第35話 大人の

目が覚めれば、

部屋の時計は3時を指している。

体感では午前3時だ。

いわゆる丑三つ時と言うやつだ。



(え〜っと、どうしよう?)





夏川先生が

俺のベッドで一緒に寝ている。


二人とも裸で…………



正座しての沙月さんと夏川先生の

設問(拷問)?のあと、

俺は足の感覚がお亡くなりになって

ベッドに移動できなかったが、

沙月さんがいつもの様に、

運んでくれて(?)

ベッドに寝かせてもらい、

回復する頃には、6時を回っており

夕食を3人で食べて、

片付けをした後で、沙月さんが

夏川先生とお酒を持ってきて、

呑み始め、3人で乾杯をしたが、

俺はチューハイ1缶でギブアップし、

あとはお茶を飲みながら

二人がどんどん飲んでいく様子を

アテにお茶を飲んでいたが、


いつの間にか、夏川先生が

服を脱いで、下着姿になっており、


しばらくすると、

沙月さんがいなくなって、


なぜか、俺と夏川先生だけで

呑んでいて、夏川先生に絡まれて、

俺の服を剥ぎ取られ、

気がつけばふたりでベッド上での

大人のプロレスをしておりました。

回想終わり。


(俺はどうすれば良い?


夏川先生が抱きついていて、

お腹にお胸様が、押し付けられており

大変気持ちが良いです。


…………どうしよう?

沙月さんがなんか仕組んでる感じ

がするんだけどな〜。


夏川先生の足スベスベしてるなぁ

俺の足に絡ませたりして可愛い奴め


違う、ちがう、チガウよ!

気を抜けば、

理性が飛びそうなんだけど、


ぁぁ〜抱きついている夏川先生

こんな幼い感じだったかな?

可愛いなぁ〜


だから違う。

どうすればいいんだろう?


夏川先生の事は、

嫌いではない……

好きではあるが……

俺には沙月さんがいるんだから。

二人も好きになれるほどの甲斐性は

無い。けど、悲しませたくは無い。)


「うぅ‥‥‥‥‥ん。

悠一さん………(ちゅっ)

ムフゥ〜♪」

夏川先生が身動ぎし、起きたと思った

が、俺に軽く触れるキスをして、

満足してまた眠った。


(とりあえず。寝て、朝がきたら

沙月さんに土下座して、

それから考えよう。

うん、そうしよう。)

俺は、夏川先生を抱きしめながら、

もう一度寝た。






(うん?部屋が明るい?朝かな?

だよな?何時だ?)


目を覚ました俺が、周りを見渡すと

目の前に座っている……

沙月さんがいた。

凄くいい笑顔でいた。

今すぐ土下座しなければいけないと

いう使命に駆られそうな笑顔でいた。


俺はすぐにベッドから、

飛び出そうとしたが、

夏川先生が幸せそうな顔をして

俺に抱きつき寝ていたため、

俺は、動けずに

沙月さんの笑顔と夏川先生の

寝顔を交互に見るしかなかった。


「おはようございます♪悠一さん。

昨晩はお楽しみでしたね〜♪」

(あっ、俺詰んだわ。)

「おはようございます。

沙月さん。

とりあえずお話しませんか?」










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   お知らせです。

次話から書き方を変更しております。

見難い等ありましたら、コメントにお願いします。

スマホ、タブレット、パソコンなど見る環境で凄く見づらい、逆に見やすい等、あるかも知れませんがそう言ったことも教えていただければ幸いです。

           コメット

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