第36話 結

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夏川先生が、目を覚まし笑顔の沙月さんから下着や服を順番にもらって、布団の中で、服を着ていった。

(先生?裸だから恥ずかしいのは分かります。裸を見られないように布団の中で着るのも、仕方のないことかと思います。……ですがね、下着や服を着るついでとばかりに、俺の下半身をさわさわするのはやめてください。夏川先生のスベスベのお肌で、敏感になっております。ビクンビクンしそうで、それを見た沙月さんの笑顔の中に、何かが生まれております。早く出てきて下さい。)


「結先生………なにか反論はありますか?」

「ありません。私達がヤリました。」

「分かりました〜。悠一さんは?もちろん無いですよね〜。」

「夏川先生は聞いて、俺は聞いていただけないんでしょうか?」

「………………結先生、夜の順番のお話しをしましょう。」

(あれぇー?俺の意思はどこに行った?ないんですか?そうですか…。夏川先生はお嫁さんになるんですかね?すでになってます。そうですか………沙月さんの中では決定事項だったみたいですね。俺の意思はどこ行った?)


二人が話し合いの為に、隣の部屋に行った。


俺はその間に、服を着て、ベッドのシーツを外し、そのシーツを洗濯機へ放り込み、スタートスイッチを押した。(夏川先生、初めてだったのか……)


そのまま、サイドテーブルの下にある、洗濯済みのシーツを取り出し、自分のベッドに敷いていく。


その後、すぐに沙月さんと夏川先生が戻ってきて、沙月さんは相変わらずの笑顔、夏川先生は顔を真っ赤にしていたが、憑き物が落ちたかのように晴やかな笑顔になっていた。

そして、俺は正座をし、沙月さんからの言葉を聞いていた。

「悠一さんは〜、女性の取り扱いがなっていませ〜ん。もう少し配慮や気持ちを汲み取ってください〜。

結さんもですよ〜、初めてなのにあんな痴女みたいになって、あんなグダグダになって〜もう一度やり直して下さい〜。」

(昨日のシチュエーションがお気に召さなかったようだな、夏川先生が涙目になってるじゃん。)


「夏川先生…なんかすいませんでした。」

「結、悠一さん、ユイって呼んで。」

「結先生?」

「先生も、さんも、いらない。」

「はっ、はい、えっと…結。」

「うん♪悠一、これからもよろしくお願いします。」

「俺からも、よろしくお願いします。」

「フフッ(笑)悠一さんも〜、結さんも〜甘酸っぱいです〜。身体も甘酸っぱいので、二人共、お風呂入って来てください。」そう言われ、すぐに身体を匂うが、良くわからないが、俺は俺の部屋のお風呂に向かい、結も隣の部屋に行こうとすると沙月さんが結を捕まえ、俺を指差し「結さ〜ん。別々に入らなくても、一緒に入ればいいじゃないですか〜。私も一緒に入ったことありますし。」

(沙月さん?なにをブッこんできてますか!結もその手が合った!みたいな顔をしないで!俺にとってはただのご褒美なんで絶対に断わりませんけど。)

そのまま2人仲良くお風呂に入りました。お互いに洗いっこはしたが、それ以上はありませんでした。

(ここで致したら、沙月さんに丸聞こえだから、超自重しました。沙月さんからはなぜしないの?みたいな顔をされましたが?…………解せぬ。)


お風呂に入りさっぱりしたあとで、遅め朝食?昼食を3人で取り、

昨日預かった、松岡所長からの住宅の資料を3人で確認し、入っていたUSBを確認したら、住居の紹介動画が入っており、沙月さんと結が、ベッドがここで、ここはドレッサー置きたい、テーブルとソファーがここ、テレビは何インチが良い。などの家具や家電を置いた想定で、住居を吟味していた。

家具などの購入費用については、

沙月さんと結が、

「私達が好きな物を買うから、お金については、悠一(さん)は出さなくてもいいです。」と言うことらしい。

沙月さんは、このまま一緒に住むことが決まっていたが、結についても、一緒に住むことになった。その理由が次の仕事が、この施設(センターゲート)での業務との事で、渡りに船と言う感じだったので、これからも一緒に生活をしていける。


その後、松岡所長へ連絡を取り、住居の内覧を明日行うことが決まり、次の日に、俺と沙月さん、結が3人で見に行くと知った時には、

「相楽君、君は卯花さんとお付き合いをしていると言っていたね?何故、結君もいるのかね?結君への当てつけか?」

「所長、落ち着きましょう。顔が真っ赤で赤鬼みたいになっております。結・・先生については深い事情がありまして、一緒に見に行く事になりました。」

「松岡所長、悠一さんと一緒に行きたい♪と言ったのは、私ですから安心してください。」

「結君がそう言うのであればいいが。相楽くん、わかってるな?何かあればただではすまさんぞ!」

というやり取りがあり、住居に案内をしてくれるスタッフはスタッフで、車を運転してる時や住居内の案内をしている時に、俺を射殺さんばかりの視線を向けていたが、たまに俺と沙月さんに結が、後ろの座席でいちゃついたり、部屋の中でもいちゃついたりするもんだから、最後の方は血涙が出るんじゃないかと思えるような目で見ていた。

(スタッフさん、なんかゴメン。)

終始イチャイチャしていた内覧だが、色々なことを考慮し、3件のうち一番広い住居で暮らす事が決定した。


その後、施設に戻り夕食を取り、お風呂に入り寝る時間になると、沙月さんがベッドにきて、イチャイチャすることになりました。

この日から2人で取り決めがなされたようで、寝る時やお風呂の時に、俺と一緒に入る事になりました。









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