第50話 ハメたな!
「結?沙月?足が限界なんですが……助けていただけませんか?」
「「はっ?」」
「お願いですから・・・・・・・・
セレスさんを膝の上から移動させていただけませんか?」
「『セレス』さん、俺の足が限界なので、降りてもらえませんか?』
「え〜?ィヤッ!」
(どうしよう?結と沙月はなにか考えてるのか話し込んでるし、セレスさんは膝の上で隙あらばとキスをしてくるし、おれ〇されるのでは無いだろうか?遺書書いとこうかな…、見せる相手が〇しに来てるから必要無いかな?)
話が終わったのか、結と沙月がこちらに近づいてきて、沙月がセレスさんをあれよあれよと俺の首に巻き付いていた手を外し、抱えあげお姫様抱っこをしている。
セレスさんは何が起こったのか分からず、目の前にいるのが、俺から沙月に変わり、目を白黒させている。
「姫様〜?先程の発言について〜お伺いしたいことがありま〜す。隣のマールスさんの所に行きましょう。」
「悠一は…………足崩していいわよ。ちょっと待っていなさい。」
と言いつつ、セレスさん、結、沙月の3人は隣の部屋に、いるマールスさんの所に行った。
おれは、しびれた足を引きずりながら四つん這いでベッドの上に上り、そのまま寝転がり、女性陣が戻ってくるのを待っていた。
10分経過
20分……30…
(気がつくと俺は寝ていて部屋も暗くなっていた。結か沙月が寝ていたから気を利かせて、そのまま寝かせてくれたのかな?
おっ?布団の中に誰かいるな?この感じ結だな!布団で顔は見えないけど
俺には分かる!
このお腹に当たるお胸様は、結しかいない。しっかり抱きついて当ててきてるし、可愛い奴め〜
今日も美味しくいただきま〜す。
なんか真っ暗だから顔あんまり見えないけど、
お尻こんなのだったかな?
キスしてきて可愛いなぁ〜
舌入れちゃえ♪
あれ?顔?髪こんなのだったかな?
おっほ〜胸を顔に押し付けてきてる。気持ちいい、先っぽを押し付けてきたよ……吸ってやる♪
あれ?入れたら痛いの?あれ?濡れてなかった?いつものようにてらってらっにしたよ?
あれ?血のニオイ?
えっ?)
おれは、慌てて照明のスイッチを押し、明かりを点けると
そこには初めてを経験し嬉しいけど痛そうな顔をしている、セレスさんが居た。
「『セレス』さん!なんで?」
『そんなの決まってるよね♪
うぅ‥‥‥アン♪』
そんな会話をしていても、セレスさんが止まらない。その快楽に負け、悠一のユウイチ君が、歓喜のシャンパンファイトを行い、セレスさんにシャンパンをプレゼントしていた。それにセレスは歓喜したのかビクンビクンしている。
(あっヤベ………着けてなかった。どうしよう……。)
俺はあることに気づき、頭が真っ白になっていたが、俺の胸にもたれかかっている女性の頭を無意識に撫でたまま、睡魔に襲われ眠りについた。
俺は目覚めた………そして、視線を感じたため、そちらを向くと、スゴくいい笑顔をした沙月さんがいた。このシチュエーションにデジャヴを感じてたら、イイ笑顔の沙月さんと目が合った。
「悠一さぁん、おはようございます〜。昨晩もお楽しみでしたね〜。」
「沙月さん。ハメたな!」
「ハメたのはアナタでしょ!!」
「えっ?」
沙月さんの方を向いていると、反対側に結がいて、ド正論を言われた。
(囲まれてたよ……
で、セレスさんや、
こんなに騒いているのに
起きないですね?
大物かな?
姫だったわ……。)
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