第3話 早くもピンチ?

由実は、一人で行動している。

だが、内心は、心細いの一言である。

「グルル・・・」

「ひっ・・」

「だ、だれかいるんですかー・・・?」

「アオーン!」

「きゃ!・・な、何?」

すると、由実の目の前に、狼・・・すなわち人狼が飛び出してきた。

由実は、とっさに矢をはなった。

「アオーン!!」

人狼は、逃げていった。

ふと、なぜか、昔兄が自分に言ってくれたことを思い出していた。

「お前のことは、ずっと兄ちゃんが守ってやるからな」

「お兄ちゃん・・・」

由実は、兄が守ってくれたのかと思い、ニコッと笑った。

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