二百十三羽 ☆ リュリュエル、秘密!
「ここからが愛の本番♡
とろ〜り蜜でたっぷりなラブシーン♡
フォーリンエンジェル♡ラブラブラブリンシャワ〜〜〜♡」
ピンクに輝くハートなシャワーが鬼人なお子ちゃま二人に降りかかります!
「痛っ! あたりかまわずハートが舞ってます!」
「「からだがあちゅい♡ んちゅ〜〜〜♡♡♡」」
「は!? なんだこれは!? 俺様の筋肉が成長した!」
「やん! あたしもだよ!? ドンとバインと大復活!」
「一度限りの蜜なスキル♡
蜜におぼれたい絶頂期な愛の蜜月よ♡
二人の愛の蜜をわたしに見せて♡」
「いくぞ、マイハニー!」
「あいよ! ダーリン!」
「「スキル<繰り返す愛の過ちに昇天を 桃色に輝く絶頂の嵐>!!!」」
「キンピカセッカン棒! キンキンピカピカ折檻♡」
「妖刀ショーテン丸! 絶頂天天昇天斬!」
どっすんと<異渡りの水鏡>の地に攻撃を叩きつけるお二人!
「ふぅうわ〜〜〜おぅ!
お二人を中心に、ピンクでハートなトルネード〜〜〜!」
「ぬおおおお!?
バクバク爆炎シールド!」
「亡者さんたち、天使人形たち、バクバクドッペルゲンガーすべて!
桃色な吐息をあげながら幸せそうに昇天していきます!
ついでに神殿や雅な箱庭風景もピンクな嵐で吹っ飛んじゃいました!
心も体も桃色筋肉! 鬼神で鬼人、お年寄りでお子ちゃまな夫婦漫才勇者様、爆誕!」
「勇者の力!? なんだってやがる!?
俺の分身まで!? なんてスキルだ!」
「バクエル♡
わたしにえっちないじわるしたこと、覚えてる?♡
愛の鎖であなたの心を縛ってあげる♡
ラブリンハニーハートフルチェーン♡」
ジャララララン♡
とろ〜り密な甘そうでハートなチェーンがバクエルの心臓を縛りつけます!
「♡♡♡ ラブエル!
愛してやがる! 俺のすべてを捧げやがる!
俺の心を愛の蜜で満たしやがれ!」
「チェーンで繋がれて、ごろんと仰向け、なんだか忠犬なポーズになっちゃってますね?」
「なんだかよくわからんが、すべて退治したようだな」
「ダーリン、護符!」
「ああ!」
「「悪霊退散! 夫婦円満護符結界!!!」」
「若い俺たちの護符だ! しばらく大丈夫だろう!」
「ダーリン! ニポーン旅行に愛のハネムーンを♡すぐに行こうよ!」
「いいなあ! 神殿の修復は後回しにして、豚骨ラーメンににんにく餃子にピーチなナタデココ!
食いだおれと行くか!」
「なんだかとっても桃色円満ご夫婦!
ラブエルも桃色堕天使になっちゃいましたがいいですよね!」
「ふふ♡
ねえ、リュリュエル。一緒に甘〜い蜜をぱくっとしない♡
わたしの愛にあふれた甘い秘密の蜜♡
リュリュエルの黒い秘密もわたしにちょうだい♡」
「ふぃわ!? 甘いたっぷんがはち切れそう!
ラブエル、絶世美少女が最高潮ですね!」
「……絶世!? 最高!?
なひゃはうわぅおぅ、きゃう!
あ、あにょ……わ、わたしゅ、そんにゃに!
は、恥ずかしい〜〜〜!」
「堕天しても、もじもじあわててます!
ほめられ弱いのは変わってませんでした!
さすがラブエル!
それじゃあ、そろそろおいとましま……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!
ザバザバザッバ〜〜〜〜〜〜ン!!!
「ふぃわわわわわわわわ〜〜〜!!!」
「愛にあふれた蜜の大洪水♡ きゃあ♡」
「蜜は俺にくれやがれ〜!」
「悠久の時を守り続けた水鏡の湖が!?」
「ダーリン!」
「「んちゅ〜〜〜♡」」
桃色に輝いて氾濫する<異渡りの水鏡>が大波となって瞬時に押し寄せて!
ボクたちをごぼごぼ、のみこんじゃいました!
ついでに<異渡りの水鏡>をエンジェルバッグに大量ゲットです!
☆☆☆次回新章!☆☆☆
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