第12話

「本当ですか?!」


「自分で言ったらあれだが、知名度はある方だ。だから、少しでも力になれる。一緒に世界


一も目指してみたいんだ。」


「でも、迷惑がかかってしまうので、、」


「俺はもうこの時点で君たちに迷惑をかけてしまっている。どっちもどっちと思ってくれれ


ばいいさ」


「ありがとうございます!」


どんどん有名な人たちが協力してくれる。


やっぱ、経営には人望って大事だなと思った。


いろんなうまく言ってる人も、経営を大事にしてるってよく聞く。


俺も、またあの同窓会の時みたいにバカにされないように頑張りたい。


ニートだった自分が、好きなこと、好きなもので世界一を取ったらかっこよくないか?


全国大会に出るとか、日本一になるとか、そういう日本での名誉だけに囚われたくない。


俺は、日本でそんだけ行けるなら世界でもある程度行けるんじゃないかと思う。


俺の店は今軌道に乗っている。


日々、多くの人が俺の店にくる。


普通の町中にあるような感じの、小さい店。


従業員も3人、立地はダンジョンの中層。


そんな中でもここまでこれた。


いつもは、いや、ニート時代は、


あとでいいや。


とか、


いまはいいや。


とか。


そんなことでずっと先延ばしにしてきた。


ずっと、学生の時からそんなのだったから、好きだった先輩にこっぴどく振られた。


クラスのみんなにいじられた。


孤立した。


ニートになった。


そのまま、時間だけが過ぎていった。


そんなのもうごめんだ。






俺は、今までのことを振り返った。


「みんなを見返せるように頑張るか。そして、なんといっても、世界一のパン屋にする」


目標に向かって、また一歩踏み出した。




------

ちなみに作者はプログラミングの全国大会に出たことがあります。


あ、空白スタイルで書いてみました。これでいいかな?意見ください。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る