応援コメント

第26話 天使の吐息」への応援コメント

  • レオン様、涙を拭いて……。テレーズ様は、決してレオン様を嫌っているわけではなくて、なんなら世界で一番好きなんですから。

    ただ、レオン様も(本人には全く責任はないけれど)かなり複雑なメンタリティーをしていますよね。求めている愛があるのに、同時にそれを手に入れることを拒絶しているんですから。いや。レオン様が求めているのは、テレーズ様との精神的な愛であり関係ですものね。レオン様はテレーズ様の精神=魂を求めているけれど、肉体的なアプローチ法しか知らない……。とてつもなく切ないです(´;ω;`)ウッ…

    レオン様は恐らく、テレーズ様と精神的に繋がっていられれば、離れていてもなんとか満足するでしょうに。でも文通とかしても、あの伯母上に全部握りつぶされそうですものね(;^ω^) 

    作者からの返信

    米子さんこんにちは!

    レオン様、涙がトレヴィの泉のように出ています……でもって焦ってとんでもないことをするのが彼の悪い癖ふたたび!今回も焦ってしまいます(*´艸`*)
    ただ、前回から学んだので愛人との関係を見せつけるとかではなく、――ええ。

    レオン様にとって「愛している」って言葉ほど空虚なことばはないのかもしれません。母親は「愛している」と言いながらも自分の最愛の人を傷つけ続ける。愛していると言えばたいていの女性は自分になびいてくれる。
    その言葉を使ったら、テレーズ様に失礼だという謎感覚が働いているのかもです。深く愛しているからこそ「愛している」っていう言葉をテレーズ様に言いづらいのかも…

    そうなんです~!一応手紙は時候の挨拶程度に交わしていますが、あまりに頻繁に手紙を交わすとマルグリットさまが捨てます。ちなみにレオン様がテレーズ様の所に行くときはおしのびというかたちで行きます。淑女たちがうるさいし、母上が目を光らせているからです。むしろレオン様としては実はヴィニュロー公爵領に引っ込みたいのは俺だ……(母や周囲と離れられるから)って気分かもしれません。

    コメントありがとうございます!