ロリコンおじさんと理性
寝ているマミさんを横に俺は、毛布を掛けることしか出来ない。どうせなら着替えて欲しかった。チラチラスカートから見える、レースに目が釘付けだ。落ち着け俺男だぞ、今襲ったらそれこそロリコンより、酷いレッテルが貼られてしまう。世間からも冷ややかな目で見られるし、今度こそ無事では済まない。
「マミさん起きてください」
体を揺さぶるも、一向に目覚める気配がない。いつもはここまで酔っ払ってないのに、こんな姿初めて見た。
「うーん、」
「起きてください」
「無理〜リコちゃんお布団に連れてって〜」
えぇっ!?そんなダメでしょ、だってこんなと頭では男だと、分かってるが、自分の本能は女だと認識してる。別に問題は無いはずなんだけど、けど… お酒で赤くなった頬に、酔っ払ってはだけた服の隙間からチラチラ見えるレース、限界だもう無理。
「布団に運んだら俺帰りますからね!」
「う〜ここにいてよ〜」
俺もここにいたい〜けどこれ以上は、本能も理性も持たない。今ギリギリで理性が勝ってる所だから。本能はとっくの昔にぼろ負けしてる、俺がロリコンストッパーが無ければ一瞬にして、マミさんを襲っている。
胸がないのにあるように感じさせるそんな商品を憎むなんて日が来るなんて思わなかった、抱き上げたらさぁ大変俺の目の前に、ピンクレースがドーン、俺も似たような物を付けてるが人のを見るのはやはり目に悪い。男だぞと言い聞かせるのも限界がある。
「布団着きました」
「一緒に寝る」
「ねっ、大丈夫ですホント帰ります」
痛い、本能が痛い、今スグ帰りたい。鼻呼吸だけでは収まらない程の興奮を感じ、脳みそが痙攣してる。今までの人生でこんな素敵な事があっただろうか、いや無い。むしろ断る方が失礼に値する程にいい雰囲気だ、けど職場の先輩な上に男なんだよ。お酒の勢いほど怖いものはないって、聞いた事あるけど実際遭遇するなんて、思ってもみなかった。
「完全に寝たら帰っていいから〜横にいて寂しい〜」
「わかりました。」
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