第6話 ありがとう神様
「すいませ〜ん。『セレス』さん、夏川先生、卯花さん、治療は出来ますか?」
(セレスさんと夏川先生がハッとしてますね。卯花さんはあ〜って感じかな)
『すぐに準備するね♪』
「そうでしたね。色々と起きすぎて、はははっ(笑)監視室に戻りますね。」
夏川先生と卯花さんはそのまま退室していった。
(今監視室って言ったよな?やっぱり外から見てるんですね。だからさっき来たんですね。)
セレスさんはそのまま部屋の機器の状態を確認していきながら、手際良く準備していく。
『ユウイチ、今からこれを身体に入れていきますね♪』
(セレスさんよ、いつの間に悠一呼びになってますね…
ありがとうございます。
生きててよかった。
ありがとう神様。)
セレスさんが自分の服の胸ポケットから500ミリペットボトル位の瓶を取り出す。
(待って、その瓶入らないよね?!どうやって出したの?)
胸を疑視している俺に、セレスさんも気がついたみたいで、胸を両手でかくしながら
『やん♪ユウイチのヘンタイ』
(エッチじゃなく、変態ですかぁ………泣いていい?)
「ちゃうねん。その瓶はどこから出したの?」
セレスさんが勘違いに気が付き納得したようで、
前かがみになりながら、胸のポケットの中を俺に見えるように引っ張り
『この服のポケットは、収納庫って言う色んな物を入れれるようになってて、他にも色々と入っているよ』
俺が胸のポケットを見るとある事に気が付き
「ちょっ!!『セレス』さん?!あのっ!ごめんなさい。見えてる。見えてる!人様に見せてはいけないものが見えてます!!」
俺が目をつぶって叫ぶと
『えっ?』
セレスさんはわからないみたいで、
「え〜っと、『セレス』さんの胸が絶賛見えています。」
セレスさんの顔や見えている肌が真っ赤に染まり
『んんん⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄』
あわてて隠した。
(セレスさん、なかなか良いものをお持ちですね。
ノーブラなんですね。
そうですかぁ〜
白い肌にピンク色の先が見えていましたね。
その服1枚しか着てなかったんですね。
インナーやブラの文化は無いのかな?)
セレスさんは俺の見えない所に移動し
バタバタしていた。
少しして落ち着いたのか、セレスさんが俺の見える所にきて、
『ユウイチッ!!』
「はい!」
『忘れなさい!!』
「無理です。」
『んんん⁄(⁄ ⁄•⁄-⁄•⁄ ⁄)⁄』
(セレスさん、ごめんなさい。目に焼き付いて離れません。その絶景は永久に保存しておきます。)
セレスさんがバタバタしている。
(う〜ん。俺の治療はいつ始まるのでしょうか?)
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