第6話

659:名無しの凡才

「それじゃ、バイバイ」

 

ワイの勧誘を断ったパーカーは颯爽と走り去る。

あまりの素早さに、引き留めるのは叶わんかった。

心残りではあるが、ここにいては倒れている不良共にまた絡まれるかもしれん。

そう考えたワイは家に帰り、日課の自主練をこなして、シャワーを浴びた後に床に就いた。

目を瞑る。

しかし、眠気は一向に訪れない。

脳裏に浮かぶのはパーカーの姿ばかり。

羊を数えても、ちょっと前までよく使ってた睡眠薬を飲んでも、全く眠くならん。

ワイの脳みそはパーカーに焼かれてしまったんや。

ここで、ワイは理解した。

これが、この感情が「恋」なのだと。

 

660:名無しの野球人

恋に落ちるのが早すぎてワロタ

 

661:名無しの野球人

なろう系のヒロインもビックリするレベルのチョロさ

 

662:名無しの野球人

パーカーちゃんも災難やね

 

663:名無しの天才

落ち着いて考えなさい。

貴方のその感情は吊り橋効果によって生み出された虚構よ。

不良に襲われた事で生じた恐怖。

パニックになって不安定な精神状態、要するに恋愛感情を持ちやすくなる状態でパーカーに出会った事で生じた偽りの愛なのよ。

それに加えて、パーカーがどんな人間かも分からないのに恋に落ちるなんて不合理にも程があるわ。

貴方はそんなに馬鹿な人間ではないでしょう?

ていうか、そもそもあんたの目標は塵芥高校を甲子園優勝に導く事でしょう!?

色恋にうつつを抜かす余裕なんて無い筈よ。

パーカーのことはもう忘れなさい!

私と貴方は野球が恋人なのよ!

 

664:名無しの野球人

>>663

めちゃくちゃ早口で言ってそう

 

665:名無しの野球人

>>663

これはもう「確定」やな

 

666:名無しの野球人

まぁまぁ、落ち着けお前ら。

名無しの天才について、語るのは無粋ってものよ。

 

667:名無しの凡才

殆ど眠れずに翌朝を迎えたワイ。

数時間経過したこの時でも、頭の中にはパーカーパーカーパーカー。

そして、通学路を歩いていると、目の前にパーカーを着たパーカーが現れた。

これはパーカーに会いたいと願うワイの脳みそが作り出した幻覚やろうか。

 

「あ、坊主くんじゃん。昨日ぶりだね」

 

違った。

目の前にいるパーカーは本物のパーカーだった。

 

668:名無しの野球人

パーカーパーカー煩いバーカー。

 

669:名無しの野球人

ゲシュタルト崩壊しそう

 

670:名無しの野球人

パーカーへの愛が溢れとるな

 

671:名無しの野球人

ヤンデレの素質あり、やね。

 

672:名無しの野球人

美少女のヤンデレは需要あるけど、ゴリチンのヤンデレは需要ないやろ。

 

673:名無しの野球人

わからんよ

メスのゴリラにはウケるかもしれん

 

674:名無しの野球人

ヤンデレのイッチに死ぬほど愛されて眠れないCD

 

675:名無しの野球人

>>674

い ら な い

 

676:名無しの凡才

「昨日から思ってたんだけどさ〜。坊主くんって塵芥高校に通ってんの?」

 

「……ああ」

 

「マジ!?一緒じゃん。何年生?」

 

「一年生だよ」

 

「それも一緒!偶然って凄いね……入学式ってどんな感じだった?ついついサボっちゃってさぁ……」

 

ワイとパーカーは談笑しながら歩みを進める。

ここでワイは確信した。

パーカーもワイのことが好きであると。

初対面の人相手にここまで質問攻めすることがあるか?ネットで見たことがあるが、女の子は興味のない男には質問をせず、興味を抱いた男には質問をするらしい。つまり、パーカーはワイのことが好き。

Q.E.D 証明完了。

意を決したワイは口を開く。

 

「俺と付き合ってください」

 

「申し訳ないけど、無理。俺、男だもん」

 

ワイの初恋は呆気なく散った。

 

677:名無しの野球人

バカかな?

 

678:名無しの野球人

童貞の思考回路

 

679:名無しの野球人

蛮勇にも程がある

 

680:名無しの野球人

パーカー男の子なの?

マジかよ、ショックすぎる……。

 

681:名無しの野球人

脳が破壊されちゃったぁ

 

682:名無しの野球人

女にはついてない物がついているんだから逆にお得だろ

 

683:名無しの野球人

男の娘サイコー!

 

684:名無しの野球人

神は言っている……イッチは野球に青春を捧げる定めであると……。

 

685:名無しの野球人

初めての恋は、儚い。

 

686:名無しの野球人

ゴリチンって行動力あるよな。

普通の奴はほぼ初対面の奴に告白できん。

 

687:名無しの野球人

安価で高校を決めたりするレベルだからな

 

688:名無しの野球人

行動力云々の問題か……?

 

689:名無しの野球人

イケると思って逝ったんや。

きっとイッチにも後悔はないやろ。

 

690:名無しの野球人

勇敢なるゴリチンに敬礼!

 

691:名無しの凡才

膝から崩れ落ちてワイは泣いた。

恋が実らない事実がこんなに苦しいものだとは知らなかったんや。

その間、パーカーくんはワイの側にいてくれた。

コイツマジで良い奴やな、と思った瞬間にワイの心の奥底で眠っていた未開の扉が開かれる……事はなかった。

普通に友人として仲良くなりたいと思ったんや。

 

692:名無しの野球人

性癖は目覚めんかったのか。

同志が増えると思ったのに残念無念。

 

693:名無しの野球人

パーカーくんは聖人君子か何かなん?

 

694:名無しの野球人

こんなにも優しい男の子がゴミ箱に入学する事を選んだ理由を述べよ

 

695:名無しの野球人

家が近いからやろ(適当)

 

696:名無しの野球人

ワイもパーカーくんにお近づきになりたい。

 

697:名無しの野球人

>>696

絶対に邪な感情を抱えてて草生える

 

698:名無しの野球人

>>696

お近づきになりたいってワードセンスが不穏すぎるわ。

十中八九男の娘好きやね

 

699:名無しの野球人

スレ内で男の娘好きを当てる人狼ゲームを始めるな(戒め)

 

700:名無しの凡才

そこからは特に何も無かったな。

なんだかんだでパーカーくんと仲良くなって連絡先を交換したくらい。

ちな、授業受けている最中に不良と先生が大喧嘩して教室がめちゃくちゃになったり、パーカーくんと初日に仲良くなったクラスメイトの三人で飯を食っている時に2・3年の奴らが襲撃してきたりしたが、全てパーカーくんが一人で何とかしてくれました。

そして、ようやく野球の時間が始まったんや……。

 

701:名無しの野球人

長かったな……ここまで。

 

702:名無しの野球人

入学式から1日しか経ってないのに色々と起きすぎ。

 

703:名無しの野球人

イベントばっかりで楽しいね!

 

704:名無しの野球人

パーカーくんが一人で何とかしてくれた出来事を詳しく知りたい……知りたくない?

 

705:名無しの野球人

あーあ。

このスレの何処かにパーカーくんの勇姿を激写している有能なスレ民は居ないかな〜

 

706:名無しのモブ

【動画】

【動画】

教室で先生と生徒の仲裁をするパーカーさんの動画と、屋上で2.3年と戦うパーカーさんの動画です。

ご査収下さい。

 

707:名無しの野球人

いつもの

 

708:名無しの野球人

もう慣れてきたわ

 

709:名無しの野球人

呼んだらすぐに来る有能

 

710:名無しの野球人

マジで何者なん?

 

711:名無しの野球人

>>710

イッチが塵芥高校を甲子園優勝に導く姿を生で見たいという理由で、塵芥高校に入学する異常者やぞ。

それ以下でもそれ以上でもない。

 

712:名無しの野球人

つーか、それ以上があってたまるかw

 

713:名無しの凡才

放課後、入部希望の新入生は部室の前に集まるように言われていた。

あの和服美人にな。

それで、集まったのはワイ含めて3名。

まず、虹色に染められたモヒカンが印象に残る男。

そして、ワイが初日に仲良くなったクラスメイト。

彼らはどちらも野球経験者やった。

ゲーミングモヒカンは軟式経験者で足が早く、中学のチームメイトから「波川中の剣客けんきゃく」と呼ばれていたらしい。

……多分、「剣客」は「健脚」の間違いやと思う。

「剣客」の読み方は「けんかく」やからな。

クラスメイトはボーイズ出身であらゆるポジションをこなせるユーティリティープレイヤー。

走攻守三拍子揃っている上に、ピッチャーとしては一際珍しいサブマリンでコントロールが良く……と、何故この高校に来たのか分からん逸材。

ゲーミングモヒカンも素材は悪くないが、とにかくクラスメイトが実力的には頭抜けていた。

……悔しいが、ワイよりも普通に上手い。

 

714:名無しの野球人

クラスメイトのスペックが高すぎる件についてwww

 

715:名無しの野球人

バグやね、これは

 

716:名無しの野球人

相対的にゲーミングモヒカンが霞むわ。

ビジュアルの印象は強いんやけどな。

 

717:名無しの野球人

全然悪くなさそう、ゲーミングモヒカンも。

でも、希少価値の高いサブマリンで全てのポジションをこなせて、尚且つ硬球慣れしとるボーイズ出身ってのがデカ過ぎるわ。

 

718:名無しの野球人

仮にも光ヶ丘ガンバーズのレギュラーだったゴリチンが自分より上手いって言うくらいだから、相当良い選手なんやろうな。

 

719:名無しの野球人

クラスメイトから溢れ出るメインキャラ感

 

720:名無しの野球人

ちょっと盛ってるやろw

なんで野球部のない高校にこんなハイレベルな選手が来るねんw

 

721:名無しの野球人

色々と事情があるんじゃね?

俺は知らんけど

 

722:名無しの天才

ふーん

 

723:名無しの凡才

新入部員三人で自己紹介兼ねた雑談をしていると、和服美人がやってきた。

そして、野球部のキャプテンを務める彼女に入部届けを提出すると、ワイらはいきなり練習に参加する事になったんや。

他の先輩と顔合わせてすらないのに。

「流石に急すぎません?」ってクラスメイトが尋ねると、和服美人は「同じ野球道を歩む者に言葉など不要です。伝えたい言葉はプレーで語りましょう」と、言った。

ワイの中で、初期の和服美人の印象は完全に消え失せた。

 

724:名無しの野球人

野球に脳が焼かれとるわw

 

725:名無しの野球人

熱くなれよ!

 

726:名無しの野球人

大和撫子感とは逆方向にダッシュしとる

 

727:名無しの野球人

初対面のイッチ相手に野球勝負を挑む時点で、野球バカの本質が垣間見えてるんだよなぁ……

 

728:名無しの野球人

和服が似合いそうな面から放たれる脳筋な台詞。

 

729:名無しの野球人

ほんのちょっとだけミステリアスだった初期の和服美人はもういないんやなって

 

730:名無しの凡才

野球部に所属している不良やスケバン……いや、先輩方はクッソ真面目に練習していた。

 

「クソッ、あんなイージーゴロを取り零すなんて……あたしは自分が情けねぇ!」

 

ノックでエラーしても野球道具に当たったりせず、自分の無力さを悔やむくらいには真面目やった。

プレーも雑ではなく、一つ一つの動作に再現性を持たせている。

要するに、何も考えずに漫然と練習しているのではなく、もっと上手くなる為にはどうすればいいか、自分の頭で考えて練習に励んでいるんや。

技術的にはまだ未熟ではある。

でも、身体能力は著しく高いため、このまま練習を続ければ絶対に上手くなる……と確信した。

 

「意外だな……と、思いましたか?ゴミ箱に通う碌でなし共がこんなにも真摯に野球と向き合っているなんて」

 

「おお、めっちゃ思ったぜ!何で俺の考えてることが分かったんだ?もしかして、和服美人先輩はエスパーなんかぁ?」

 

和服美人の問いに答えたのはワイやない。

ゲーミングモヒカンや。

 

731:名無しの野球人

モヒカンくん、正直過ぎない?

 

732:名無しの野球人

思った事を全部口に出すタイプやね。

 

733:名無しの野球人

>ノックでエラーしても野球道具に当たったりせず、自分の無力さを悔やむくらいには真面目やった。

野球道具を大切に扱う野球人の鑑。

 

734:名無しの野球人

普通に活動してたんやな、塵芥の野球部。

公式戦には出てないから、創部すらされてないと思っとったわ。

 

735:名無しの野球人

>>734

和服美人はナックルボーラーなんやろ?

多分、ナックルを受けれるキャッチャーがおらず、その上で和服美人以外のピッチャーがおらんから試合が出来なかったんやない?

そんぐらいしか試合せん理由がないやろ

 

736:名無しの野球人

試合した事すらないのに練習頑張れるのは凄いな。

モチベーション維持が大変そうや。

 

737:名無しの凡才

「ふふふ、表情から判断しただけですよ……部員のみんなは最初から真面目だった訳ではありません。私が彼らをボコって無理矢理野球部に入れたこともあり、初めの頃は嫌々練習していました。しかし、練習を続けるにつれて、部員一丸となって汗を流す楽しさに目覚め、彼らは改心したのです……新入部員の皆さん、私が言いたい事がわかりますか?」

 

「俺にはさっぱり分かんねぇ!」

 

「悪心を洗い流して清き心を生み出す効力を持つ至高のスポーツ、それが野球であると、私は声を大にして言いたいのです。……新入部員の皆さん、私についてきて下さい。甲子園優勝の夢を掲げて、キラキラと輝く太陽に向かって全力で走りましょう!」

 

「「おお!!」」

 

「ノリが昭和の野球マンガみたいっす……」

 

ワイとモヒカンは影響されやすいタイプやった。

和服美人の言葉に感化されたワイらはほとばしる熱いパトスを胸に、和服美人の後を追う。

轟々と燃える情熱の炎は何人たりとも消す事が出来んのや!

 

738:名無しの野球人

テンションが暑苦しすぎる

 

739:名無しの野球人

クラスメイトちゃんが貴重なツッコミ枠や

 

740:名無しの野球人

>私が彼らをボコって無理矢理野球部に入れた

サラッと流してるけど、和服美人ちゃんのやってる事がヤバくて草生える

 

741:名無しの野球人

マジで女番長なんやね、和服美人ちゃんは。

 

742:名無しの野球人

見た感じ、野球部員の意識は高そうやな。

目標意識がバラけてると、チームの統率が取れんし有難いわ。

 

743:名無しの野球人

サブマリンにナックルボーラーとレアな技能を持つ選手が集まっとるし、ゴリチンは全国大会三連覇チームの正捕手で他の選手も粒揃い。

……普通にワンチャンあるんじゃね?甲子園

 

744:名無しの野球人

うーん、どうだろうね。

 

745:名無しの野球人

今の野球は魔球ゲーやから、ピッチャーが魔球を投げられるかどうかによる。

 

746:名無しの野球人

和服美人は投げられんのやろ。

クラスメイトちゃんは投げられるんか?

 

747:名無しの野球人

何やお前ら、魔球、魔球って……。

そんなに魔球が大事なんか?

野球ミリしらのワイにはピンとこないわ。

 

748:名無しの凡才

>>747

しゃーない、無知なスレ民のためにワイが魔球の解説をしてやるか。

魔球っつーのは文字通り、魔力を纏わせた球。

ボールに己の魔力を纏わせる事で、投手の体に刻まれてる魔術式に応じた超常的な現象をボールに付与する事ができるんや。

オーソドックスな魔球は炎や氷を纏わせたりする奴やな。

それらは視覚的に派手なので、大多数の人々はエフェクトに注目するんやが、魔球がクソゲーと言われる要因は別に存在する。

その要因とは、魔力を纏わせた事によって生じる「物理法則をガン無視した凄まじい変化」や。

 

749:名無しの野球人

はぁ……(クソデカため息)

 

750:名無しの野球人

いつ聞いても萎えるわ

 

751:名無しの野球人

これマジでしょーもない

 

752:名無しの野球人

傍から見る分には面白いけどなw

 

753:名無しの野球人

実際に打つ側からしたら地獄

 

754:名無しの凡才

具体例を挙げると、途中までゆったりとカーブしていたのにとある地点から速度を増して直進する変化や、フォークボールみたいにグッと落ちてから打者の手元で急速に浮かび上がってくる変化とかやな。

こんな意味わからん変化をする球が炎とか水とかのエフェクト付きで飛んでくるんや。

普通に考えて、打てる訳なくないか?

……まぁ、ワイからしたらどんな魔球も消える魔球と同じやからどれも変わらんのやけどwww

 

755:名無しの野球人

自虐ネタが笑えん

 

756:名無しの野球人

物理的に絶対打てん魔球は規制されてるけど、並の打者からしたら、正味どれも変わらん。

 

757:名無しの野球人

どうせ打てんからな。

 

758:名無しの野球人

尚、プロ野球選手は魔球を打てんと務まらない模様。

 

759:名無しの野球人

正真正銘の化け物の集まりやね。

 

760:名無しの野球人

人間をやめてるやろ、あいつらは。

 

761:名無しの凡才

とは言っても、一人のピッチャーが投げれる魔球の回数はせいぜい10球くらいだし、一試合に登板できる投手の数も制限されてるから昔に比べたらまだマシな方や。

制限がなかった遥か昔はとにかく魔球を投げさせて、魔球が投げられんくなったら別のピッチャーに交代して、投げられんくなったらまた別の投手に……って無限ループが発生してたからな。

 

762:名無しの野球人

それ、50年前くらいやっけ?

魔球を投げられるピッチャーが多い方のチームが勝つ、マジもんのクソゲー時代。

 

763:名無しの野球人

見てる側からすれば面白かったけどな

 

764:名無しの野球人

>>763

あんた何歳なん?w

 

765:名無しの野球人

聞けば聞くほど、打者が不利すぎん?

いっそのこと、魔球を投げられんようにしちゃえばええやん。

そうすれば万事解決や。

 

766:名無しの凡才

>>765

それは絶対に無理。

野球が世界で一番人気なスポーツになった要因は間違いなく魔球の存在や。

ルールが全く分からん人も、ド派手なエフェクトの魔球を見るだけで視覚的には楽しめる。

ゲームバランス的に考えたら魔球を消すのが一番やけど、ここまで魔球の存在が世間に浸透しちゃうと消すに消せんのや。

国内外問わず、バッシングが殺到するで。

観戦する側の大多数の人間が求めているのは、魔球が存在する野球やから。

 

767:名無しの野球人

まぁ、そうだよな。

ワイも魔球が無くなったら、野球を見なくなる自信しかない。

 

768:名無しの野球人

嫌な自信やね

 

769:名無しの野球人

やっぱロマンがあるんよな、魔球は。

見る側の都合って言われたら、そこまでやけど。

 

770:名無しの天才

…………

 

771:名無しの凡才

これで魔球の話はしまいや。

魔球が視認できないワイの魔球コンプレックスが刺激されて、うっかり発狂しそうになるからな。

結構遅い時間だから、今日はこの辺で落ちるわ。

最後に一つだけ、まだ入部して1日目なのに来週の練習試合に出場することになったでwww

因みに相手はかつて夢見た百合の花園、双子山高校やwww

 

772:名無しの野球人

また随分と急やなw

 

773:名無しの野球人

因縁の対決

 

774:名無しの野球人

負けるな、イッチ!

頑張れ、イッチ!

 

775:名無しの野球人

お疲れさんやで

 

776:名無しの野球人

うっかり発狂って何やねん

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る