第2話 バレンタインはただの平日?

2月14日・・それはバレンタインデー。そして今日、この三木高校にもその日が訪れた。

(あと後付け設定ですがアルタ達を高校1年から高校2年に変更します。それではどうぞ。)

「ふぁーあ」とクソでかい欠伸をしながら俺は家で朝飯を食べていた「そういや今日バレンタインデーだからチョコあげるね」という声が聞こえた。声主の方を向くとそこには某明治の板チョコが目に入った。「ありがとう、文(あや)姉。」そう、実はこのアルタとかいう野郎、姉がいたのである。ちなみにアルタはこの文と2人で生活しており両親は既に他界している。(今設定付けた)「そういえば昨日東雲さんと(一応)付き合ったことは言うべきだろうか」アルタはそんなことを考えていた。パルパルパルパルパルパルパルパルパル

〜学校〜

そんでもって今日もまた憂鬱な学校生活が始まろうと考えていた時。「殺すぞーー!!!」と言いながら俺にタックルを仕掛けていたバカ1名(炉阿)が来た。(何回SU⬛︎U⬛︎UTVのネタ擦るんだよ)「お前聞いたぞ…学校1番の美少女である東雲奈緒と付き合えたんだろ!!」(はぁーめんどくせぇ)「なんでお前は付き合えるんだよこん畜生が!!」炉阿はずっと嘆き続けていたそんでもってこいつの持てない原因がわかった気がする「お前の日頃からやかましくて馬鹿みたいな言動してっからモテねぇんだろうがよ。」俺はそういった。「グハァ」炉阿は吐血したようにその場に跪いた。(ざまぁwwww)「そんでもって今日バイトあるから先帰るな〜」そう言い残すとチャイムがなり朝のHRが始まった。

〜昼休憩〜

(今日は弁当がないから学食で適当に済まそう)そう思い教室から出ようとすると「あ、アルタ先輩だ!!バレンタインでーす!!」誰かがこちらに走ってきた。「おっ高村じゃんお久〜

ヽ(‘ ∇‘ )ノ」そう、さっき走ってきたのはこいつの後輩である高村 結(たかむら ゆい)という子である。ちなみに彼女はめっちゃ身長が低く150cmあるないかぐらいでやたら胸の主張が激しい。

「今から学食ですか?」そう聞かれ、「まぁそんなところだな」と無難に返した。「もし良かったら一緒に食べに行きませんか?」そう聞かれた途端背後から何故か強い視線を感じた。「い…いや今日のところは遠慮しとくよ。」視線が少し弱まった。「それじゃあお先失礼します!!」そう言って彼女は立ち去って行った。一体あの視線はなんだったのか?勘のいい読者ならもう気付いているでしょうそれでは強い視線の原因を見てみましょう。

「やっ、、、ヤバい、、、バレンタインチョコせっかく徹夜して作ったのにどうやって渡せばいいんだろう」そう、そこにはどうやってバレンタインチョコを渡せばいいのかが分からない東雲奈緒がいた。そして彼女、実は結構恋愛面ではかなりのヘタレであり今でもどう渡せばいいのか分からないままでいるのである。さて一体どうやって渡すのだろうか?

〜放課後〜

「それじゃあ言った通り今日バイトあるから先帰るわ。じゃあな〜」そう言いアルタは学校を立ち去ろうとしたしかし校門を見ると東雲奈緒が何かを隠してこちらを待っている。(もしかしてまた昨日みたいにナイフを向けてくるのか?)そう思いつつ一応向かってみることにした。「や、、やぁ東雲さん」すると彼女は「そ、、その、、、バレンタインチョコです、、、受け取ってください、、、」すると俺は驚いた。そう、そのチョコは手作りで、本命チョコだと思われ、しかも渡す時の彼女の火照った顔がいつもよりも可愛く見えこっちも顔が火照ってしまった。「ありがとう嬉しいよ」そう言ったがアルタの顔は火が出るほどに赤くなり心臓の鼓動が先程までの5倍は早くなっていた。そして両者赤面のまま各々帰路に着くのであった。

〜第2話 完〜

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る