2024年 4月 1日 17:00



 やっと、学校が終わった。


 すっかり、日が暮れて空は真っ赤に染まっていた。


 今日は部活がないので、そのまま帰る。

 自転車の鍵を外して、乗る。


 かららら


 リズミカルな、小さな物音。どの自転車からもするこの後は、何なのだろうか。




 そして、帰ってきた。

 自転車に鍵をかけ、降りる。


 自転車に、大きな影ができていた。


 それから、晩御飯。


「おいしい」


 明日のために、天気予報も確認し、明日に備える。いつも通りの、夜だった。



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