　物を指定して購入させるというのは、莫迦邪県固有なのか全国で一般的かは知りたいところである。お任せで全部病院の請求にできないものか。例えば、保湿クリーム。凧中病院は「BEBEA」を指定してくる。「BEBEA」じゃなかったら保湿の機能があってもダメなのだ。うちは「メンメンタムタム」派だといっても「BEBEA」である。　

　しかも、転院などで病院が変わったら、それは使えない。別の指定の品を購入させられる。なら、「BEBEA」を指定するところは「BEBEA」を院内に置いておけばいい。衛生用品だから個別に管理しなければいけないという理由なら、そこは売り切りにすればいい。

　まだ、汎用的な保湿クリームなら小さな問題だが、先に挙げた「口腔ブラシ、マウスウォッシュ、トイレットペーパーにつける紙の柔軟剤。」どれも後に病院を引きあげた際に９割がた残っている。

　口腔ブラシ。一本単位で包装されているのだ。そっちで、必要な数、流通してくれと言いたい。マウスウォッシュ、歯磨き粉と違って、直接何かに触れることがない。調味料みたいなものではないか。トイレットペーパーにつける紙の柔軟剤、スプレー式であったが、その品が本当に必要だったのか。方式が違えば必要ない。患者の支払いだからと安易に購入させないでほしい。その病院でならかなり良く使うものかもしれないが、退院したらかなりの割合で不要なものになり、どうしたものか困るものになるのだから。