第7話 メールにて

あれからしばらくしてから千景が帰ったけど、ずっとメールを送ってきてて、今私はそれに返事を返してる所。


『今何してるの?』

『特に何もしてないよ』


返事しないと怒られるし、今はきちんと返事するようにしてる、特にすることもなかったからいいけど何かしてる時にメール来たら困るな…千景少し送らないだけでも寂しがるし。


『なら、少し話そ』

『いいよ〜』


丁度暇だったし、特に問題はない、千景はとにかく私と一緒にいたいらしい、最近常にメール送ってきてるし、愛は感じるけど少し重すぎる気もする。


『椛猫好き?』

『うん好き』

『これ、私の家の猫』


送られてきた写真には猫種とかは詳しくないからわかんないけど、可愛い猫の画像と千景のツーショット写真が送られてきた中々可愛い猫だけど、千景の私服も中々可愛い、いつもこのくらい可愛い感じにしてたらいいのにもったいないな。


『千景私服可愛いね』

『写真のメインはそっちじゃないから』


絶対照れてると思うけど、照れ隠しでこんなこと言ってきてるけど多分画面の先では顔真っ赤なんだろうなってわかる。


『でも嬉しい、ありがと』

『別にいいよ』


結構メールだと本心はわかりにくいけど、だいたい察してる、千景は私に可愛いとか言われたら絶対嬉しそうだし照れるのは確定だと思ってる。


『猫好きなら、明日家来ない?』

『特に予定もないし、いいよ』


猫は普通に気になるし、触りたいからむしろ行きたいくらいだから行くのは別にいい。


『約束だからね、忘れないでね』

『もう流石に忘れないよ』


帰りの約束すっぽかしただけであれだけ怒っちゃうくらいだから、千景の家に行く約束すっぽかしたらもうどうなるかわからないから…流石に忘れない、ていうか忘れれない。


『じゃあ明日昼頃に来て、待ってるから』

『うん、待ってて』


明日は土曜日だし昼頃に行く約束をした、何気に千景の家に行くのは初めてだしちょっと楽しみ、そうだ、今のうちに明日着る服とかその他もろもろ決めとこ。

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