第6話 陸の風

すみません皆さん。最近色々と忙しかったので投稿できない状態でした。これからは、少し投稿頻度が下がると思いますが、(多分2〜3週間に一回程度かな)楽しく読んでもらえれば…何でもするとは言っていませんので。それではどうぞ




後日、外交官が門出桟橋に到着した。


霧島「ここが門出桟橋か…」


霧島 聡 外務省 外交官


山本「外交官の霧島さんですね。司令官がお待ちしています。こちらです」


霧島「ありがとうございます」



司令室


山本「失礼します。司令、外交官をお連れしました」


霧島「失礼します」


竹中「おお、ようこそ来ました。確か霧島さんでしたな」


霧島「はい、霧島聡と申します」


竹中「では、これからすずつき、みくらが出港するので、すずつきに乗艦してください」


霧島「わかりました」



すずつきにて、


霧島「今回はよろしくお願いします」


稲葉「いやいや、こちらこそよろしく頼みます。外交官の力がないといけないので」


稲葉「…では、出港に取りかかろう」


北口「はい、出港準備」





北口「出港準備完了しました」


稲葉「よし、出港用意!」


パパラパパパラパパパパパッパパー「出港用意!」


こうして再びすずつきは外交官を乗せて、横須賀へと出港した。





木原匠「ふぅ…横須賀到着」 


霧島「ここがこの世界の横須賀ですか。説明されていたように、陸が海になっていますね」


木原匠「えぇ…本当に何もかもが違います」


その後、艦から降りた


真霜「あなたが外交官ですか。ようこそおいでくださいました」


霧島「はい、霧島聡と申します」


真霜「では、こちらへ」





霧島「では、会談を始めます。では私から。この会談において私達から提示するのはこれです…」


一、この国との友好条約の締結

一、我々及び貴方がたの国の技術などが悪用されないように自衛隊及び海上安全整備局がその取り締まりをする

一、我が国と貴方がたの国は協力関係である事をここに証明する


霧島「これが私達から提示する物です」


真霜「分かりました。…現在政府に報告している最中ですのでもうしばらくお待ち下さい」


30分後


真霜「先ほど政府から報告が来ました。我が国はこの条約を締結をすると」


霧島「分かりました。ありがとうございます」



これにて両国との関係が締結した


稲葉「これから当直以外の隊員の上陸を許可する」


木原匠「え、上陸をしてもよろしいのですか」


北口「ああ、条約の締結により、この世界との外交が成立したため上陸をしても良いとなったんだ」


稲葉「だが、条件がある。海上安全整備局関係者が同行が必要だ」


木原匠「あ、じゃあ私は艦に残ります」


稲葉「ちょっと待てい」


木原匠「なっ何ですか?艦長」


稲葉「君はここの調査をしてもらうから」


木原匠「何ですか」


稲葉「君も聞いているだろ。我々の目的は大陸を見つけ、調査することだ。だから幹部である君が行ってほしいんだ」


木原匠「はぁ、他の幹部の方は…」


稲葉「あれが見えんのか」


幹部A「グヘェ(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)」


幹部B「ウぅぅぅ(⁠╥⁠﹏⁠╥⁠)」


木原匠「…」


北口「まぁちょっとしたお出かけみたいな感じでいいから、ここらへんがどうなってあるのか見に来てくれ」






木原匠「というわけで上陸をした訳だが…久しぶりに陸?の風が浴びれるな。でも、本当に制服で歩いていいのか?白い目で見られないかな」


まぁ私達の世界は色んな考えを持った人たちがいますからねぇ


木原匠「艦長からそのままで大丈夫だぞと言われたけど…そろそろ来るかな」


すると向こうから一人の女性が歩いてきた


木原匠「あ、あの人かな…えっ?」


その女性はブルーマーメイドのトップである真霜の姿であった。


真霜「こんにちは」


木原匠「こ、こんにちは」


真霜「木原匠さんですね。今回は私があなたの同行をします…自己紹介はしましたね」


木原匠「え、あ、はい。よろしくお願いします(歳が近いとしても、相手はブルーマーメイドのトップだぞ、格が違う。というか何でわざわざ?)」


真霜「そんなに緊張しないでください。歳も近いですし、もっとラフにしてください」


木原匠「あ、ありがとうございます」


真霜「それじゃ、行きましょうか」


木原匠「はい」


その後、二人で横須賀の街(フリート艦)を歩いていた。


木原匠「不思議な感覚ですね。船なのに陸地と同じように扱われているなんて」


真霜「貴方がたの世界は横須賀があるんですよね」


木原匠「そうですね。やっぱり普通の港ではなく軍港の街として栄えた面影があるのが良いんですよ」


真霜「そうなんですか。そういえば出身地何処か聞いていませんでしたね」


木原匠「あぁ、私は広島です」


真霜「あら、広島と言ったら呉じゃない」


木原匠「そうですね。呉出身ですので小さい頃よく艦を見ていました」


真霜「それで、この職業に?」


木原匠「ええ…あの…」


真霜「?」


木原匠「何で部下ではなく、あなたが案内をしているのですか」


真霜「えっとそれは…」








 









































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