦さのことなど一つも分かりませんもの。


 帝国の内部も国境も概ね平穏と言って良い状態のようでした。ですけど、一つだけ気になる噂がございましたね。


 ハウンドール王国にローウィン王国の亡命政権がある、という話でした。


 お父様はローウィン王国の実権を握った際、自分に歯向かう有力貴族を国境の外に叩き出したそうなんですけど、その貴族達がハウンドール王国においてローウィン王国復帰を企んでいるという話なのです。


 先に私とお父様を陥れたのはその連中の方ではありませんか。逆恨みにも程があるというものです。


 ハウンドール王国は元々ローウィン王国と関係の近い国です。王族も貴族もお互いに親戚が多くいますので、国外追放になった者達もそういう親戚の伝手を辿ってハウンドール王国に流れ着いたのでしょう。


 しかしハウンドール王国は今回の西征において中立を私に対して確約していますし、既にローウィン王国が帝国傘下になる事も承認するという書簡もハウンドール国王から届いていました。


 ですから、その亡命政権とやらが何をしようと大した問題にはならないとは思うのですが、少し気になります。


 いえ、気に障ります。なにしろそいつらは私が王都追放になる原因になった連中ではありませんか。図々しくこの世で息をしている事すら許し難いのに、帝国の意思に背こうなんて。


 憤った私は国境にいるハーシェスに使いを送り、その亡命政権とやらを調べさせました。……結果的にその事が、後に功を奏する事になります。


  ◇◇◇


 帝国軍は順調に進撃して、ローウィン王国からその先のルクメンテ王国に侵攻しました。この時点でもう四月に入っています。


 帝国軍の目的地は神聖帝国の帝都ヴィーリンですので、ルクメンテ王国が何も手を出して来なければそのまま領内を通過して見逃しても良かったのですが、ルクメンテ王国は果敢に戦いを挑んできました。


 もちろん、ルクメンテ王国軍だけではとても帝国には敵いませんので、神聖帝国から援軍を呼んだ他、近隣の諸侯領からも軍を募ったようですね。


 帝国と西方世界は宗教が違います。同じ大女神様を信奉するのですが、神の像を飾って礼拝する西方の大女神教に対し、帝国で信奉されている大女神教は偶像を禁止して、代わりに聖地の方向へ日に三度(厳密には五回礼拝するのが望ましいとされる)するのです。


 このため、二つの宗教はお互いを大女神教の異端だと非難し合っているのです。特に西方世界は帝国を「大女神様を汚す異教の国」と非難していまして、大昔は聖地の奪還を目指して連合を組み、大軍勢で帝都に押し寄せてきた事もあるのです。


 その名残で、帝国軍の侵攻に対しては、神聖帝国皇帝が「大女神様のために」と聖戦の宣言を発令して、大女神様と皇帝の名の元に神の戦士を集める、という事が為されます。


 ただ、それが今回は神聖帝国と他の大国の関係悪化で上手くいかないという話でしたね。


 それでも、ルクメンテ王国に味方した西方の軍勢は五万に及んだと言いますから、腐っても神聖帝国というべきなのでしょうね。


 帝国軍と西方軍はアーナロッザという街の近郊で激突しました。帝国軍はローウィン王国に守備兵を残していますので、兵数七万だったといいます。


 もちろん指揮を執るのは皇帝陛下、アルタクス様です。


 両軍は平原で激突し。


 もちろん帝国軍の勝利に終わりました。圧勝だったそうですよ。


 帝国軍の方が数が多かったのも勝因の一つですが、それ以上に帝国軍の強さが圧倒的な勝利の源になったのでしょうね。


 騎士団以外の兵士は動員した農民兵か傭兵である西方の軍隊に対して、帝国軍は近衛軍を中心に鍛え上げられた常備軍を中核にしています。


 それに太守の率いる騎馬軍団も日常的に馬を駆る遊牧の民で、これも戦闘訓練を積んでいます。


 おまけに帝国は西方の国々よりも鉄砲や大砲を大量に装備していまして、この運用にも習熟していました。特に大砲に関しては砲兵を専門的に育成しています。


 この砲兵隊を平原での開戦でアルタクス様は上手く活用したそうです。大砲の轟音で敵の騎士団を幻惑し、大砲を鎖で繋ぐことでそれを柵がわりにして騎士の突進を妨害。そこへ近衛軍団の射撃が襲い掛かり、乱れたところを太守達の率いる騎馬軍団が殲滅する。


 ……まぁ、私にはよく分からないのですけど、どうやらそんな感じで帝国軍は完勝し、敵は多くの死者と物資と捕虜を残して逃げていったそうです。


 アルタクス様は残敵を掃討すると予定を変更してルクメンテ王国の王都を攻撃し、これを十日で陥落させました。おそらくここでヴィーリン攻略の予行練習をしたのではないかと思いますね。


 アルタクス様は王都の略奪を許しましたので、ルクメンテの王都は大変な事になったようです。ただ、遠征の際に兵士たちが戦利品を得るために略奪が許されるのは当然の事です。


 今回の戦争ではローウィン王国内での略奪は厳しく禁じられ、この先のヴィーリンを陥落させても略奪の許可は出ない予定でしたから、略奪を許す機会がここしか無かったのです。ルクメンテ王国はいわば犠牲の生贄に捧げられた形になりました。


 ルクメンテ王国の王は降伏し、アルタクス様は現王を退位させて、皇太子も廃し、代わりにまだ幼い(五歳だそうです)王子を国王の位に付けました。


 ルクメンテ王国は帝国の保護国となり、当面の統治は帝国の代官と、隣国ローウィン王国の摂政である私のお父様が協力して行う事になりました。ローウィン王国としては敵対する王国がなくなり、国境が安全になったのは好材料でしたでしょうね。国境を守備していた帝国軍もルクメンテ王国へと場所を移します。


 帝国軍大勝利の報はアーナロッザの戦いの五日後には帝都に届きました。もちろんこれは早馬とか鳩ですとかを使った速報で、詳しい戦いの状況は二十日後の書簡を抱えた早馬を待たなければなりませんでしたけど。


 帝都はお祭り騒ぎになりました。夜には花火すら打ち上げられ、帝都中で帝国軍とアルタクス様を讃える叫びが上がり、気の早い吟遊詩人が帝国軍がいかに勝利したかという歌を歌ったそうです。


 帝宮内も沸き返りました。私も部下の女官僚や軍官僚と帝国軍の勝利を喜び合ったものです。


 そんな時、私は宰相のムルタージャの訪問を受けました。内廷の私の執務室はほぼハーレムなので、男性の立ち入りは禁じられているのですが、ムルタージャはその禁を犯してやってきたのです。


 余程重要な話があるのでしょう。私は禁を犯した事は咎めずに彼を迎え入れて椅子を勧めました。


 ムルタージャは真剣な目付きでこう言いました。


「皇帝陛下に兵を返すように皇妃様から進言して頂けませんか?」


 ……彼は西征に強く反対していました。出征直前までアルタクス様にも私にも談判を繰り返していた程です。しかし、もう出征はなされていますし、帝国軍は勝ち進んでいます。アルタクス様の宿願であるヴィーリン攻略まであと少しです。


 そんな時にアルタクス様に軍を返せとは言えませんよ。私は言いました。


「宰相の気持ちは分かりますが、無理ですよ。大丈夫です。皇帝陛下は勝ってお帰りになりますから」


 しかし宰相は首を横に振りました。


「陛下がお勝ちになる事は疑っていません。しかし、この戦は勝ってはならぬ戦なのです」


「勝ってはならぬ? そんな戦があるのですか?」


「皇妃様は西方の事情にお詳しいでしょう? 神聖帝国の帝都ヴィーリンはただの都市ではありません。その事はお分かりでしょう?」


 そうですね。ヴィーリンは別名「聖都」とも呼ばれています。なんでも大女神様の使徒が掘った井戸があるとかで、帝国の遥かな南にある大聖地に対して北の聖地として、特に西方の大女神教徒に崇められているのです。


「ヴィーリンはいわば、西方式大女神教の象徴です。そこを東方式大女神教徒の帝国軍が蹂躙したらどうなるでしょう?」


「……プライドが傷付けられる、という事ですか?」


 宰相はコクリと頷きました。


「聖地を汚された西方式大女神教徒は激昂するでしょう。今は啀み合っている各国も、その怒りの元に団結して、ヴィーリン奪還の為に大団結するに違いありません」


 そうなるでしょうね。帝国とて、例えば帝都が陥落するような事があれば、帝国中が怒り狂って復讐戦を挑むに違いありませんもの。


「ですから、勝ってはなりません。ヴィーリンを陥してはならないのです。帝国軍はルクメンテ王国を事実上滅ぼしました。彼の国の豊かな国土はほとんど帝国のものとなりました。ローウィン王国の要害まで手にした帝国は、今後数百年の安全を手に入れたと言って良いでしょう」


 しかしそれもヴィーリンを陥落させてしまうと怪しくなるという事でした。


 ヴィーリンを陥落させれば帝国軍はそこを守らざるを得なくなります。遥かに遠く、周辺を敵に囲まれた街をです。防衛は容易ではないでしょう。そこに復讐心に駆られた西方連合軍が殺到します。


 とても守り切れませんでしょう。帝国軍は撤退するしかないですが、勢い付いた敵は一気にルクメンテ王国まで奪還に掛かるでしょう。帝国軍が負けるとは思いませんが苦しく厳しい戦いを強いられるのは間違いありません。


「今が引き時です。今軍を返してこそ、今回の大勝利を活かす事が出来ます。どうか皇妃様におかれましては、賢明なご判断をお願い致したく……」


 ムルタージャはわざわざ椅子を降りて平伏しました。彼が心から帝国を案じ、私欲なく私にこの提案をしていることが伝わってきます。


 ……しかし。


「宰相。それは無理です」


 平伏したまま動かないムルタージャに私は申し訳ないような心地で言いました。


「今回の西征は皇帝陛下の強い希望によるものです。そして最終目的はヴィーリンの攻略だと陛下ははっきり仰っていました。その完遂が目前に迫ってるのです。それなのに誰が陛下をお止め出来ましょうか」


 おそらく、私が止めても無理ですね。それに、今から書簡を書いても届くのは一ヶ月後くらいになります。その頃には帝国軍はヴィーリンを囲んでいるでしょう。もう間に合わない可能性が高いです。


「……貴方の忠心と忠言は確かに受け取りました。ですけど、ここは陛下が勝利した後に、貴方の言った事が起こらないよう考える事に致しましょう」


 私の言葉にムルタージャは一礼して、そのまま無言で退出していきました。私は納得してくれたとホッと息を吐いたのです。アルタクス様のいない帝都を治めるには彼の協力は不可欠でしたからね。実際、翌日からも彼は私の職務を問題なく支えてくれました。


 ……ムルタージャがこの時納得していなかった事が分かったのは、ずっと後になってからでした。

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