RP~召使いサンチョ~ Part.2
異世界テスター、七日目。
そして、ミルファの街の代官屋敷での居候生活三日目の朝だ。
…一応は今日さえ無事に過ごせれば、現実世界に戻れるはずだ。
あの自称女神の闇バイト上司の話が事実であれば、だがな。
「うんうん。やっぱりサンチョさんは筋が良いよ」
「そっかなあ」
まあ、俺の世話をしてくれてるクマ獣人のソッカイが褒めてくれるのも、ちゃんと俺が昨日の内に〔畑〕スキルを習得したからだろうね。
うーん本当に技術系スキル自体はきっと修得し易い仕様なんだろう。
なんせたった昨日の内にもう二つ、〔従者〕と〔家庭料理〕まで修得しちまったからなあ。
こんな勢いで色々と今後に本当に役に立つかどうか判らないスキルを習得していってしまうと…あっという間にスキルのスロットが埋まっちまうかもしれん。
この異世界がゲームのような世界なら、いわゆる典型的なスキルゲーというやつなんだろう。
因みに、〔従者〕は朝の畑仕事が終えて俺の雇い主に付き添っていたら…今日の朝には勝手にスロットにありやがったんだわ。
今のところ能力値に影響は無い模様。
まあ、敷地内の者達からは俺はほぼ火の玉ロリ…じゃなかった、有情にも俺を拾って下さったアベルカイン・ヴァーリス・オツベル様(通称、お嬢様)の召使い。
……もしくは、情夫と思われているっぽい。
いやいや、御貴族様相手に怖くて手なんか出せるかぁ~い!?
この世界での身分の低い男の扱いなんぞ怖くて知りたくもないが…恐らく斬首もあり得るような気がしてそんな気なんぞミリも湧かんです。
というか、個人的な好みならアベル嬢は守備範囲からかなり遠ざかる存在でおられる。
決して、悪い意味で、というわけではないんだけどなあ。
子供なんざいない(いてもおかしくはない)俺だが、彼女の相手をしていると何故か父性のような感情が芽生えるような気がしてならんのよ。
まあ、そんな対象に見えてしまうこともあるし。
彼女からのリクエストで何故か俺は彼女に日に三度の飯をつくることになった。
朝飯もしくは昼飯を喰うのは貴族籍か労働職くらいだそうな。
だが、屋敷には食事をつくる使用人もいるのに…と思ったが、どうやら単に俺が飯をつくることに意味を見出しているようだ。
アベル嬢は俺が思考錯誤してこさえた飯を喜んで食べてくれるので…俺も悪い気はしないけども。
俺も作った飯にありつけるからな。
あくまでその場で彼女が許可した場合に限るけどね。
強いて言えば同じ敷地内で生活するあのセクハラ女
そんで、三食つくったら〔家庭料理〕スキルがなあ。
うぅ~ん……要る?
「芋老人の収穫はこの辺で。あとは手間葱の植え替えをやろう」
「……ホント。この世界は変な作物多いね」
「そう? まあ、基本は僕達の口に入らない高級食材だから」
例のクッソ硬い芋(見た目は腕くらいの太さの短いゴボウだな)を掘り起こして籠にぶち込む。
この芋老人から甘味料を製造するらしぃんだが、何でも時間が経って水分が抜けると硬化して加工が困難になるそうで…毎朝適量掘り起こして加工場に出荷するらしい。
その内の出来の悪い芋は彼らの食卓に上がるって寸法だ。
そして、手間葱とは決してタマネギの誤変換ではないのです。
一定期間で別の畑に植え替えないと枯れるという育てるのがクッソ面倒な高級食材らしい。
そこまで手間暇掛かるもんなら……ちょっと焼いて食べてみたいという欲求は確かにあるがな。
「そういや、ソッカイさん達は肉とか食べないの? 毎日芋ばっかっしょ」
「そりゃあ食べるけど…僕らは子爵家にお世話になってて忘れそうになるけど、歴とした奴隷なわけだからね。そう簡単に肉は口に入ることなんてないさ。……でもここだけの話だけど、お嬢様は祝い事やら狩ってこられた魔物肉を差し入れて下さるんだよ」
ほぉ~、そうなんか。
まあクマは雑食性だからってのは失礼極まる考えだったか。
だが、このオツベル子爵家が彼ら農奴隷を大切にしてるのは確かのようだ。
特に苛烈な我が主たるアベル嬢は常々、同行するラウルフ女に「我が家の大切な奴隷に手を出したら耳と尻尾を切り落とす」と言っておられるくらいだ。
ソッカイ達、農奴隷は皆男性だ。
そういうこともあって彼女は屋敷に詰める兵士や使用人(すべからず妙齢の女性多し)は用無く彼らに近づくことを禁じている。
つまり、アベル嬢に付いて屋敷内に入る俺が浴びる女性陣からの熱のある視線に慣れるまで恐らく時間が掛かることだろう。
俺だって守ってくれるアベル嬢が一緒じゃなきゃ、あんなおっかない場所に行けんですよ。
俺はソッカイ達と共に本日の畑仕事を終えると井戸水で土汚れを落とし、親愛なるアベル嬢の朝食を作る為の食材を入れた籠を手に屋敷へと向かう。
(‥)
この異世界には時計は無い(似たようなもんはあるらしい)ので、街にある鐘の音で判断するしかない。
遠くから聞こえてる鐘の音は十回。
つまり、現在は午前十時ということだ。
アホみたいな解釈だが鐘が三回鳴って、空が暗ければ午前三時、明るかったらオヤツの時間の午後三時だと思っておいて欲しい。
身支度を整えたアベル嬢が俺にセクハラをするガーデニアを殴りながら、住まいである孤児院からやって来たらしいナセル青年とギルス少年と敷地を仕切る胸壁前にて合流する。
今日はギルドに向う予定である。
何でもアベル嬢曰く、俺に無体な真似を働いたあのランハートという女を殴りに…いや、土下座させにいくらしいよ?
だが、ギルドに着くと何やらまた騒ぎが起こっていた。
そして、これまた騒ぎの中心となっているのはそのランハートというギルド職員と対峙する人物のようである。
「…珍しいな。また、アズマ人だ」
「別に珍しくないんじゃなぁ~い? アズマ人なんて、海を渡って訪れるのは先ずこのミルファだしぃ。それに、もうアズマの良い男なら隣に居るし」
いつの間にか俺の背後に回ってきた発情ラウルフがニヤリと笑って舌舐めずりする。
ちょっとエッ……げ、下品だなぁ君はぁ~?
「よく見ろ。……あのアズマ人、
「えぇっ!?」
「おおぅ! オッサンすごい反応…」
俺は一瞬、その人物が同じく異世界テスターをやらされる羽目に遭ったバイト仲間の一人なのでは!? そう思って思わず駆け寄ろうとしたが……残念ながら、当の人物はルリちゃんでもなく、あの双子らしき女子のどちらかでもなかった。
艶のある黒髪を長くポニーテールにして後ろに流す、浅黒い肌を持つ太眉美人であった。
これが…アズマ人とやらか?
確かにジャパニーズにも見えなくもないが…顔つきはやけに整っている上に雰囲気も漠然とアジア系って感じだなあ。
ちょっと東南とかあっちの方の雰囲気も入ってる気もする。
「仕事の口利きだけで
「いや、ですからぁ…あぁ~面倒臭い…これだから、アズマ人は嫌なんだ」
そして何やらそのアズマ人女性は何やらオコである様子である。
にしても、凄い恰好だな…部分鎧に鎖帷子。
腰には大小…見間違いようもなく日本の刀らしき得物を腰の帯に挿していらっしゃる。
ジャパニーズ・ガール・サムライですか? そうですか。
「ですからですなあ? 当ギルドでは正式に本国または他国でのギルドにて冒険者登録した方のみ依頼の受注を許可していまして。先ず、身分証を発行するのに銀貨五枚が掛かる…ってそっちの通貨とそんなに価値は変わらないはずだが、必要とします」
「身分だと……なれば、この将軍家から頂戴した流離を許可せし手形が…っ」
「それはあくまで単にアズマとの玄関口であるアクアントでの各要塞(村・街も含める)と各領の関所を無税で通らせるというもの。当ギルドには適用されない」
「ぐっ…融通の利かぬ大陸人め。某は国を離れた身とて、将軍家を支えし三大名トリタに仕えしはハバラ家の者ぞ! かつては一万石を誇った大旗本でござるぞ」
「…旗? 知らんよ、そんなもの。貿易関係にあるが我が水国の者が入ることを許さない島国の勝手など知る由もない」
「うぬううぅぅっ…お、おのれぇ…」
女侍が懐から取り出したあの絵馬みたいのが例のアズマの手形ってヤツか。
ちうか、女侍さん顔真っ赤にしてさらにオコみたいだけど大丈夫?
往年の仁侠映画や仕込み刀持った盲人みたいな刃傷沙汰にならんでくれよ…。
「ふむ。サンチョ、あのアズマ女の言ってたイチマンゴクとはどういう意味だ?」
…え? 俺もよく判らんですよ?
仕方ない、ここは割とテキトーに覚えてる知識で誤魔化すか。
「ああっと。確か一石で人ひとりが一年通して食ってくだけの食糧なり財力があるってことだった気がするので……つまり、一万の民を養うことができる力があったということかと?」
「ほお! 一万もの民草をか! なれば大した大貴族ではないのか? そんな家の女が家督を次がずに異国で諸国漫遊の身とは…相変わらず、アズマは女に甘いのだな」
「はあ」
いや、だから知らんてアズマのことなんざ。
良い機会だから当のアズマ人に聞いたらいいのに。
「それって、ちょっとした
「…うっ、うるさいっ!」
…? アベル嬢の横顔に擦り寄って揶揄うように発したガーデニアの言葉にアベル嬢が何やら憤慨した御様子。
そういや、このロリも歴とした御貴族様の跡取りだったな。
「フゥー……某も修行が足りんな。…失礼致すっ!」
「お、おい。アンタ…」
だが、そのアズマ女性は深呼吸を一つやって怒気を治め、相変わらず横柄な態度のランハートに頭を下げると彼女が止めるのも動じずギルドを去って行ってしまったぜ。
「何やってるんですか! また勝手に私の席に…執務室に引っ込んでて下さいよ!」
「つれないことを言うなフィリップ。あんな書類仕事ばかりやっていたら私は病気になってしまうだろ?」
「ぶっちゃけ迷惑なんですよ。冒険者の方からも苦情もきてますし、一昨日の件もです。それにただサボってるだけでしょう? ほら、さっさと無駄にデカイ尻を退けて下さい」
「きょ、今日は頑張って愛想良くしてたさ? 今だって難癖つけてきたアズマ女を…」
「いいから、退く!」
「…………」
そこへ受付カウンターの奥から戻ってきたらしい男性職員(イケオジ)がランハートを椅子から退かしてシッシッと追い払っている。
どんな扱いなの? てかあの女、マジで何者?
そんな事を考えてたら、「行くぞ」と声を掛けてきたアベル嬢に連れられてカウンターへ向かうことに。
「相変わらずだな、ランハート」
「これはアデルカイン様!」
アベル嬢に気付いたフィリップと呼ばれていたイケオジが頭を下げる。
ランハートは微妙な顔だったが。
「もしかして…そちらの男性の方が?」
「うむ」
イケオジが今度は俺に向って深く頭を下げる。
と、同時に横に居たランハートの横っ腹を割と強めにどついていた。
「うっ」という低い悲鳴が聞こえたが、敢えて見ないことにしたよ。
「この度は大変失礼を致しました。私は当中央の冒険者ギルドにて
「はあ。はじめまして、私はシドと(チラリ)申します」
「シド様、ですね?」
横斜め下をチラリと伺うが、アベル嬢も流石に敷地外であるギルドまでサンチョ呼ぶを強要することは無かったぜ。
てか、マジでなんでサンチョなのよ?
「当
「ギルドマスター!?」
「おう。そうだぞ」
「本当だ。奴は元水国(今更だけのこの国のことね)近衛兵で元金星等級の冒険者だ。一応、騎士爵持ちだ。私の母がケツを持ってやっているんだ」
「…で、なんでそんな身分と立場の方が?」
「「…………」」
俺の問い掛けにフィリップ氏も他の受付をしていた男性職員も目を背ける。
…まあ、何となく察してるからこれ以上追及はしないよ。
野郎共はそれこそ立場が低そうだしなあ。
「それはもう良い。……ボソリ(結局は、我が家に入れる切っ掛けにもなったしな) で、例の身分証は?」
「はい。それが既に用意ができております」
勝手に挙手していた暇人ギルドマスターの顔を押し退けてフィリップ氏が他の職員に声を掛けて何やら奥から持ってこさせた。
「どうぞ。これがシド様の身分証です。……このギルマスのせいで渡しそびれていたものです」
「何もそんな言い方をせんでも。わ、私はだなあ…」
だが、フィリップ氏に睨まれたギルドマスターは最早「廊下に立っとれ」状態である。
これについては寧ろ他の職員もその場に居る冒険者その他からも賛同する旨の反応だ。
嫌われ過ぎじゃね? ちょっと可哀想になってきたなあ。
それはさておき、手渡されたのは名刺ほどの大きさのドックタグのようなものだ。
何故、ドックタグのようなものかと言えば二枚組の金属のプレート片だからだな。
はて? 一枚は完全に何も彫られていない無地だが何の意味があるんだろう?
「一枚は身分を証明するものです。基本、ミルファの非戦闘市民はそれだけの所持ですが……シド様が冒険者としての登録をご希望、との事でしたので」
「なるほど?」
俺が他の四名を見れば、何故か少し誇らしげに胸元から取り出したタグを見せてくれるのだ。
…おい。そこのラウルフ、わざとオッパイを見せようとすんじゃねー。
だが、確かに無地である俺のと違ってアベル嬢達の二枚目のプレート片には名前やらレベルやらの他に星が付いている。
…銅色の星らしきものが四つあるように見える。
なるほど、コレが冒険者としての等級を表すものか…。
だが、ここはちゃんと改めて礼の一つも言っておくべきだろう。
フィリップ氏に。
結局は俺が身勝手に身分証を受け取らずにギルドから逃げ出しちゃっただけだし。
彼があの日の俺の担当だったらこんな憂う目に遭うこともきっと無かったに違いない。
「ありがとうございます」
「いえいえ」
「おい…肝心のコイツを冒険者として登録する件はどうなった?」
ええ!? 俺ってば冒険者になれんの!
「それは…」
「アベル嬢」
そこに廊下(じゃないけどな)に立っていた正体ギルドマスターだったランハートが割って入る。
流石にその表情は真剣そのもので、フィリップ氏も止める気はないようだ。
「幾ら子爵家の頼みとはいえ……戦闘スキルを持たない者を冒険者として扱うべからずという鉄の掟を蔑ろにすることはできません。いえ、このランハートが許すことはありません。しかも、相手が成長限界に達する年増の男となれば…なおさらのこと。アベル嬢はミルファの壁の外まで
「…………」
腕を組んだアベル嬢とランハートが俺を挟んで睨み合う。
そして、それをハラハラと見やる若い青年少年二名にニヤニヤ笑う女獣人が一匹。
「ですが。……方法が無いわけではありません。無論、決して実を結ぶとは限りませんが。アベル嬢とそこな紳士殿がどうしても望むのであるのならば、このランハート。協力を惜しむことはないでしょうなあ」
そう言って、ランハートが今迄にない凄味と邪気のある微笑を俺に向けてくるのだった。
(‥)
その後、明日からの予定などを決めたりなんかしてたらあっという間に一日が終わってしまったぜ。
パーティを解散した後に俺はアベル嬢と共に夕食(俺が作りました!キリッ)を頂いた後にソッカイ達が居る半地下の牢部屋へと戻って来ましたよ。
「はぁ~…疲れた」
「フフフ。君も大変だなあ。けど、サンチョさんが来てからお嬢様はずっと機嫌が良いみたいだ。きっと……」
ルームシェアしているソッカイさんが就寝前に何やら言い掛けて止める。
おい、寝る前に止めてくれよ?
「きっと?」
「い、いや。何でもないんだ。じゃあ、お休み」
「…? お休み…」
俺から顔を背けるようにモゾモゾと寝返りを打ったクマの背中に向って就寝前の挨拶をして俺も目を閉じた。
あ~…明日も色々と大変…だなあ……。
てか、他にも大事なことがあったような気がするが、そんなこと考えてる余裕とかないもんなあ~。
…………。
何だか今日は少し、変な眠気が…ある……なあ………。
謎の浮遊感と共に徐々に俺の意識が遠ざかっていく。
夢でも見てるんかなあ?
「皆様! 七日間の試用期間、お疲れ様でした!」
七日前と…そして、俺を運んだ黒いマイクロバスから降りてきて初めて聞いたのと同じ
(種)
▼勇者タネモト▼
▶レベル:1 EXP:▮▮▮▮▮▯▯▯▯▯
▶アーキタイプ:戦士
▶身分:オツベル家の召使い
▶称号:狼族の情夫
▶HP:15 MP:0
▶所持金:62シルバー
▶攻撃力:0 >付与:無し
▶防御力:1 >耐性:無し
▶筋肉:F
▶敏捷:F-
▶魔力:F-
▶精神:F-
▶知識:15
▶状態異常:無し
E:クロース
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勇者タネモト◀スキル・カスタマイズ
【種男】Lv1 〔従者〕Lv0
〔植物学〕Lv1 〔畑〕Lv0
〔家庭料理〕Lv0 〔性交渉〕Lv0
〔 - 〕 〔 - 〕
〔 - 〕 〔 - 〕
==残り予備スキル枠:10==
〔 - 〕 〔 - 〕
〔 - 〕 〔 - 〕
〔 - 〕 〔 - 〕
〔 - 〕 〔 - 〕
〔 - 〕 〔 - 〕
*種メイカー最大使用回数:2回(スキルレベル+1)
*ドロップアイテムにスキルレベルに応じた種アイテムが追加
*????
▼クエストボード▼
==今回のノルマ==
●今回は試用期間につき、兎に角頑張って七日間生き延びよう!
(7/7)
▶達成報酬:1ゴールド
==ペナルティ==
●テスター業務の終了。
(※なお、報酬は発生しません。)
==現在進行中のイベント==
●特に無し
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