騎士「ねえねえ、俺も攻撃していいか？」
魔法使い・武闘家「だめだ！」
僧侶「少しくらいなら」
騎士「ほんとか！　じゃあコツンとだけ。えい！」

ガルゥ♡

武闘家「ふざけんなあ〜〜〜！！！」

武闘家「どんな魔物もイチコロ！
って、やめて〜〜〜！！！」

騎士「いや、それはちょっと」
武闘家「ちょっとじゃないでしょ！
魔物がいると街には入れないし、食費もばかにならないしで、どうにもなんないわよ〜〜〜！！！」

騎士「だって魔物が
なついちゃうからなあ」

武闘家「冗談じゃない！
騎士の代わりにわたしがやらなきゃいけないのよ！
でもまあ、わたしを見てな！！！」

武闘家「魔物の世話が大変すぎるのよ！
食費！
寝床！
糞尿の始末！
街に行くたび一悶着！
もうやめて〜！」

騎士「俺はもらえるものはもらう主義かな？
ところで作者から伝言があるんだが。
モンスター◯ールって、なんでしょう？
次回にでもお教えください。とのこと。
調べてみたけどわからなかったそうだ！」

武闘家「冗談やめて！？
そんなにたくさんどうなっちゃうの！？
想像しただけで……
いやああああああああ！！！」

騎士「なあなあ。俺も一撃入れていい？」
魔法使い「ダメ！」
騎士「一撃くらいならさ」
武闘家「ふざけんな」
騎士「どうしても？」
僧侶「一回くらいなら……」

騎士「ほんと！？　やた！
でやああああ！」

武闘家「ああ！？　目がハートになっちゃったじゃん！　この役立たず〜〜〜！！！」

騎士「な、なあなあ。俺も一太刀！
でやっ！」
武闘家「ああ！？　なんで攻撃！？」

シャ？
シャシャ〜♡

武闘家「ほらみろ！　目がハートじゃないか！？
倒せなくなっちゃうだろ〜！？
この、役立たず！」
騎士「シクシク」

武闘家「これでも！　喰らい……な！？
そんな目で見るんじゃないわよ！
だめ！　攻撃できない！？　できないわ！？」

騎士「スキルっていうのはだな！
俺自身のものなんだ！
だから、剣だろうと斧だろうと、素手だろうと！
シクシクシクシクシクシク！」

騎士「くそう！　俺の存在意義はどこに言ってしまったんだ！？
だが、いずれ！　きっと何とかしてみせる！」

武闘家「いずれじゃ遅い！」

ほ〜！
わたしのスキルをたっぷり味わってもいいんだったらね？
容赦はしないよ！

でも……それに耐えたら考えてやっても……ね？

別にやさしくなんかないわ！
ただ……あんな目で見られると……ね。
武闘家としては、戦う意欲が湧かないだけよ！

リュリュエルです！
騎士様、どうなっちゃうんでしょう！？
きっと、楽しいことが起こりますからね！