ページの文字数、長い方がいい派
スマホで読むWeb小説は、一ページあたりの文字数は長すぎない方が読まれやすい、が通説らしい。
いや、どちらかといえば一ページにまとめてくれた方が読みやすいです。
という派の人間も中にはいるという話をさせていただきたい。
個人的には、一般的な短編の長さである一万文字くらいなら一ページで読むのが読みやすい。
たとえば短編「全10,000文字」が「全5話」とかになってると「五回もページひらくのかあ」って思ったりする(怠惰コンテスト優勝の人)。
ページをひらく、って読むことと比べれば能動的な行為じゃないですか。文章に身を任せて読む、という受動的な時間の最中にちょいちょい「自らの手でページをひらく」の時間が挟まれるのが煩わしい(怠惰コンテスト世界チャンピオンの人)。読むときのテンポの話なので自動でひらけばいいってことでもない。
というか、ページがひらくのを一瞬待つあの時間、ちょっと我に返りませんか。我に返るのはよくない。
でも、もしも中編「50,000文字」が「全5話」とか、長編「100,000文字」が「全10話」とかだったらさすがに「ボリューミーだなあ」ってなるとは思う。そんな作品見たことないが。
でもやっぱり全数十話というのを見ても「ボリューミーだなあ」ってなりはする。
当たり前だけど読むこと自体は好きなんですよ。十五万文字を一晩で読んだりもする。
そりゃ紙でもWebでもページをひらく煩わしさなんて、のめり込めば大した問題ではなくなる。けど文字数だってのめり込めば大した問題ではない。
体感では、長編なら一ページ四千文字くらいがテンポ良く読めるという感覚。二千文字未満のページが続くと、毎回「えっもうこのページ終わりか」ってなって話に乗りきれない。それも我に返る感じ。
せっかくページひらいたら、読んだ感ほしくないですか。
もしかして文字数少ない方がいい派の人はそうではなく、どんどん次のページをひらいていくことによって物語を読み進めてる感がほしいのだろうか。
いやよく考えればもっと単純な話で
「一気にそんなたくさん読み切れないよ」
ってことか? いや読めよ。
などと一話千文字程度のエッセイを更新している人が言っております。読んだ感なくてごめん。
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