第56話 夢を見た……

 

 夢を見た。

 カインが生き返る夢を。

 あなたは相も変わらない姿と困った笑顔で。


 ――お嬢様


 そう、私を呼ぶ。


 嬉しかった。あなたにもう一度、お嬢様と呼んでもられて。

 涙が勝手に溢れ出し、私は駆け出す。

 あなたの名前を呼びながら、私を幾度と守りここまで育ててくれたあなたの胸の中に。

 飛びつくようにギューッと抱きしめる私に、あなたは少し戸惑いながらも仕方がないと言わんばかりに私の頭を撫でる。子ども扱いされていることが不満だけど、それでももう一度、あなたの大きな手が私の頭を撫でてくれることがかけがえのない幸福を与えてくれた。

 その温もり、その感触、その触り方。

 どれをとってもあなたはカインで、それがたまらなく嬉しい。


 逢えてうれしい! カインっ! カインっ! 大好き!


 あなたの胸に頬をこすりつけて。あなたのにおいを嗅いで。あなたの心音を耳に聴いて。あなたの言葉を待って。

 私は大好きと何度も伝える。

 言えなかった、その一番の言葉を。


 ――お嬢様。


 だから、あなたはそんな悲しい顔をしなくていいの。ただずっと私の頭を撫でてくれるだけでいいの。


 ――そのような言葉、私には勿体ないお言葉です。


 いいの。あなたに言っているのだから、あなたが受け取ってくれないと。私の大好きは空白に飛ばされてしまうから。だから、あなたは嘘でも私を抱きしめてくれたらいいの。


 ――あなたには私ではない、きっと幸せな人生を共に歩んでくれる人がいることです。


 そんなこと言わないで。嘘でも義理でも矜持でも言わないで。私はその胸の中から遠ざけようとしないで。その胸の音をずっと聴かせてちょうだい。


 ――私はお嬢様を幸せにすることができませんでした。あなたの騎士として不甲斐ないばかりです。私は、お嬢様を不幸にしてしまったのですから。


 不幸なんかじゃない! 私は幸せだったわ。あなたとの日々はかけがえのない幸せだったの。だからどうか、私とあなたとの日々を否定しないで……。私はずっとあなたが好きだから――だから、嘘でも――


 ――だから、お嬢様は生きてください。私のような半端者など忘れて幸せを見つけてください。どのような苦難、どのような過酷が待っていたとしても。きっとお嬢様なら大丈夫です。


 そんな言葉より、好きを……ただ一つの愛をください……っ。私の幸せを願うのなら、愛をください! 結婚してください! 好きだと言ってください! 一緒にいつまでも一緒に生きていきたいと言ってください! 幸せにすると言ってください! 大丈夫だなんて言わないでっ! お願いだからっ――その胸の中にずっといさせてよ……カイン—―


 嗚呼、けれど……あなたは言うのです。



 ――だってお嬢様は私の生きて来た自慢ですから。



「…………ぅっぁ……かっ、かいっんっ!」



 すべてが薄明に溶けていく。抱きしめていたカインの身体は花びらのように崩れていき、手繰たぐりよせる手からすべてが通り抜けていき、零れ落ちていく。

 その手には何も残っていない。あなたの温もりも心音も魂の欠片も。

 何もない、この世界にはもういないカインを蘇らせることはできない……そう、カインは伝えてくれたのだ。


「…………うそ……うそに、してよ」


 わかっている。嘘じゃない。わかっている。本当だ。わかっている。私がするべきこと。


「大丈夫?」


 ぽちゃん……波紋する水面の足場。幼い声音に振り返る。

 子どものような少女は翠の大きく愛らしい瞳で心配げに私を見ていた。


「あなたは……」

「クゥーはクゥーだよ。あなたの身体に宿ったのがクゥー」

「……じゃあ、あなたがあの人の生き返らせたかった人?」

「んーー? ちょっと違うと思う」


 そう、クゥーと名乗った少女は水面の上を裸足でトントンと跳ねる。


「アイレはね、すごく優しいの。ずっとずっと悲しんでる。苦しんでる。それでもね」


 トンっと軽やかに着地した少女は儚げな笑みを浮かべて言った。


「クゥーのために必死になってくれてるの。だからね。アイレを責めないでほしいの」

「責めないでって……でも、私の身体は」

「うん。クゥーが死んだらあなたも死んじゃう」

「――そんなの!」


 生きている意味をまだ見いだせていない。カインがいない世界で生きていくことそのものが苦痛で仕方がない。それでも。


「嫌! 嫌よ……カインの、お願いを叶えないと……っ」


 もう、それしか生きていく道はないから。

 また溢れ出すしょうがない涙を手の甲でごしごしと拭う。


「クゥーもね、アイレに生きてほしかったの。幸せになってほしかったの。でもね、クゥーのせいでアイレをたくさんたくさん傷つけちゃった」

「……」

「だからね。クゥーはアイレの願いを叶えてあげるの。それがダメなことでも、クゥーがアイレにできることはそれしかないから」


 少女は下手くそな笑みを浮かべた。謝りながらも許してね、そう別れを告げるように。

 その顔を見て、その言葉を聞いて。私にこれ以上なにか言えることはなかった。「そっか……」、そう頷くしかなかった。

 クゥーは訊ねる。


「あなたはどうしたいの?」

「私は……」

「クゥーはね、少しだけ。あなたがアイレみたいになっちゃわないか心配」

「私があの人みたいに?」

「うん。頑張って願いを叶えようとしてどんどん傷ついていっちゃう」

「……私は、わからないわ」


 少女が何を言いたいのかわかった気がした。だからと言ってどうしたらいいのかなんてわかりっこなくて、生きる理由なんてそれしかないから。


「ううん。やっぱり、私は生きないといけないんだと思う」

「どうして?」


 その答えは案外にもあっさりと浮かんできた。


「だって、好きな人の願い事だから」


 それで充分だ。それだけでいい。幻想でももう一度カインと出逢えた。そのあなたもやっぱり遺書と同じことを言うのだから、やっぱりあなたはカインだ。

 好きな人だから……そう思えることはこの上なく幸せな気がした。

 カインが私にくれた最後の幸せだ。


「そっかー。じゃあ、がんばって生きないとだね」

「うん。でも、あなたが死んだら私も死んじゃうんでしょ。どうしたらいいの?」

「そこは、クゥーに任せて」


 それにね……と、少女は遥か遠く真っ白な世界。水面が果てまで続く世界に耳を澄ませる。


「ほら、聴こえてくるよ」



 *



「はぁはぁはぁっ……アディルさん!」


 アディルの最後の一撃とアイレによって無理矢理破壊された【雷霆領域】。破壊されたことで外にいたルナは無事にアディルの傍に駆け寄り、彼に呼びかける。


「アディルさんっ! しっかりしてください! アディルさんっ」

「…………ぅぁ、っ…………」


 苦し気な息を吐き微かに上下する胸がまだ生きていることを伝えてくれるが、あまりにもか細く儚く頼りない。このままだと数分と持たずに死んでしまう。


「お願い! 眼を覚ましてっ!」


 そう懸命に願いながら治癒魔術をアディルへと施す。両手を胸元に当てて力を流していく。青い色の輝きがアディルを覆い小さな外傷や内傷を癒してはいくが、目覚める気配は一向にない。


「まだっまだまだ!」


 諦めない、と更に力を込めて癒す。焼け焦げた内臓を、千切れた血管を、砕けた骨を、潰れた肉を、拉げた間接を、破けた皮膚を。


「る……なぁ……おにっ、ちゃんは……たすか、るんだよね……?」

「リヴ。……うん。絶対に助けるよ」


 支えを失った子どものようにルナにすがりつくリヴ。それはいつもの飄々ひょうひょうとした彼女とは正反対で、どこまでも脆く弱くふさぎ込んでしまいそうな少女だった。きっとそんなリヴをルナは見たくはなかった。ギルタブリルやその他の冒険の時のようにたくましく元気に前を向いている姿のままでいてほしかった。けれど、その本来の弱さと思える妹としての姿を見てしまったことで、ルナは一段と覚悟を強くした。


「大丈夫。私が何がなんでも絶対に助けるから!」


 ただの治癒魔術では効果が薄い。アディルの重症点は外傷ではなく内傷にある。無理な雷の酷使が彼の内側を焼きつぶしたのが原因だ。生命活動の基盤たちがほとんど死にかけであり、それを表面からの治癒では治すのに時間が掛り過ぎる。未熟なルナではどうしても能力を精密に操作することができず、全体に絶え間なく行き渡らせてしまうので、効果がどうしても薄い。

 ならばどうすればいいか。魔術の扱いも基本的なことしか知らず、練習もまだ十日と少し程度だ。才能があろうと未熟なことに変わりはない。アディルのような機微な魔術の行使は奇跡が起きてもできやしない。

 だから、ルナはできることを考えた。どうすれば内傷にだけ強く治癒魔術を行使できるか。ないなりの知恵と思考で、それは直観的にひらめいた。躊躇ためらいは一瞬のこと、ルナはそっとアディルの唇に己の唇を重ね合わせた。


「――――っん」


 彼の唇の冷たさを感じながら体内へ流す道としてルナの感覚を与える。後は彼の口から喉を通して身体の中へ力を流すだけ。

 それが最もルナが体内へ治癒できる想像の最適解だった。

 人工呼吸をするように、息ではなくルナに満ちる力を流し込む。


(お願い! お願いっ! 眼を覚まして――アディルさん――)


 願い続けた。呼び続けた。

 眼を覚まして、と。アディルさん、と。何度も何度も何度も何度も。

 そして、彼は小さく噎せ返り身体を一度大きく震わした。


「ぷぁっ――っアディルさん!」


 唇から唇を離し、げほげほと咳き込む彼のまぶたがゆっくりと開いていく。

 彼は眩しそうに重そうに眼を半開きに。


「なに……泣いてっ、やがんだぁ……よ」


 そう、口端を無理矢理ひん曲げるのだ。

 もう大丈夫だ――そう言わんばかりに。


「…………。よかったです。ほんとうに、よかった……っ」


 ぼろぼろとアディルの頬へ零れていく。その涙をどうすればいいのかわからず、アディルは居たたまれないと視線を逸らし。


「おにっ! おにいちゃぁぁあああああああああ!」

「いでェッ⁉」


 飛び掛かってきたリヴのプレスに悲鳴をあげる。「暑苦しいんだよっどけろ!」と吠えるアディルだが、リヴは「おにいじゃーん~~っ」と泣きべそかく。胸板に顔を擦りつけてぐへぐへと噛み締める妹にそれ以上は何も言えず、そっと背をぽんぱんと叩く。


「それよりっ、今はどうなってやがる?」


 涙を拭ったルナが「はい!」と力強く返事して状況説明をする。


「アイレさんが、アンギアさんと戦ってくれています」

アイレあいつが?」


 訝しむアディルだが、鼓膜を激しく揺らす衝撃音が物語る。


「くそっっガァ!」


 大地に叩きつけられたアンギアは左腕を抑えながら立ち上がり空を仰ぐ。視線を追うと風魔術で浮遊するアイレが冷酷な眼差しで見下ろし。


「くたばりィやがれェエエエエエエエエエエエエエエッッッ‼」


 そう再び飛び掛かってくるならず者に裁定を下す。突き出した掌より幾重の渦が重なり合い、大きな突風となって振り下ろされた斬撃に対抗した。炎を纏う大火力の斬撃が突風の層を一つずる破壊していく。しかし、圧倒的な質量が破壊されたものの何倍となって加えられ、憤死の一撃は呆気なく押し返された。受け身をとる暇はなく、ただ砕けた大剣を持つ左腕で顔を庇うだけ。無慈悲な突風がアンギアを再び地面に叩きつけた。宙を舞った彼の左腕が赤い水滴を撒き散らしながらぼとりと落ちる。

 クレーターに埋め込まれたアンギアは「あァアっ」と痛みを漏らしながら気絶した。


「…………」


 感慨などなく着地するアイレの眼が、その他逃げおおせた冒険者など眼中になく、アディルたちを見つめ――瞬間。


「――――――」


「―――――ッ⁉」


 閃のように大気を駆けた水槍がアイレの胸の真ん中を貫いた。


「ぅっ……な、でぇ……」


 その身体は持ち堪えることができずにその場に倒れ込む。致命傷とわかる胸を貫通した穴から大量の出血が彼を血だまりに沈めていく。

 アイレが動くことはなかった。

 誰かが嗤った。


「あはっハハハハハハ! やられてやんのっ! ばーか!」


 それを皮切りに大爆笑が起こる。アンギアを無双した男のあまりにも呆気ない死。ならず者たちは復讐を果たしたかのように爆笑した。

 腹が痛いと、顔をあげてそれを捉える。

 次には空から降ってきた無数の水槍の雨の餌食となり絶叫と痛苦を迸った。ルナの樹根を屋根に槍の雨を凌いだ彼らは知る。すべてのならず者がその身体を串刺しにされ死んだことを。


「クルール、オマエ……」


 振り向けば小さな丘の上に奴は佇んでいる。そこから動く気はないのか、何度も見た六つの方陣が一つに集束されより高威力の水砲撃が放射された。


「ルナ!」

「はい!」


 背を押され無数の樹根で壁を作る。森さながらに生い茂った樹根道に水砲撃が衝突。凄まじい威力が一つ二つと樹根を砕いて進む。噴水のようにはじけ飛ぶ水飛沫が横からの視界を邪魔する。


「ぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅぅぅ!」

「耐えろッ! いいな!」

「は、はいっ!」


 防御をルナに任せ動けないアディルは苦肉の策だとリヴの肩を掴みその眼と己の眼を合わせる。互いの瞳に互いが映る。

 それだけでリヴはアディルが何を言いたいのか理解できてしまった。その理解とはリヴの顔を強張らせ頭を横に振らせるもの。それでもとアディルは託す。


「俺にはもう、力がねー。この命を、簡単に無駄にはできねー」

「お兄ちゃん……」

「だから、悪いがリヴオマエに俺は託す」


 その言葉は最も深く優しく厳しい信頼の証だ。


「オマエの水魔術だけが、なんとかできる唯一の可能性だ」

「…………」


 既に【雷霆領域】は破壊され『聖域』は元通りとなった。火属性は水属性に弱く、風属性が使えるアディルは負傷して動けない。最後の苦肉の策として、リヴの『聖域』によって強化している水魔術のみが頼みの綱だ。

 錬金物アルケミスに関しては、これだけ激しい攻防となれば生半可なものでは無駄遣いに終わるだけ。むしろ、一瞬の気の緩みが殺される隙となる可能性もある。

 しかし、リヴにできることはささやかなサポートと錬金術だけだ。アディルのように運動能力が秀でているわけでもなく、ルナのように特殊な力があるわけでもない。また、セルリアのように魔術の才能にも恵まれていなければ、今までの人生で特別運がいいわけでもない。

 リヴのことはリヴ自身が一番わかっている。

 弱い自分では何もできないと。

 だから、無理だ、できっこない、死んじゃう、と首を横に振る。

 だというのに、その弱さを唯一知っているはずのアディルが信頼の眼差しでリヴにできると、託す。嬉しいはずの信頼が今ばかりは痛いだけだ。


「ぅううううううううううう」


 必死に耐え忍ぶルナ。一つ二つ三つと樹根が砕かれていく。時間はもうない。


「リヴ、覚悟を決めろ。俺らの命はオマエにかかってやがる」

「あ、あたしには無理だよ! だって――」

「弱いだ? 知るか!」

「なっ⁉」

「オマエが努力してきたことを俺は知ってる。何度オマエと死線を潜り抜けてきた? 何度死ぬと思った?」

「それは……」


 何度などと数えられないほど、大きなことから小さなことまで。幾度の過酷を二人は乗り越えて今ここにいる。その事実だけでほんの少し背筋が伸びる。


「オマエが何につまづいてんのか、それはオマエの問題だ。俺の考えと違うことに良いも悪いもねーよ」

「…………」

「ただ、今は俺らのために……俺らを生かしてくれ」


 それは罪を背負う、罪を受けもつ言葉だった。

 けれど、そんな偽善にリヴの心は軽くなり、この三人で生きて冒険をしたいという願望にぐっと頷いた。


「あたしは、どうしたらいいの?」

「奴の体勢を崩せ。とにかく逃げる隙を作れ」

「わかった!」


 そう頷くと、リヴはがむしゃらに飛び出した。左側より衝撃の範囲外からクルールへ迫る。


「【ウンディーネよ・砲弾となり撃て】!」


 広がる無限の水を操り砲弾と化しクルール目掛けて撃つ。通常の数倍速数倍量の砲弾が戦場を駆け抜けクルールへと着弾。けたたましい水飛沫をあげる。


「やったー!」

「まだだ! 警戒しろ!」


 自分でもできた喜びに浸ってる場合ではないと叱責が飛ぶ。リヴは突き動かされるようにその場を離れ大きく左から攻める。水飛沫を裂いて砲撃がリヴへと流れ背後に着弾。衝撃に身体が浮かび「うわわわわ!」と驚きながらも着地してすぐに駆ける。真横に抜けていった砲撃が背後に着弾。けたたましい破壊音と共に頭上から雨が降り注ぐ。


「まだまだ! この天才美少女錬金術師リヴ様を舐めると痛い目にあうんだから!」


 少しずつ調子を戻してきたリヴは続けて砲弾を放つ。それは展開された二つの方陣に迎撃されるが、クルールの意識をこちらに裂くことには成功したと見て言い。これでルナが楽になればいいが、振り返っている余裕はない。砲撃から散弾に変わったクルールの攻撃が猛火を振るう。


「【ウンディーネよ・我を覆い我を守れ】」


 セフィラの杖を自分を覆うように頭上に弧を描く。弧を中心にレンズ型の傘を展開。降り注ぐ無数の驟雨しゅううをなんとか耐え忍ぶ。

 彼我の距離は約四十メルを切ったところ。驟雨を防いだリヴはこちらの番だと変わらず砲弾を撃つ。だが、先の二射とは違い広範囲に展開した砲撃だ。


「悔しいけど、あんたの戦術真似させてもらうから」


 弱いなりの対抗手段だ。広範囲に展開して放った水砲弾は同じく広範囲に展開された水槍に霧散される。しかしも、相手の方が高威力故に。


「ちょっと! こっちきたんだけど!」


 と避ける羽目になり距離を縮められない。


「ぬぬぬ! そっちがその気なら何がなんでも突破してみせるんだから!」


 リヴは今はっきりと戦う意志を示し、水砲弾を放った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る