第3話 眼を覚ました少女は美女だった。



 昔、リヴとアディルを育ててくれた兄なる存在にこんな質問をされたことがあった。


『リヴ、アディル問題だ。目の前で女が死にかけている。今すぐに助ければ女の命は救えるだろう。しかし、救うための薬は一つしかなく、手前オマエも死にかけてやがる。さあ、オマエらはどうするのが正解だと思う?』


 自分の命か他人の命、どちらを救うかという簡単で難題な問題をぶつけられたことがあった。

 アディルは迷わず『奇跡なんてもんはねーのか』と訊ねたが、兄は『奇跡はない。運もない。あるのは真実のみ。オマエの手は一つしかねー』と答えた。

 当時、確か五か六だったと思うが子供に与える問題ではないと今では思う。しかし、当時は子供の頭でないなしの知恵を振り絞って、錬金術でなんとかするだの命を半分ずつにするだの過去に戻るなどと答えたが、どれも不正解だった。

 最終的にアディルが『罪悪感で死にたくなる性分なら女を助ける』と言った。その解答に兄は不敵な笑みを見せた。

 リヴはと言うと答えられなかった。アディルがそう言うならそうする、それを却下されればリヴが用いられる判断材料など無に等しい。

 押し黙ったリヴの頭を撫でた兄は改めて双子の兄妹を見つめ。


『男なら何がなんでも女を救え。女を救う奴が一番だ。賢者よりも神よりも真に正しい。オマエの命なんてどうとでもなりやがる。未来を憂いるくらいなら目先の命を救ってから考えやがれ。救いとは救われることに等しいんだよ』


 と、ニッコリ笑った兄だったが、リヴは『あたし、女なんだけど』と思う始末。


 その意味がわかるようになったのは、そういう現状に近いものを体験してからのことだった。とどのつまり、女を救えばその女が今度は自分を救ってくれるかもしれないということ。確かに奇跡も運も必要ないわけだ。屁理屈には思えるが。

 ま、そういう思想が今もリヴの中には残っているわけで、ベッドで寝息を立てる桃髪の少女を助けたのは、まー正解だったのだろうと納得することにした。


 週末の休みに無断で【エリア】に潜り探索していたリヴとアディルは気を失っている少女を拾い帰ってきた。もちろん、軍や近所の人にも内緒。むろん一日経った今日一人寝かせておくわけにもいかず渋々リヴは看病という名目上軍兵教育機関の講義を休んでいる。そう、仕方なくである。休みだー調合だーではない。口角が上がっているのは少女が眼を覚ました時に怖がらせないためで、調合をしているのは時間がもったいないからである。


「アルケミア結晶に燧石すいせき紅玉髄カーネリアン。あとは爆炎岩ファイヤーゴーレムの破片を少量。こんなもんでいいか」


 錬金窯に満ちるアプス淡水に調合する素材を投入していく。


「火と土のエレメントに神力ナギを干渉させて」


 世界を支える『四つのエレメント』の二つ、火のエレメントと土のエレメントの反応を見つけ、そこにセフィラという特殊な道具、リヴが持つ錫杖で世界に満ちる力――ナギを注ぎ二つのエレメントに干渉させる。

 赤と茶色の光が錬金窯の中で淡く鮮烈に輝きを増し、ナギの量を調整しながら錫杖でかき回す。すると淡い青色に輝きを変え螺旋の渦を巻き一つの光の塊りに収集され、光が注ぎ込まれるように物質が顔を見せた。


「よし完成!」


 窯の頭上に浮かぶ光輪に包まれファイヤーゴーレムの欠片を組み合わせた掌サイズの爆弾が三つ完成した。溶岩玉ようがんだまを回収すると光は収まり、錬金窯の中はアプス淡水のみになる。


「ふふん。やっぱりあたし天才! これだけ高度な溶岩玉は誰も作れないっての。どれだけ威力出るのか試してみないとね。ふふふーん」


 自画自賛。この上なく天狗てんぐなリヴは恍惚こうこつとした頬で錬金物に期待を膨らませせた。すると、背後で微かに絹が擦れる音を紡ぐように吐息が背を撫でて、リヴは振り返った。

 青みがかった黒い瞳が微かに開いてリヴの瞳に映る。

 静寂が陽気を流し去り、なんとも言えない空気が流れ始めた。


「……」


 少女はベッドから身体を上げ、手で額を抑えながら辺りを見渡してもう一度リヴを見返し。


「ここはどこ……ですか?」


 ごほん。説明いたしましょうと自画自賛をなかったことにして歩み寄った次だった。


「えっと……私は誰ですか?」

「…………うん?」


 聞き間違いかと思わず足を止めてしまったリヴに、その桃髪の少女ははっきりと困惑を言葉にした。


「私は誰ですか?」


 どうやら記憶がないらしい。


「…………えぇええええええええ……」


 最速面倒事が舞い降り、リヴは軽く天井を仰いだ。

 兄よ、助けた女の子が記憶喪失の場合、どうすればいいのですか?


『チャンスだ! 手懐けてしまえ』という幻聴が聴こえてきて、リヴの頬は引き攣るのだった。




 桃髪の少女の診察を行ったが記憶がない以外に容態は良く、ぐぅーーと鳴らした彼女のお腹に簡単な食事を与えた。


「食べ方はわかるんだ」

「あ、ほんとだ。……あ、おいしいです」

「そ、そう……ならよかった」


 言えない。昨日の残り物とは言えないリヴだった。


 一先ず落ち着いた所で向かい合う。ベッドに座る彼女の前に椅子を置いてそこに腰掛ける。雑多なリヴの部屋には不釣り合いな彼女の美貌に改めてため息を零しそうになる。

 天蚕糸のようなきめ細やかに透き通った桃色の長い髪。綺麗な眉に縁どられた淀みなど一切ない大きな瞳。スっとした顎のラインと小さな顔は宝石の曲面のように端整。潤った小さな唇と雪を塗り込んだかのような日焼けの一切ない肌。小顔がほんのり幼くみせるが、どう見ても後四日で十六のリヴより年上に見える。

 一五八セルチのリヴよりも高く背筋の伸びた身体の細さは鍛えて細くなったリヴとは違い、女性らしい清流のような均等性があった。ただ、白い衣一枚だけだというのに色気の中にやましさが滲みもしない清廉さは年相応の胸の大きさを妬んだリヴが小物に思えてしまうほど。

 など、リヴの脳内が激しく分析していたが、要は美人である。とびっきりの。


「どうしましたか?」


 キョトンと首を傾げる姿すら愛らしさがあるというのだから世界は残酷だ。


「あたしだって、足の長さと体脂肪なら負けてないはず……」


 その声に自信の欠片もない。リヴは咳払いで邪な思考を追い出した。


「えっと、確認だけど。君の名前?」

「……すみません。わからないです」

「エリドゥ・アプスって言葉に聞き覚えは?」

「わかりません」

「誰か覚えてる人とか、こうなんか覚えていることとかはない?」

「うーん……ごめんなさい。何も思い出せないみたいで」


 痛々し気な顔から嘘をついているわけではないようだ。名前、出身、家族、趣味や好物、何か覚えていないかと質問を続けたが成果は芳しくない。

 良かった点は言葉を話せる、意志疎通ができる程度には知識が残っているという点だ。


「うーんどうしようかな。記憶を戻す薬なんてあったっけ? 電気療法とかやってみる?」

「で、電気⁉ い、嫌です!」

「だよねー。これはあたしの手じゃないねー」


 あーだこーだと思考していると少女が控えめに「あのー」と手を上げた。


「それで、あの……あなたは誰ですか?」

「…………これは失礼しました」


 名乗らなければ怪しい人である。記憶を奪って拉致した犯人になってしまう。


「ごほん。えーあたしはリヴ。この家の主で、君を見つけた人」

「私を?」

「そう。エリア……じゃなくて第一層……じゃなくて。えーと、ま、なんていうかこの大地の下にもう一つ世界みたいなのがあって。そこで君が倒れているのを発見したの」

「? 世界ってもう一個あるんですか?」

「そうそう。ここじゃ取れない素材とか鉱石とか沢山ある不思議な場所なの。最高の娯楽施設だけど半端なく危険だからおすすめはしないかな。で、あたしとあたしの兄はそこを冒険してたわけ」

「その時に私を見つけてくれたと、言うことですか?」


 リヴは頷く。なるべく噛み砕いて説明した状況は理解してくれたみたいだ。少女は頭を下げた。


「リヴさん。私を助けてくれてありがとうございます。あと、疑っちゃったこともごめんなさい」

「別にいいよ。てか、疑うなら徹底的に警戒心だしたほうがいいよ。あたしが男ならいくらでも君を騙そうとするからね」

「どうして男性ならですか?」

「どうしてって……そりゃ……」


 ここで気づいた。少女は記憶を失っている。その記憶には性的知識や男性への警戒心なども含まれていたのかもしれない。それを失っている今の少女は純粋無垢な少女というわけだ。大人らしい見た目なのにどこか幼くみせたのはそう言った要因が滲み出ていたからなのかもしれない。


「…………これは、相当危ない! そしてとてもグッド!」

「?」


 つまり、今の少女は誰でもつけこめやすく一つの過ちでその身が危険にさらされる可能性が高いということ。もちろん私も例外じゃない……ごほんごほん。

 とにかくこの子の純情を守るとリヴは誓った。そのうち、胸を大きくする秘術を教えてくれるかもしれないしネ。


 もちろん、彼女自身特別な力を持っていることも覚えていないわけで、それが軍に見つかり連れ去られた場合、軍により調教によって望む望まぬ関係なく軍人に仕立て上げられるであろう。アディルの予想というのはバカにできない。


「とにかく、他の人に付いて行ったり、あまり鵜呑みにしないように。特に意味のわからないことを言ってくる奴らは無視していいから。男とか注意ね。一層、男が来たら股間蹴っちゃっていいからね」

「なっ⁉ ななななにいってるんですか⁉」

「なるほど、男の弱点は知ってるんだー」

「~~~~っ! ち、違いますぅ! そうじゃなくて」

「ピュアピュアだね! 大丈夫だって。女の子だって男に興――」

「からかわないでくださいっ!」


 マジのピュアピュアである。からかって楽しくなったリヴに少女は顔を真っ赤に頬を膨らませた。笑うリヴはまあまあとあやす。


「この家は好きに使っていいから。服も貸すね」


 少女は自分の服装を見て女の子らしく恥ずかしそうに両腕で胸元を隠した。それがやけに嬉しかった。


「見ました?」

「……あたし、変態じゃないので」


 嘘である。この女、羨ましさの限りに少女の胸を二度揉んでいた。背徳感と罪悪感にリヴは心の中で謝罪して自室のタンスにいそいそ。タンスから下着から一式そろえる。


「体型は似てるから大丈夫だけど、胸がなー。あたしの下着じゃ無理かもだし……いや、無理じゃないよね。きっと大丈夫。見た目に騙されてるだけできっと同じなはずだし。そうそうきっと多分絶対恐らく乙女心的には問題ないはず」

「す、すみません……」

「着てもないのに謝らないで!」


 とにかく用意して少女に渡す。少女は小さく「ありがとうございます」と受け取り、「向こう向いてください」と。リヴの仲がいい女は周囲の視線など気にせずに着替えをとするので、これが普通だよねと頷くのだった。


「あ、あのこれ」


 振り返ると案の定、認めたくはないがリヴのサイズのブラジャーでは苦しいみたく、脇側から零れ出そうになっている。


「ご、ごめんなさい」

「謝らないで! 二回も謝られたら成長しない気までしてくるから!」


 そうだ。少女に悪意はなく、ピュアピュアな少女の胸が真実を物語っているだけ。顔を上げた時にプルリと揺れたことにも罪はない……が。


「羨ましい妬ましい」

「え?」

「ううん、なんでもないよ。下着は後で買いに行こうか」


 リヴは理性で欲望とか嫉妬とかの自分をぶちのめしたのだった。


 少女はショーツだけを履きインナーウェアと水色のブラウスに白のロングスカート。よく彼女に似合っていた。


「うん、やっぱりあたしの眼は天才。オシャレの申し子だからね。ふふん、それ、あげる」

「え? いいんですか?」

「うん。それ友達に買わされたんだけど、やっぱり着ないから」


 とある友達に男とデートする際の服を一着でも持っておきなさいと買わされたものだが、そんな機会は恐らく未来永劫来ないであろう。

 少女にフード付きの外套を手渡し、リヴも私服の上から外套を着こむ。


「君の記憶がない今、念のためにね。あと諜報員みたいでカッコいいし」

「そ、そうですか?」


 盗賊の間違いでは。少女は外套に腕を通しリヴと同じようにフードを被った。


「じゃあ、説明がてら下着を買いに行こうか」

「よ、よろしくお願いします!」

「そんな緊張しなくても大丈夫だって。あ、でも子供が初めて外を見る感じと」

「私、子供じゃないです!」

「はいはい」

「ちょっと待ってくださいー!」





 時間を遡り、場所も変わる。


「失礼します」


 ノックを二回してその重々しく豪奢な扉を開いて特別な部屋へと入室する。何度見ても慣れないし二度と来たくないと何十回も思ってきた場所だが、呼び出されれば行かなければいけない。

 周囲を見渡して嫌な趣味だと感想を抱く。軍が今まで倒してきたパンテオンの剥製や骸骨が所狭しに並べられ、たただっ広い部屋は獣の異臭すら感じる気がしてくる。同じく死臭もだ。その剥製の本体が人をも殺しているというのに。

 視線を逸らし辟易しながらアディルを呼び出した張本人、前方の特注のデスクに膝をついてこちらを吟味する白髭の男を視る。視線の合った白髭はふんと鼻を鳴らし背もたれのついた椅子に背を預けた。


「アディル二等兵。私がどうして貴様を呼び出したかわかってるだろうな」

「たぶんだけど、勝手に【エリア】に潜ったことか」

「口を改めよ異端者。私はいつでも貴様を処分できる地位にいることをゆめゆめ刻み込め」

「……」


 そう、昨夜もリヴと話していたが軍兵の無断行動の一つとして【エリア】に潜る行為は禁止されており、これは罰則という名の懲戒処分の呼び出しだった。

 そして目の前にいるのは個人の裁量でそれを行える人物。軍の中で騎士科、兵士科の軍司に当たる代表者トマス・リーカー・トムズ。別名トマト軍司。剥製を作るためにパンテオンから都市を守る歪んだ正義感を持つ総指揮官だ。無能か有能かで言えば、アディルを適当に戦地に放り込むくらいには優秀である。

 軍人の思想は都市含め市民を守るに由来する。その思想を徹底させる幹部共は下級兵など肉壁くらいにしか捉えていない。つまり、軍人とはそういうものでその思想を強制し、死なないための力をつけさせる機関を支配するのが目の前の人物だ。

 アディルは帰りたいと思いながら「何用ですか?」と改めた。

 トマト軍司は杖でデスクを叩き威圧する。


「貴様の処遇はいつも通りだ」

「わかりました」


 いつも通り、体罰なる五倍のトレーニングの増加。やるかクソが、と反発したい気持ちを抑えて返事をする。その頭はどう手を抜くかで渦巻いていた。

 これ以上ここにいたくないときびすを返そうとしたその時だった。そいつは見計らったかのように口を開いた。


「――歌姫ディーヴァを知らぬか?」

「――――」


 刹那の時。その時の合間にアディルは僅かに身体が不自然に止まりかけた。だが、その刹那だけのこと。刹那を越えた時には、帰れると思ったのに、という不遜ふそんをほんの少し滲み出しながら振り返り返事する。


歌姫ディーヴァ歌姫ディーヴァだろ。もちろん知ってますけど」

「そうか。私が尋ねている歌姫ディーヴァだがな。どうやら昨日の二十時当たりに『階級の岩原』で歌っていたらしい」

「……」

「反応を捕え調査に向かった時には既に反応も目標もその場を離れていたがな」

「……」


 トマト軍司は再度と問うた。


「で、貴様は昨日、何をしていた?」


 探られている。あるいは疑われている。もしくは既に知られているか。

 しかし、あの場の証拠は消しすぐにその場を離れ【エリア】を後にした。念入りに探ったりもしたがアディルたちを警戒していた者や追跡もなく、今朝家を出る時に家の周りに不審な人物も見当たらなかった。

 まだ、疑われる段階だとアディルは見る。故に下手なことは一つでもあの少女の未来を殺すことに繋がる。


「……いつも通り素材の採取をしてました。俺たちもその場にいましたが歌姫ディーヴァがいたなんて知りません。歌も聴こえなかったですし」

「ふむ。時間はいつだ」

「昨日は十時に家を出て二十時には穴を出てます」

「……貴様の屑な妹はどうした? 私は奴も呼び出したはずだが?」

「あいつはサボりです。こうやって怒られることがわかってやがった確信犯ですよ。どうせあいつも同じだろ」

「当り前だ。貴様から伝えておけ」


 もう用はないと、アディルは頭を下げて軍司室を後にした。



 歩きだすアディルの背を将官の男一人がついてくる。どうやら見張られているとみていい。その将官は見張っていることを隠そうとはせず、むしろ話しかけてきた。


「貴様、本当に歌姫ディーヴァを知らないと隠すか?」

「言葉がおかしいぜ。隠してねーし、知らねーもんは知るか」

「貴様のその身勝手が望まぬ相手を殺すことになるだろう」

「知るか。オマエが何を企んでんのか、軍の考えなんざも知るか。俺には関係ねーし、俺の機嫌を損ねさせんな」


 相手は将官だ。二等兵のアディルより位が上の上司だ。その口の利き方からして処罰されてもおかしくない。が、ここで一つ軍への脅しが成立した。

 確かに軍は二等兵のアディルなど雑草を抜くように処罰できるだろう。しかし、アディルという軍兵の価値はその処罰を許さない。軍に決定権があるように、アディルにも決定権が存在している。この男の気紛れ一つで戦力が大幅にダウンするのだから。

 アディルは立ち止まって振り返る。将官の瞳はどこまでも冷徹で揺らぎなどありはしなく、どこか見定めるように。


「どこまでも子供だな。神に相応しくなどない」

「黙れ。クソが」


 そのまま一言も零さず動揺も見せず、アディルは歩き出した。

 その背を将官はついてはこない。だが、その眼は曲がり角を曲がるまで付き纏っていた。


(完全に疑われてやがる。明日には監視がついてやがるか。逃げる時間もねーが、どうする? まず、あいつは眼を覚ましてるかもわかんねーが……策は打っておくか)


 今日この後のことを考えながら鋭い幹部や将官の視線を受け流す。

 兎にも角にも今すぐにできる限り策を打たなければ桃髪の少女の未来は奪われ、アディルとリヴの目標も闇に閉ざされてしまうだろう。


「んなことは許さねー」


 アディルは食堂でクリスタルベリーを買って、とある歌姫ディーヴァの部屋を訪問した。


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