色んな戦い方
瑞澤凛華
第1話
朔蘭(さくら)
バトルになると現場指揮になる
バトルでは日本刀を好んで使用している
叶奏(かなで)
バトルではよく朔咲とタッグを組んで行動している
バトルでは隠れてスナイパーをよく使用している
なぜだか反動が強いスナイパーを好んで使用している
来夢(くるみ)
バトルは片手で数えられることしか出たことがない
まだバトルに出る自信が無い
叶奏と桜来が出場しているバトルをよく見ている
翠里(みどり)
バトルは1回しか出たことがない
そのバトルでは来夢とタッグを組んで出場していた
練習では来夢と一緒にいつもやっている
心愛(ここあ)
美瑚の幼なじみ
美瑚とタッグを組んでいる
美瑚と同い年
美瑚(みこ)
叶奏の4コ下の妹
姉と同じ道を進むためにスナイパーを選んだ
叶奏「やっぱりここにいた。朔蘭、また練習してたの?」
朔蘭「これは練習じゃない」
叶奏「じゃあなぁに?」
朔蘭「試し斬りだ。」
叶奏「それを練習っていうの。朔蘭、最近練習しすぎじゃない?少し休んだら?」
朔蘭「休んでなんか居られない。」
叶奏「どうして?」
朔蘭「5年前のことがまた、いつ起こるかわからないからだ。」
叶奏「5年前?」
朔蘭「覚えてないとは言わせない!」
(叶奏に日本刀を向ける)
叶奏「わぁ怖い。大丈夫覚えてるよ、覚えてる。だからそれ降ろして?」
朔蘭が日本刀を降ろす
叶奏「ありがとう。私達にとっては大事なことだもんね」
朔蘭「いつ起こるかわからないから、試し斬りしてるんだ。」
叶奏「なるほどね。朔蘭、これだけは覚えておいて。5年前とは違う。みんながいる」
朔蘭「人が大勢いても防げるものでは無い」
叶奏「それはわかってる。そういう事じゃなくて、もし5年前と同じことが起こっても、私達2人じゃないってこと」
朔蘭「これを扱えるのは私だけだと聞いた」
叶奏「それがどうしたの?」
朔蘭「これで、戦えるのが私だけだと聞いた」
叶奏「近距離でってこと?」
朔蘭「そうだ。」
叶奏「言われてみればそうね。でもね、朔蘭に全部を任せるつもりは絶対無い。」
朔蘭「そうか。」
叶奏「そうだ!私達2人じゃないってこと、証明してあげる。ちょっとまってて!」
間
叶奏「おまたせ!朔蘭に会わせたい人がいるの!入っていいよ〜!」
来夢「朔蘭、久しぶり」
朔蘭「来夢か、久しぶりだな。もしかしてあいつもいるのか?」
叶奏「お!察しがいいね〜!」
翠里「朔蘭、久しぶり」
朔蘭「なぜこの2人を連れてきた?」
叶奏「この2人、また朔蘭とバトルをしたんだって。そうでしょ?」
来夢「朔蘭と叶奏とバトルとした時、自分で使う武器について考えてたの。私ね、朔蘭と同じ武器を使ってみたいの」
叶奏「日本刀を?」
来夢「うん!」
朔蘭「そうか。なら打たれる覚悟はあるんだろうな?」
来夢「打たれる覚悟?」
朔蘭「打たれる覚悟がないやつがそんな軽々しく日本刀を使いたいなど言うな!」
朔蘭が来夢に日本刀を向ける
来夢「ひっ!」
叶奏「朔蘭、危ないでしょ?私にはいいけど来夢と翠里は向けないで?わかった?」
来夢「朔蘭、ごめんなさい。」
朔蘭「近距離武器は中距離、長距離よりターゲットにされる可能性が圧倒的に高くなる。近距離武器を使いたいならそれ相応の訓練をしろ。」
来夢「わかった。」
朔蘭「翠里は何の用だ?」
翠里「私はえーっと...」
叶奏「朔蘭?前に約束したよね?翠里を急かさないって!」
叶奏「翠里、ごめんね。 ゆっくり話して?」
翠里「私、バトルは1回しか出たことなくてルールもあんまりわからないの。で、でも!これから色んなバトルをやっていきたいの!だから朔蘭と叶奏と一緒に訓練させて貰えませんか!?」
叶奏「翠里。」
朔蘭「訓練と言っても私がやってるのは、試し斬りだけだ。それを訓練と言うのか?」
翠里「..........」
叶奏「だから!朔蘭!翠里を急かさない!」
来夢「ふふっ」
叶奏「来夢?なんで今笑ったの?」
来夢「朔蘭と叶奏の話し方がコントみたいで面白かっただけだよ。」
色んな戦い方 瑞澤凛華 @Rinka_Mizusawa
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