第32話『ウナギの味』
どうも、こんばんは星川です。
本日、2024年7月20日㈯。一昨日まで、風邪で3日ほど寝込んでおりました。
と、言っても、またぞろ流行してきたコロナでも、インフルエンザでもなく、ただの変な風邪をこじらせただけです。
私も、気持ちだけ若いつもりでいますが、47歳。すっかりオジサンになり、徹夜などもってのほか、生活リズムは規則正しく6時に起きて、23時に寝る小学生のような生活を送っております。
さらに、体力・気力・精力の衰えもあります。
家から駅まで15分は徒歩で、体力維持に努め、休日には、近くの公園であったり寺社仏閣でエネルギーを頂くよう心がけております。(できれば、奈良へ行きたいんですがそこまでの体力はありません)精力は、日々、セクシーな女性を見まくってスケベ―心を熱く燃やしております。(毎日、強壮剤と漢方飲んでます)
そんな、体に人一倍気を付けている私ですが、今回の風邪には苦しみました。
熱は、36.9℃(微妙)。体は鉛のように重い。頭は思考できないほどガンガンする。咳は胸の奥でゴホン! と、でそうだが、これが出ずムラムラする。そして、四六時中、鼻水を垂れ流す。
あたし、一体、どうしちゃったのでございましょう。
風邪を引くまで、丁度、新作執筆の資料読み込み、新しい企画の立案、手がけているシナリオの修正・直し、趣味のバンド活動とフル回転しておりました。
知らぬ間に、疲労が溜まっていたのでしょうか、三日間寝倒すほどに絶不調で動けませんでした。
仕事もうっちゃって、しっかり休みました。
以前、書きましたかね? 私、メンタルの病気があります。病院送りになったこともあります。その時の教訓で、自分の健康は過信しないを信条としております。
はじめから、執筆スケジュールは十分余裕を見て、どこかで、ダウンしても間に合うようにしています。
さらに、私は、遅筆なので、WEBで週刊連載している
『タイムスリップ×魂入れ替わり! 歴史オタクの高校生が戦国武将に⁉』
では、三か月先まで、倒れても事欠かないようにエピソードをストックしております。
と、前振りが長くなりました。それでは、本題に入ります。
風邪を引き体力の衰えが著しい。
これは、強壮剤と漢方だけでは足りない。何か栄養のあるものを食べなきゃいけない。
(つか、私、毎日の晩御飯、水戸納豆と信濃味噌汁、玄米、昆布の佃煮orのりたま。タンパク質はホエイプロテインなんです。そもそも、そこが、なってないよな。反省)
暦をたどればきたる7月24日は
”土用の丑の日”
ウナギ祭りじゃー----! わっしょい!
ウナギを食うことに決めました。
幸い、昨日、スーパーで1匹丸太で1280円と手の届く値段。これは買うっきゃない。
さらに、新作の資料読みで、ちょうど、ウナギの名店を知った。
(すこーしだけ、教えますと江戸前の南千住の『うなぎ尾花』が美味なのだとか)
「ウナギ、スーパー―――――――食べたーー-----い!」
で、お口がすっかりウナギです。
しかし、私、食わず嫌い。ウナギをあまり食べたことがない。
昔、弟子の頃に、師匠に寿司屋、大阪難波、千日前だったかな『市場寿司』(ネタが大きくて、握ってくれるけど、手ごろなお値段)で、そこのウナギ鮨にはまった。
私、寿司も偏食でして、例えば、くら寿司ですと、まぐろ、いか、はまち×4。
もちろん、『市場寿司』でも、まぐろ、いか、はまち、うなぎ、うなぎ、うなぎ、……。
と、師匠が呆れるような食べ方をします。
関西ではウナギを箱に詰めたような升目に合わせた箱鮨(記憶定かではない。詳しくない)などが多いです。
が、『市場寿司』は握りが江戸前寿司、ウナギを炙って甘タレを刷毛でぬる。コレが旨かった。
(最近は、海外からの旅行者も増えて、値段も上がって、行かなくなったけど、当時は、旨かった)
『うなぎ尾花』や、せめて『市場寿司』とはいかなくても、工夫をすれば、スーパーのウナギも旨く食べれるのではないかと、あたし、一晩かけて調べました。
断っておきますが、ホントの正解は知りません。
私が見たユーチューブによれば、スーパーで買ってきたウナギを一旦、御湯で洗うそうです。
タレを落として、身ぎれいにして、程よく、蒸し焼きにして、これまた程よくさましたご飯をお櫃に盛り、まずはタレ。次にウナギをのせ改めてタレをかける。
そして、山椒をふって、蓋をして、しばらく待つ。
蓋を開けると、山椒の香りがぱぁーっと広がって鼻をくすぐり、
「たまらない!」
「どうだい、君もウナギを食いたくなったかい?」
と、いうところで、私は、これで今日の執筆を終えてウナギと山椒を買って帰ります。
手もみををしながら、よだれを垂らして、晩ご飯を待つのです。
〈了〉
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