百九十一羽 ☆ リュリュエル、反撃!

「上から順にどんどん行っちゃいます!

エンジェルフィスト!

チャチャっと緊縛!

氷の影にポイ!

エンジェルフィスト!

チャチャっと緊縛!

氷の影にポイ!

エンジェルフィスト!

チャチャっと緊縛!

トイレにポイ!

エンジェルフィスト!

チャチャっと緊縛!

氷の影にポイ!」



「ずいぶん、いっぱい倒しちゃいました!

希少なシルバタイト鉱石がいっぱい!

ついでにいただいておきましょう!」


チビット族の皆さん「天使さん!」

「待ってくれ!」


「あれれ? 皆さん、ついてきちゃったんですか?」


チビット族の皆さん「ああ! 俺たちも戦いたい!」

「あんたが止まらないってんなら、やるしかねぇだろ!」

「あいつらしりばかり叩きやがって!」

「反撃のチャンスを待ってたんだ!」

「早く子どものところに帰りてぇ!」

「山周辺の村のやつらぁ、もうがまんできねぇってブチ切れ寸前なんだよ!」

「仲間のためなら命だって張ってやらあ!」

「だが、一部の女衆が飯炊き要員として最下部で人質になってる!

これがどうにもならねぇ! それにな!」


「ふぅわ! 皆さん覚悟がご立派!

それではさっそく!

ダークネスエンジェル! オ〜〜〜バ〜〜〜ギフト!!!」


チビット族の皆さんに降り注ぐ、強烈な光のシャワー!


チビット族の皆さん「なんだこれ!?」


「ギフトを授けちゃいました!

ワタシが人質さんたちを助けにいってきます!

救出しだい、何か合図をしますので、皆さん大暴れしちゃってくださいね!

……どうせなら! 派手にやっちゃいましょう!

エンジェ〜〜〜ルウイング!

ふわっと! アビスの底に向かって急降下!」


「お、おい! 話は最後まで聞け! 下には!」




「あれは! アビスの底が凍りついて氷の鍋底みたいですね!

そして見えてきたのは煙!

あれこれ氷と木組の建物!

簡易な鍛冶場や加工場の数々!

調理場もあるようですね!

ところどころに、氷の穴から赤い輝きが波打って……マグマを利用しちゃってるみたいです!

監視やぐらなどの雪鬼さんたちに見張られながら、チビット族さんたちがあれこれ作業しちゃってます!

それじゃあ、派手に合図といきますよ!


ターゲットをロックな360度エンジェリックア〜〜〜イ!


リュリュ、聖力もらうわよ。

左手に聖力を集中!

右手で黒いエンジェルフェザーを引き抜いて!

光子の弓と矢羽を天に向けて!

エンジェルオートマタの聖技をいま!

サウザンドエンジェルアロー!!!」


シュパパパパ〜と無数の光子の矢がまるで光の花が咲いてるようです!

チビット族さんの足かせと、いろいろ設備をホーミングに貫いて破壊しちゃいます!


「ワタシを見なさい!!!」

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