第10話 「リディアの魔法学講座」 高瀬さくら

「ワトソン君、ワトソン君」(高い声で)

「気持ち悪いですよ、セン」

「面白い小説やつ見つけちゃった!」

「気持ち悪いって」

「これっ⤵」

「リディアの魔法学講座」~私は魔法師団も家も追放されたヒロイン。これからは、落ちこぼれの私が魔法大学で男子生徒達を育成するターンです。

高瀬さくら

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886343012


「コホン、ええと、今までわしは異世界モノ、ぶいあーるえむえむおーモノは歳なので避けていたが、この魔法のやつはとても面白いぞ」

「食わず嫌いでしたね」

「あの、『異世界転生』より面白いと見た!」

「読んだんですか?」

「まだ5話じゃ。これからが楽しみじゃ。リディアという主人公(たぶん)がすでにツボじゃ」

「良かったですね」


--- ここから下、読むのは時間のムダです ---


「一つ問題がある」

「何でしょう」

「かっぱえびせん現象じゃ」

「……」

「読みだしたら止まらなくなる恐れが高いのじゃ」

「いいじゃないですか。読みたいなら読めば」

「いいのか?」

「いいでしょ」

「いいんだね。いいんだよねえ。じゃ読もーっと」

「他の人のも読んでくださいね」

「まかせておくのじゃー」

「核のは、核…… なぜ変換が核なんでしょう」

「SFのせいじゃ。カタカナでどうぞ」

「カクのはどうするんです?」

「今日はお休みにする、つーかこのエッセイ書いたべ」

「あーあ、それからほら、計測は?」


「また忘れた。まあざっくり、0.5時間じゃ。今回から単位を毎時にするぞ」

「文字はcharacterで良いのか? じゃあ(cph or c/h )で

600文字/0.5= 時速1200文字(1200cph)じゃ」

(2024.2.19)

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