第23話『ソースの戦国時代』【選曲】ベートーヴェン「英雄」

 どうも、こんばんは星川です。


 皆さん、食卓で使われる”ソース”はなんでしょうか?



 ここでは、トンカツ、ウースター、お好みソースに絞った話をさせていただきます。


 これらのソースは、主に、甘口・辛口・スパイスとありますが、主に、野菜(たまねぎ・トマトなど)、果実(りんごなど)、醸造酢、糖類などで独自にブレンドしたものです。


 で、なんで、突然、ソースの話かと言うと、「🎤私、星川は、料理がめんどくさいのと、物価高が直撃して、ほぼ毎日、お安い焼きそば(もやしで)を食べてます!」


 その時に、ソースを使うのです。


 はい、毎日なので、1.8L以上の業務用を買います。



 一番の好みは子供の頃に、近所のお好み焼き屋さんが使っていた「オタフクソース」なのですが、価格が他の倍ぐらいお高くて手が出ません。


 そこで、価格の安い順番に試してみると、ソースのメーカーって意識してないだけで、ネット調べだけで10以上はあるのです。


 さあ、ここで、戦国乱世を扱う星川亮司ならではの独自調査と見解をソースメーカーと戦国時代を絡めて、考察いたしましょう。



 ・ブルドックソース 関東の覇者

 まずは、戦乱のソース業界の徳川家康といえば、神奈川、東京、埼玉、新潟より、以北をほぼ制覇している東京に本社を構える「ブルドックソース」です。


 人口的に、関東の読者の皆さん多いでしょうから常識でしょうが、私、ソースを切らしてたまたま棚に並んでいるのを見つけました。


 星川の住む、兵庫と大阪の国境の市では、まず、見たことないです。マジです。


 さらに、驚いたのが、「オタフクソース」のおよそ半額でした。二度ビックリ!


 味は、まだ、試してないのでわかりません。



 ・オタフクソース 中国地方の雄


 お次は、中国地方を制覇した毛利元就のように、本社の広島を中心に、岡山、島根、山口、福岡。さらに、京都に上洛し、福井県まで押さえております。ホント美味しい。



 ・カゴメソース 中部地方で台頭してきた


 続きまして、トマトで有名愛知・名古屋のカゴメさん。愛知でも強いが、こちらは、武田信玄のように、山梨、長野、静岡を押さえ、さらに、前田利家の石川、富山、さらにさらに、鳥羽水軍・九鬼嘉隆の三重、なぜか、中国地方の鳥取、九州の宮崎を押さえております。


 ・イカリソース 関西の老舗メーカー


 大阪といえば、イカリソースと言うぐらい関西では有名で、カツオや昆布のダシがきいています。大阪、和歌山、徳島、高知、大阪湾を押さえております。こちらは、関東の雄徳川家康に対抗する、豊臣秀吉と言いたいところですが、すでに、徳川・ブルドックソースの傘下に収まっております。悲しい限りです。



 ・コーミソース 尾張の守護代家


 私、コーミさんをまったく存じ上げないんですが、愛知・名古屋のメーカーさんらしいです。なんでも特徴はこいくちとか(詳しくは知りません)



 ・オリバーソース 神戸の隠れた王者

 私の住む兵庫といえば、これです。神戸に本社を構える「オリバーソース」これまでは、おたふくの6割ぐらいの価格帯だったので使っていたんですが、「ブルドックソース」さんがさらに、100円安かったのよ。戦国武将で例えるなら、姫路宰相して知られる 池田輝政でしょうか。

「え? 池田輝政って誰だよって? それは、拙作『池田戦記』の主人公、池田恒興の次男。それでも、わかんねぇーよな 汗)

 オリバーさん、理由は、不明ですが、愛知でも人気だとか。なぜなんでしょう?



 まあ、この辺が有名どころです。


 地域限定なのが、


 ・カープソース 広島のソールフード


 広島


 ・金蝶ソース 長崎の皿うどんに

 長崎(皿うどんにで人気なのだとか、詳しく知らないよ。)


 ・キッコーマン

 こちら、あまり情報もないんですが進出しているそうです。


 ここらが、主な、ソースメーカーです。




「え? 九州と秋田、山形、岐阜、滋賀はどーなってるんやって?」



 まずは、九州は九州三国志の如く、大友宗麟、龍造寺隆信、島津義久が乱立するように。オリバー、イカリ、おたふくが、バッチバチの戦いを繰り広げています。


 秋田と山形県。秋田は、佐竹義重。山県は、最上義光、鎌倉以来の名門として知られる。気骨があるのか、今だまだ、ブルドックソースに屈せず、競合しています。


 岐阜と滋賀は、カゴメさんとおたふくが覇を競っております。



 これで、一通り、言えたかなと思います。まあ、食卓に上るソース一つとっても調べれば面白いもんです。




 それでは、星川を応援するつもりで、


 ☆3つ!


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 それでは、また来週!

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