第17話『迷子の光』

 2024年3月19日。


 私は精神疾患を抱えており、3週間に1度、地元のメンタルクリニックへ通院している。薬を服用し完治は難しい。


 睡眠不足で日常のタスク切り替えに時間がかかる。料理や洗濯を始めようとしても頭がボーッとして何も手につかない。


 面倒だが、薬を勝手に止めて2回悪化。仕事に入れ込んで1回入院と、薬を中断する選択は諦めた。


 精神の病気の完治を目指して、生活を見直し整えても果たせない。


 医者じゃないのでエビデンスの確証はない。長患いの体験の中で、主治医の薬の処方と合わせて自己管理の重要性を痛感し、精神の病気に関する精神科医の書籍から、自分で整えることができるのは、睡眠、食事、運動だと学んだ。


 私の最新自己管理の目標値は、

 睡眠ー7時間。

 食事ー旬の野菜や肉・サプリメント・整腸剤。

 運動ー毎日8000歩を目安に、週に一回はテニスなどのスポーツ。


 と、なっている。



 診察から次の診察までの3週間、そろそろ、私の読者の皆さんもすでにご存じだろうが、SNSをメモがわりに日記代わりに使っている。


「黙って、一人で日記帳に書きこめ!」


 ごもっともです。しかし、私は、弱い人間なので、孤独に一人でコツコツと自己鍛錬を重ねるように打ち込む性格ではありません。


 今年に入ってから、比較的に家でも書き物が出来るようになりましたが、それまでは、必ず喫茶店で書いていました。


 それが、今年に入ってから、テキトーと無責任を信条とする私が、


「この私がですよ!」


 自分でも何があったのかわかりませんが、何かしらどこかで、シナリオなり、小説なり、エッセーなりを、一日最低800字は書く習慣ができました。


 勿論、用事が立て込んでて、出来ない日もありますが、2024はつづいている。まさに、青天の霹靂です。



 そうです、この日記の様相を呈してきた自称エッセーも不定期連載をうたっていますが、週に2回くらいはご覧いただけてると思います。


 毎週土曜は拙作『タイムスリップ×魂入れ替わり!歴史オタクの高校生が戦国武将に!?』(旧題・『歴史オタクの心身転生シンギュラリティ』)のエピソードを早朝7時に喫茶店へ入っておよそ2000字強を執筆します。所要時間は、連載初期は、2時間だったものが、最新エピソードでは5時間かかるようになった。


 どんだけ、遅筆やねん!(涙)



 それでも、私は小説家を目指しており、日中はゲームのシナリオを書いている。創作活動は大好きだが生活とのバランスを取るのが難しい。20歳で弟子(師匠の名前は内緒♡)に入ってからは、原稿用紙の使い方をわからない状態(師匠は「わからんかったら本を読め!」と本は渡してくれる)でも、見よう見真似で、年に1本は長編を書いています(もちろん、ボツ! で、お蔵入り)。


 弟子を離れるまでは、映画を想定した脚本を、弟子を離れてからは、WEBで小説を書いています。


 脚本は何を書いたかは内緒ですが、WEB小説は下手ですが公開しています。


 初期は、


『秘密結社KJラボ☆』(小説家になろうで連載)母のいない少年と覆面作家の父との騒動記。30代でまだ若かったのもで勢いとノリで書いていました。


 連載3年目ぐらいに「オレ、やっぱり時代劇書きたい!」との思いで、同時連載で、


『魔道明石城~宮本武蔵異聞~』(小説家になろうで連載も、レーティング違反で削除された)弟子をとる身になった宮本武蔵と、豊臣家再興を名目に闇に落ちたキリシタンとの闘争劇。を書き始め、剣の高みを目指す剣豪武蔵を書くうちに、『ラボ☆』

 執筆開始時と、『武蔵』を執筆して行く中で、私の精神的成長で作品間でのスタイルのギャップが生れもう書けないとなり、いわゆる『エタる』エターナル状態になっています。その後、『武蔵』は削除された。


『武蔵』が削除されても、毎週、土曜日は執筆する習慣ができた。何か書かないと気持ち悪い。そこで、現在連載中の


『タイムスリップ×魂入れ替わり!歴史オタクの高校生が戦国武将に!?』(旧題・『歴史オタクの心身転生シンギュラリティ』)につながります。

(改題は3回目)


 はじめは、頭の中の大ハコ。関ケ原からはじまり、主人公が戦国武将と入れ替わり、人間的に成長して、関ケ原に戻る話。で、映画一本分にするつもりでしたが、主人公カケルがとっ捕まる山県昌景が気に入っちゃって、


 第一章「疾風! 西上作戦‼ 武田信玄動く」(全61話)

 第二章「突撃! 武田VS徳川 三方ヶ原の戦い」(全63話)

 第三章「信長包囲網」前編・後編(前69話・後45話)

 第四章「長篠の戦い」(80話~)


 と、後へ行くほど話数が増えて行く~~!


 一応、章ごとに12万字で、一冊分を超えてはいる。長篠に至っては、少しは丁寧に書けるようになってきたから、エピソードが増殖中です。


 いや、実は、歴史に詳しい人はご存じのことと思いますが、ここで山県昌景が……。


 おっと、話が逸れた。




 話を戻そう。私は、下手なのは承知していますが、年に1本は長編12万字を書いてる計算です。


 好きに書くだけなら趣味の域をでません。どうせ書くなら紙の本の書籍化目指したい。


 先日、話した筑前助広先生のXの投稿を拝見していると、どうやら日中はホテルマンを、帰宅後に作家活動をしているようです。


 その環境で、月刊『筑前助広』になってます。


 筑前助広先生は年に12本は書くのに、遊び人の私が年に1本では話になりません。


「よっしゃーーーー! やったるでーーーー!!」


 と、重い腰を上げました。




 それでも、少ないながらも楽しみにしてくださる読者がいる。『オタ転』も71万字超えで本6冊分に迫る文字数です。読者を裏切る訳にはいかない。そんな事をすれば”漢”が廃るというものです(はぁ、自分でハードル上げた)。


『オタ転』をつづけながらになると、土日に2000字5時間は消える。一日は24時間は人間誰しも同じ時を刻んでいる。


 かといって、平日は、ゲームのシナリオを書いている。これは、病院送りにでもならない限り飛ばせません。


 ならば、新たに時間を生みださねばならない……そこで、このエッセーを書く理由に行き当たります。


 このエッセー、なにげなく書いてますけど、およそ、2000字ぐらいは書いてます。


 そう、5時間ぐらいい新たに生み出してるんですね。



 さて、どうやって生み出したか?


 はい、正直、睡眠削ってるんです。


 そこで、話は初めに戻ります。メンタルクリニックの診察です。


 私は、日記的にSNSを利用して、だいたいの行動や、体調が遡って回顧できます。


 診察では、間の3週間の体調の変化を主治医に5分以内で話せるようにメモを作り報告します。

 今日の報告は、体調は安定しているが、夜にこのエッセーを書くと24時までには終わるようにしていますが、脳が活性化して睡眠導入剤を使っても、寝付くまでに2時間かかり、それが、先週の土曜日から続いて、睡眠時間が4時間弱になってる事を正直に報告しました。


 それだけなら、どこかで、取り戻せばいいので問題はないのですが、私は、こう相談しました。


「……寝付くまでに2時間を、なんらかの方法で15分短縮したり、気絶する方法はないでしょうか?」


 主治医の先生思わず笑いながら一言、





「頭を鈍器で殴りましょう……」


 とは、さすがに仰らなかったが、やさしく、


「ないです」


 いや~、ホンマ、どないもこないもならへんわ。自分でもアカンの分かってたけど、さすが主治医の先生、ハッキリ言って下さった。


「夜の執筆は止めましょう」


 と、アドバイス下さったけれど、昨日より2時間早く書いてんだよな。


 睡眠不足だから、日常の料理や洗濯、用事を帰ってからしようとする。その都度、タスクの切り替えが上手くできずその場に立ち尽くして「迷子の子供」みたいになる。


 ホンマに寝ないとダメだ。


 と、言うことで、夜は執筆中止します。代わりに、早朝書けたら書くようにしたい。だって、朝には光が見えるから……(寒)




 ぜんぜん、上手くまとまってない(笑)。


「やばい! 21時30分だ。お風呂入って寝よう。ほな、撤収!」



〈了〉






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