七十一羽 ☆ リュリュエル、融合!

「ものども! とどめだ! やってしまえい〜!

これでわたしの計画に一歩近づく! 獣人どもはすべて支配するのだ!

わはははははははは!」


「まずいもな! 心も体もピンチもな♡」

「ミャウ! あたし、もうダメにゃ!」

「ミュウ! あたしもにゃ!」


「皆さん、ピンチです!

いよいよボクの出番ですね!

和風な軍人さんに刀でギコギコされながらエンジェ〜〜〜ルギフト!」


二人に降り注ぐ光のシャワー!


「「なんにゃ、これ!?」」


「スキルを授けました!

スキル名が頭の中に思い浮かんでいるはず!

ミャウ様、ミュウ様!

こらしめてやりなさい!!!」


「なんだか!」

「よくわからにゃいけど!」

「「隠密部隊<闇夜に隠れる獣忍の影々>が二人」」

「ミャウと!」

「ミュウに!」

「「まかせるにゃ!

スキル<派手に暴れる巨獣な化け猫>!」」


「にゃんこと!」

「にゃんこで!」

「「大にゃんこ〜〜〜!!!」」


「ミャウ様とミュウ様、にゃにゃっと忍猫な変身ポーズ!

お二人のお体が融合しちゃいました!」

「けも〜! どんどんでっかくなってくもな!」


和風な軍人たち「ぎゃあああああああ!」

最強の家臣「それはずるいなり〜!?」

「我が屋敷が!?」


「ミャミュウ様! 和風な軍人さんたちを押しつぶしながら天井を突き破っちゃいました!

とう! ボクたちは壊れた天井の隙間からいち早く脱出です!」

「名前も融合したけも!?」


「ポイっとにゃ♪ ポイっとにゃ♪」

「さすが獲物を狙うにゃんこのごとく! しっぽとおしりをフリフリしながら!

和風な軍人さんたちをちぎっては、いえ! 握っては投げ、握っては投げてます!」


「「捕まえたにゃ!」」

「た、助けてくれい〜!」

「くそう! おのれ、面妖な化け猫め!」


「「暴れるなにゃ!

片方はあたしの大人なおっぱいに挟んでおいて……」」

「固いなり!」

「全然、挟まれてないもな!」


「「着物で縛って、まん丸親玉々! これで身動きとれないにゃ!」」


「親玉さんと最強家臣さんを空高くかかげるミャミュウ様!

最強家臣さんの妖刀はボクがもらっておきましょう!

エンジェルバッグに収納!」

「な!? 妖刀ムラムラマッサーが!? 俺のみだらな愉しみを返せ〜!」

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