第九話 ヴェアーユとの出会い  アルタクス視点

 私はアルタクスという。


 帝国の偉大なる帝国皇帝モラード二世陛下の息子として、私はハーレムの中で産まれた。モラード二世陛下の子供としては三人目だったそうだ(姉は幼少時に亡くなっている)。


 私の母はあの性格なので、子供の育成にはまったく興味がなく、私は乳母に育てられた。母が私の泣き声がうるさいと騒ぐので、母の私室からは遠く離れた一室に追いやられたくらいだ。


 ハーレムのシャーレは出産経験がない女性ばかりであり、私にお乳をやる事が出来なかった。なので乳母として特別にお乳を出す事が出来る女性(つまり経産婦)がハーレムに迎え入れられた。


 シャレムというその乳母が私の本当の意味での母だった。私はシャレムと世話係に付けられた下働きのシャーレに可愛がられて育った。皇子なのでそれは何不自由なく生活をし、同じように乳母に付けられた兄のサルニージャとハーレムの庭園を走り回って遊んだものだ。


 ちなみに、シャレムは私が七歳の時、私がハーレムを出される時に引き離された。私が成長し、十三歳で成人した後に再会して、献身の礼と愛情への感謝を伝えられたのは何よりだった。彼女は私が二十歳になった頃に亡くなっている。


 七歳でハーレムを出ると宮殿の皇子の部屋に入る。そこで私も兄も厳しい教育を受けた。勉学、神学、そして儀礼や作法、剣術体術、軍事学。厳しい教師から時には体罰さえ受けながら朝から晩までみっちりと教育されるのだ。優しい乳母の元で遊び暮らしたハーレムが懐かしいと、兄とよく嘆いたものだった。


 そうして十三歳になると、今度は一人前の皇子として実務を任される。


 皇子は自分の母をハーレムに献上した有力貴族が岳父として後ろ盾になる。私もラスホイヤという上級貴族の後援を受け、東の国境の街であるマッカラズに太守として赴任した。


 そこで岳父の付けてくれた家臣と共に統治を実地で学ぶのである。もちろん最初は何も分からないが、教えられ、住民からの陳情を受け、自分の足で見て周り、試行錯誤しているうちに段々と分かるようになる。


 十六歳になった頃には家臣の助けを借りながら立派にマッカラズを統治出来るようになっていた。マッカラズは何年も不作に悩んでいたのだが、灌漑工事を私が指導した事によって豊作に転じた。これは父にも褒められたので、功績だと誇っても良いだろう。


 皇子が成人と同時に地方の太守として経験を積まされるのは、皇子には等しく皇位継承権があるからだ。実績を積んで父皇帝に後継者指名される事を目指すのである。


 しかし私には自分が皇帝になる気などなかった。三つ上の兄上は非常に頼りがいのある兄貴であり、幼少時から共に遊んだ仲の良い兄弟であり、勉学や剣術を教わった師匠でもあった。兄上が皇帝になるのは当然であり、私は皇帝になった兄を皇弟として補佐する事を夢見ていた。


 私が十六歳の時、隣国のロンドハンという国がマッカラズの街に攻め寄せてきた。私は軍を率いて応戦し、これを散々に撃ち破った。


 ロンドハン国は強大な騎馬軍団を有する好戦的な国であり、帝国も苦戦する事が多かった国だ。それを若干十六歳で撃退した私は非常に讃えられ、帝都での凱旋式を許されるという栄誉を得たのだった。


 この勝利が私と兄上の皇位継承争いに影を落とすことになる。


 兄上は十五歳の時に、流行病を患い赴任先から帝都に帰っていた。そして体調を気遣われてそのまま帝都で父上の補佐をしていたのだ。


 そこで兄上は才能を発揮し、帝都の衛生状況の改善に大きな実績を残し、他にも新たな街道の整備と宿場の整備で帝国の流通を大きく改善していた。これは父の大臣達も褒め称える大実績であり、これを見れば政治家として兄が優れている事は明らかだった。


 しかし、帝国には尚武の気風がある、言ってしまえば内政よりも戦勝の方を高く評価する傾向があるのだ。特に国境の守りを任されている太守達は、はるかに遠い帝都の内政の実績よりも、外敵を撃破った私の戦勝を尊んだ。


 このため、地方の太守を中心に私を次の皇帝に推す流れが出来てしまった。健康に不安のある兄よりも、全く健康である私の方が皇帝に相応しいという者も多かった。


 私は困ったが、もっと困ったのは父だったようだ。地方の太守は有力な貴族で粗略に扱えるような存在ではない。彼らが強く私を推してきた場合、皇帝である父にも無視は出来ない。なにより兄上が皇帝になっても太守達が従わないような事態になったら大変な事になる。


 そのため、私はマッカラズの太守を務めながら、帝都の帝国軍の統率も次第に任されるようになっていった。帝都の帝国軍は皇帝陛下の剣である。おそらくだがこの頃、父は私の方を皇帝にする意向だったのではないかと思う。


 兄上も私が帝都に帰った時に会うと私に「其方が皇帝になったら私が筆頭大臣をやろう」などと冗談めかして言っていたものだ。とんでもない話で、私は兄にも父にも、自分が兄を差し置いて皇帝になるつもりはないと意思表示していたものだ。


 私が十八歳の時、父が崩御する。卒中による急死であり、帝都はかなり混乱した。私は知らせを受けると急ぎ帝都に帰り、帝国軍を統率。そして帝国軍を率いて兄上に忠誠を示した。


 皇帝位を争う立場である私が、軍を率いて兄上に忠誠を誓った事は混乱を鎮めるのに大きな効果があった。私は私を推す地方の太守達を鎮め、大臣達や将軍達を説得した。


 そうして兄上は無事に皇帝サルニージャ一世陛下になられた。兄上は最後まで「其方が皇帝になるべきだ」と言っていたが、私はどう考えても兄上の方が皇帝に相応しいと思っていたので、強力に運動して兄上を皇帝に押し上げたのだった。


 その結果、私はハーレムに入れられる事になった。


 皇帝の兄弟は、反乱を防ぐためにハーレムに閉じ込められる決まりである。それは知っていたが、兄は私を軍の将軍として遇したい意向であったし、私もそうしたいと思っていたのだ。


 しかし兄の岳父である上級貴族ムルタージャが難色を示したのだ。多くの貴族からの支持を受ける私を野放しにするのは危険だと言って。帝都の中枢にいる上級貴族達も同意見で、兄に強く私を慣例通りにハーレム入りさせるように進言した。


 兄は対応に苦慮した。中央貴族の支持は兄の支持基盤だったから、無視は出来ない。さりとて、私の希望も通したい。


 悩み苦しむ兄上を目にした私は決断し、自分からハーレムに入る事にした。兄上のため、帝国のためにはそれが一番だと思ったからだ。


 こうして私は二十歳になる頃に、生まれ故郷でもある再びハーレムの中に舞い戻ったのである。


  ◇◇◇


 ハーレムの中はとにかく退屈だった。


 私はこれでも皇子として教育を受け、その後は太守としてかなり忙しい時間を過ごしてきたのだった。


 それが何一つやる事のない毎日を送る事になったのだ。それは退屈で当たり前であろう。最初の内はあまりの暇さ加減に頭がおかしくなるかと思った程だ。


 私がかつてハーレムにいた頃に私を可愛がってくれたシャーレは既におらず、宦官の何人かは私を覚えていたものの。皇弟である私に遠慮して近付いては来なかった。私はハーレムの中に話し相手さえ満足に見つける事ができなかったのだ。


 私は意味もなくハーレムの中を歩き回り、宦官の兵士と剣術の訓練をしたり、将棋を指したりした。図書室通いもそういう暇潰しの一つだった。


 何代か前の皇帝陛下と夫人が読書を好んだとの事で、図書室には数百冊の書物が積み上がっていた。私はそれほど書物を好む方ではなかったが、読書ほど暇潰しに最適なものはない。私は時間を潰すためにあえて字引きが必要な難しい本、古典語や神聖語を使用した本を読んだ。


 ヴェアーユと会ったのはその図書室での事であった。


 ある日私が図書室に行くと、黄色いドレスを着たシャーレが図書室で立ったまま本を読んでいた。


 珍しい事もあったものだ。私は軽く驚いた。シャーレに読書を好む者は少ない。というのは、シャーレはほとんど文盲だからである。


 シャーレとして入宮すると、最初の教育機関で一応は読み書きを教わる事になる。しかしながら、教わっても使わなければすぐに忘れてしまう。下働きはほぼ文字を使う機会など無いからすぐに文盲に戻ってしまうのだ。


 それと、書籍というのは古典語で書かれている事が多く、帝国語しか教わっていないシャーレには読む事が出来ない。そのため、シャーレが図書室にいることなどこれまではまずなかった事なのだ。


 興味を惹かれた私は彼女が何を読んでいるのか、後ろに近付いて見てみた。驚いた事にそれは小難しい言い回しが多い古典語の本で、それを見て私は思わず声が出てしまった。


「古典語が読めるのか?」


 驚いたように振り返る彼女。プラチナブロンドの真っ直ぐな髪がフワッと靡いた。緑色の瞳が輝く切れ長の目が大きく見開かれていた。しかし取り乱す事はなく、彼女は優雅に身体を翻すと、私と向き直った。そして遠慮のない視線で私を見上げたのだった。


 これが、我が最愛の女性、ヴェアーユことカロリーネとの出会いだった。


 ヴェアーユ(ハーレム内ではこう呼ぶことにしよう)は隣国であるローウィン王国の高位貴族の生まれだったそうだ。何でも王太子妃に内定していたのに、陥れられて追放されたと言っていた。その話をする時には彼女は歯軋りをして怒っていた。絶対に復讐するのだと息巻いていたものだ。


 それで誘拐されて売られてハーレムに入ったそうで、後見人は私もよく知っているエルムンドだそうだ。切れ者の上級貴族で、私を熱心に支援してくれた男だ。


 図書室に「暇なので」と通っていたヴェアーユは、色々と変わったところのあるシャーレだった。


 まず、流石に隣国の王太子妃候補だったというだけに、非常に教養があり博識だった。なにしろ古典語だけでなく神聖語も読みこなす。神聖語は聖典の文字で、大女神教では帝国式でも王国式でも同じ聖典を使う。聖職者でもなければ貴族でもあまり読める者はいないだろう。


 容姿は非常に美しい。顔立ちが繊細で、肌は白くきめ細やか。白に近い金髪とエメラルド色の瞳は儚さを感じさせるような美貌を形作っていた。細いが流麗な曲線を描く肢体はまだまだまだ少女の雰囲気を醸し出している。


 しかしながら私が受けたこの頃の彼女の印象は、けして良くは無かった。彼女は私の前でほとんど笑わなかったからだ。


 ヴェアーユは愛想が無く、あまり人に対して笑顔を向けない女だった。お付きの下働きの少女にも宦官にも笑い掛けるなどという事はなく、常に無表情に近い顔をしていた。ローウィン王国出身のシャーレは他にも何人もいて、それが全員ヴェアーユのように無愛想な訳ではないから、これは彼女特有のものなのだろう。


 これに高位の貴族女性らしい超然とした振る舞いが加わると、ヴェアーユの態度は相手につっけんどんな印象を与える。私も最初は彼女に嫌われているのかと誤解したものだ。


 後で判明するが、ヴェアーユはやや人見知りで、特に男性を苦手としていた。それに加えて彼女は感情表現も不器用で、素直に感謝の気持ちを表したり、愛情表現をする事が苦手だった。


 反面、怒って興奮すると我を忘れる傾向があり、嫌がらせを受けでもすると「絶対に許しません!」と叫んで徹底的な復讐を試みるのである。そこまで行かなくても何か意見が対立すると、相手が誰であろうとヒステリックに論破しようとするのだった。


 こういう性格のため、ヴェアーユにはシャーレの中に友人がいなかったようだ。そのため自由時間に暇を持て余して図書室に入り浸っていたらしい。


 私は、自由時間も夫人のところに侍っていれば、夫人なり女官仲間なりがお茶に誘ってくれるだろうと言ったのだが、彼女はそもそも親しくない相手とお茶をする事自体が心理的負担なのでやりたくないようだった。


 かなり面倒くさ……、繊細な感性の持ち主であるヴェアーユだったが、図書館で否応なく顔を合わせている内に次第に打ち解けてきた。私が暇なあまり積極的に話し掛けたのが良かったのだろう。仏頂面から次第に笑顔が溢れるようになってきた。


 そうなると私も暇であるし、ヴェアーユも他に相手がいないので、私たちは積極的に会い、会話を楽しむ事になる。ただ、最初の内は私たちはあくまで友人であり、男女の情は絡まない関係だった。


 私は、本来全員が皇帝陛下の所有物であるシャーレを寵愛するつもりはなかったのだ。兄上からはハーレム入りの際、自由にシャーレを寵愛して良い、子供だって産ませて良いと言われていた。しかし、皇弟の私が子供など作ったら面倒な事になるのは目に見えていた。


 それで私はシャーレを遠ざけていたのだが、人見知りのヴェアーユがあまりにも素っ気ない態度であった為に、油断して距離を詰め過ぎてしまったのだ。


 人見知りをしなくなれば、ヴェアーユは美しい少女であり、会話が楽しい賢い女性であり、感情の起伏が大きくて見ていると面白い人間だった。ちょっと揶揄うとカッとなって怒るところなどを楽しんでいる内に、私はすっかりヴェアーユの事が気に入ってしまった。


 相変わらずヴェアーユには私を男性として意識したような態度は無かったが、私の方はだんだん彼女を女性として意識し始めていた。彼女はシャーレであり、兄上の目に留まる可能性がある高位の女官であったから抵抗はあったものの、私は彼女に惹かれ、彼女が欲しいと思うようになっていた。


 宦官でも使いに出して、兄上にヴェアーユを下賜して欲しいと願い出ようかと思い始めた。その矢先。ヴェアーユが「皇帝陛下に頂きました」と指輪を見せてきたのである。


 宝石を与えるというのは寵愛の証である。私は兄上に先にヴェアーユ手を付けられたのかと思って青くなった。


 しかしヴェアーユの話では皇帝陛下は彼女を寝所に伴った訳ではなく、オレンジ色のドレスを与えた訳でもないという。そして、私がヴェアーユを気に入っている事をご存知だったようだ。おそらく宦官の誰かから報告を受けていたのだろう。


 兄上の指輪からはいろんな意思が感じられた。


 あるいは警告の意味もあるのかとも思った。自分の所有のシャーレに手を出すなという警告かと。しかしそうであれば普通に兄がヴェアーユと閨を共にすれば良い訳である。


 そうではなく、指輪を与えて皇帝陛下の庇護を示し、それでいてドレスは与えず自分の物にはしないとアピールした。つまりヴェアーユは皇帝陛下の物ではないが、特別なシャーレであると認定した事になる。


 つまりこれは私の寵姫としての地位を皇帝陛下が保証して下さったという事になるのではないか。それを悟って私は狼狽えた。


 情けない話だが、私はまだそこまでヴェアーユを熱烈に求めている訳では無かった。それなのに皇帝陛下が特別なものと認定してヴェアーユをいわば贈呈して下さった事に驚き狼狽したのである。


 思えば、兄上は私よりも的確に私の望みを読み取っていらっしゃったのだろう。私が皇帝陛下に遠慮をしている事もお見通しだったのに違いない。


 狼狽えた私はそれからしばらくの間、ヴェアーユを自分のものにはせずに、それまでと同じように付き合った。意識すればするほど彼女の良い部分、可愛い部分に気が付くようになる。


 そうなると想いはドンドン膨れ上がったのだが、どうしても私は最後の一歩が踏み出せないでいた。それにはヴェアーユから相変わらず、私への慕情や恋情が感じられなかったからでもあると思う。彼女は恋愛に忌避感情すら持っていたようだから、無意識に自分の想いを表に出すことを避けていたのだろう。


 そうこうしている内に、皇帝陛下もヴェアーユを気に入り始めてしまったようだった。私は最初から兄上もヴェアーユを気にいるだろうとは思っていた。兄と女性の好みについて話した事はないが、家臣について話をする場合、兄も私も評価する部分が一緒だったからだ。きっとヴェアーユの賢さと面白さに気が付いたのに違いない。


 そしてついに運命のあの日が訪れる。図書室にいたヴェアーユに近付くと、彼女は出会った頃と同じような無表情な顔をしていた。しかしながらよく見ると、それは自分の中のある種の葛藤を、迷いを封じ込めるような表情だったのだ。


 彼女は皇帝陛下の指輪を見せながら言った。


「この指輪に応える事に致しました」


 その瞬間の衝撃は生涯忘れられなかった。それはヴェアーユが皇帝陛下の寵愛を受けるという意思表示だったのだ。そう。指輪にはそういう意味合いもあった。誘いだ。自分の所にいつでも来いという。


 ヴェアーユが皇帝陛下のお気持ちに応えれば、陛下はそのままヴェアーユを迎え入れ、寵姫、いや、わざわざ彼女から来るようにと配慮した事からして、夫人にする事だろう。それくらい兄上はヴェアーユが気に入っているのだ。


「もうお会いしない方がよろしいかと存じます」


 とヴェアーユが言った瞬間の絶望感。足元がガラガラと崩れ落ち、闇の底へ真っ逆さまに堕ちて行くような錯覚。自分を照らす光が急激に薄れて行くのを私は感じた。そしてその光はヴェアーユから放たれていることを、私は痛切に思い知ったのである。


 私はその瞬間、自分を縛っていた様々なものを断ち切った。兄上への遠慮も、自重も、ヴェアーユにとっては皇帝陛下の寵姫になった方が幸せなのではという思いも、何もかもを投げ捨てた。


 私はヴェアーユを力一杯抱き締めて叫んだのだった。


「兄上には渡したくない! 行かないでくれ。ヴェアーユ!」


 ……後になって思えば、兄が本当に望んでいたのは私のこの決断、兄に遠慮をせず、欲しい物を愛するものを掴み取る覚悟だったのでは無かろうかと思う。


 それくらいの強い意思、決断力が無かりせば、皇帝の座など務まらないと、兄上は知っていらしたのだ。


 兄である自分から女の一人くらい奪ってみせよ、それくらいでなければ其方に皇帝位など継がせられぬ、と言いたかったのだろう。


 兄から皇帝位を継いだ今だからこそ、その事が、兄がそうした理由が、私にはよく分かるのだ。


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