第55話 本当に厄介
セレスが家で暮らすことになったが、誰にも言わないのは不味いと言うことで、松岡所長へ話をする事にした。
そうすると、松岡所長からすぐに会うように指示があり、俺達4人と、俺達をセンターゲートまで送ったら帰る予定だったマールスさん、松岡所長の6人で会議室にて話し合いが始まった。
「話は分かりました……、厄介な事が同時とは…本当に厄介ですね。」
「マツオカ殿には申し訳ない。我が国としては、早期に解決すべく手は尽くします。」
「いえいえ、私の方でも、できる限りの手は尽くします。とりあえず……相楽君。」
「はい……」
「セレス様がここに居ることは、内緒にしておこうか?」
「はい??」
「マツオカ殿、どういうことですかな?」
「日本内での動きも不穏な部分がありまして……実は相楽君が狙われる要因がこのセンターゲートの職員が関係している可能性があってね………今知っているのは私と……あとは、警備担当がカメラでモニターしているだけだ。」
「警備員は大丈夫ですか?」
「おや?相楽君も元警備員だったから気になるのかな?」
「警備という特殊性を知っていれば、機密性の高い施設の警備員については、気にしますよ……。」
「そこは安心しなさい。警備会社との契約と、監視カメラの閲覧権限などで、かなり制約させてもらっている。それに君たちの使用している部屋の前の通路はカメラが無いようにしていたりと、機密性の確保に、かなり気をつけさせてはもらっているよ……ただ、そこまでしてるのに、相楽君の事が他国の知ることとなったとなるとね………。」
「内部の人間が怪しいと思うのが普通ですよね。」
「なので、この際だからセンターゲートの中でも色々とさせてもらおうと思ってね。」
「分かりましたが……結や沙月、セレスにも危害が及ぶ危険性はないですか?」
「…………? 相楽君………結君は、ともかく、卯花君とセレス様は、大丈夫だと思うが………、」
「悠一さん、大丈夫ですよ〜いざとなったら私が助けますよ〜。」
「ユウイチ、私も大丈夫だよ♪自分の身は自分で守れるしね♪」
(そうだった……沙月さん警護出来る位強いし、セレスも魔法が使えるから明らかに強いよな………。結と俺は危ないことをしない様にしとこう。)
「悠一、しばらくは沙月かセレスちゃんのどちらかに一緒にいてもらえば大丈夫そうね。」
「だな………」
家に戻り……1人だけ初めてご招待のセレスも入れて、4人で帰ってきた我が家に入り、リビングのソファーに座り
「しっかし、今日は色々とあったな〜『セレス』は疲れてないか?」
「う〜ん、疲れてないとは言えないかな?」
「じゃあ、悠一さんと〜セレスちゃんで〜、お風呂入ってきて疲れを癒やしてきてくださ〜い♪」
「あ〜ちょうどいいね!悠一、ついでにセレスちゃんにお風呂の使い方教えておいてね♪」
「ユウイチ♪オフロ行こ〜♪」
「アッ……ハイ。イキマショウ。」
(俺の意思はどこですか?ないんですか………無いのですね。早く行ってイチャイチャしてこいって、どこのおせっかいおば…………すいません何も思っておりません。そのお目々が大変怖いので、お風呂に行ってきます。)
お風呂の使い方を教えて、シャンプーやコンディショナーやボディソープの使い方や順番を教えていると、セレスの全てを堪能すると言う美味しいご褒美をいただきつつ、今は2人並んで湯船にゆっくりと浸かっている。
「お風呂にゆっくり浸かるのって、スゴく気持ちいいね〜♪」
「そうだな〜。」
「ユウイチ、おじさんっぽい……」
「うぐっ……まぁ俺おじさんだからなぁ〜」
「ユウイチ、ゴメンね…落ち込ませる気はなかったのに……」
セレスが落ち込み泣きそうな顔になり、俺は慌ててセレスの背中に手を回し、俺の膝の乗せる形で抱き寄せお腹の前に手を回して、セレスを背中から抱きしめる体制をとり、
「『セレス』?落ち込んではいないよ……。俺は四十を超えていてね、中年とか言われる年齢で、セレスのような年齢の人に、おじさんって呼ばれるしね。これに関しては事実だし、否定もしないけど、ちょっとびっくりしたかな?」
と伝えると膝の上で身動ぎし上半身だけ俺の方に向き、目を合わせて
「ホントに落ち込んでない?」
「大丈夫だよ……。」
と伝えると、顔が近づいてきて………そのままキスをした。
艶めかしい音がお風呂場に木霊していると、セレスが身体ごと俺の方に向き、下腹部で俺の凸とセレスの凹が合わさり……そうになっていた。
(す〇たになってる〜セレスさんや〜そうやって腰動かすと俺の凸が暴走しそうになるから………アッ…………ヌルんと入ったよ………セレスが欲情してるわ〜浴場だけに
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………………俺、ダジャレのセンス無いわぁ〜)
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