第2話 尋常じゃないメールの量
まぁ…付き合い始めたわけですが…まだ気乗りはしてない今日この頃。
朝一緒に行きたいとかメール送ってきてたけど…
まだ流石に距離が近いのはきついから…無視して適当に学校の準備をしている。
正直千景は可愛い…けど……まだよくわからん!!
趣味や思考とかなんにも知らんし!ていうか!!
好きになるのはやすぎない!??
相当ちょろい子なのは確定なんだろうな。
色々考えながらシャワーを浴びてあがると…スマホの通知がやばい量になってるのに気づいた。
ちょっと…逆に開くの怖いんだけど……通知でメッセージちまちま見たりしてるけど…返事して…とかあれ…もしかして私結構ヤバい子ひっかけたのかもしれない。
通知があまりにもうるさいから…流石にスマホをおやすみモードにして制服を着る。
千景…いつかGPSとか付けてきたりしそう…偏見だけど…否定できないのが怖いところなんだよね…もしかしたらもうついてるかもしれないし…いや……それはさすがにないか…でもいつかしそう。
濡れた髪をドライヤーで乾かし髪をいつも通りセットしてだいたいの準備を終えた。
そろそろ…返事した方がいいかな……千景だけでメッセージ100行きそうだし…返事しないと学校で何されるかわかんないし……そろそろ返事しよ…。
スマホを開いた瞬間に丁度家のインターホンが鳴り
まぁ開きたくないってのもあったけど…出ないとダメだから…そっちを優先して玄関の扉を開けた。
「椛……入れて」
「あ……はい…」
扉を開けた先には千景がいて…もう、顔が既に怖いし…ていうか……なんで家知ってるの???
まだ私の家教えてないよね??怖いんだけど!??
千景を家に入れて千景の顔を少し見てみたけど……殺されるかもしれない……あぁ…これ今日は私の命日になるかも……
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