ダンジョン
冒険者登録して約二週間が経過し、Cランクまで昇格した。
登録した時に絡んできたガイズとかいう冒険者はあれから一度も見てない。噂では王都から出て行ったらしい。
そんなことを考えていると、冒険者ギルドに到着した。
「いらっしゃいませ、葵様。本日はどのような依頼を受けますか?おすすめはキングゴブリン討伐などがおすすめですが」
「そうだなぁ、ワイバーン討伐の依頼とかってありますか?」
「一応あるにはあるんですが、Bランクの依頼になりますが大丈夫ですか?失敗してしまうと違約金などがありますが」
「大丈夫です。それじゃ行ってきます」
ワイバーンは魔の森の中央部分に生息しているらしく、Bランク魔物の中だとトップクラスの実力を持っているらしい。重力魔法を持っている俺からしたらゴブリンと大差ないんだがな。
★★★★★
【赤鬼を倒しました】
【レベルが上がりました】
ワイバーンの気配が近づいてきたな。この気配の感じ複数いるなぁ。
「「「「「グォォォォ」」」」」
見つけたと同時に重力魔法で二体のワイバーンを倒す。
いきなり仲間が倒されたことで他のワイバーンたちは少し気を取られていたが、すぐに元に戻り戦闘態勢に入った。
さすがだなと感心していると三体同時にブレスで攻撃してきた。氷魔法で壁を作り、解除と同時に光魔法を複数展開し眉間を貫く。
【ワイバーンを倒しました】×5
【レベルが上がりました】×7
「さて、ワイバーンも倒したことだし近くを探索してから帰るとするか」
★★★★★
「なんだこれ?」
俺が見つけたのは草が巻き付いている扉だった。気になって近づいてみると、扉にはこう書かれていた。
”悪魔ダンジョン・難易度Ⅴ”
「やっぱり、ダンジョンはあるんだな。難易度Ⅴってどのくらいなんだ?」
今の俺では歯が立たないということはないだろうが、一度冒険者ギルドでダンジョンについての情報を集めてから挑戦することにした。
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名前:乙坂 葵 性別:男
職業:英雄
レベル:61
HP:210,000
MP:42,700
攻撃:150,000
防御:190,000
敏捷:220,000
魔攻:185,000
魔防:185,000
職業スキル:英霊召喚 英霊同化 限界突破
ユニークスキル:重力魔法 強欲 鑑定 聖剣召喚 魔剣召喚 取得経験値増加
アイテムボックス 言語理解
スキル:氷魔法Ⅵ 光魔法Ⅳ 闇魔法Ⅲ
魔力操作Ⅵ 剣術Ⅴ 気配感知Ⅳ 気配遮断Ⅳ
称号:転生者 稀代の天才
七つの大罪スキル保持者
加護:転生神の加護
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☆☆☆☆☆
ギルドに戻ってきた俺は報酬を受け取り、それとなくダンジョンについて聞いてみた。
「ちょっといいか?ダンジョンってどういうところなんだ?」
「ダンジョンですか?今暇なんで説明してあげます」
「それは助かる」
~~数分後~~
「難易度はI~Ⅻまであるのか。それじゃⅤは大した魔物はいないのか?」
「そうですね。ⅤだとボスでAランクの魔物が出てくるくらいですね。ⅫにもなるとSSランクの魔物が普通に出てくるので、絶対に見つけても入らないでくださいよ!今の葵さんでは絶対に死んでしまうので」
「・・・わかりました」
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作者から
読んでいただきありがとうございます
これからもよろしくお願いします
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