第11話 VSバグベア
よしっんなもんかな〜
マイルドボアの肉を食して幸せに浸って眠ったおかげか何時もより作業が捗っている気がする
あっという間にバリケードと平均台にもなる椅子、机が完成しちまった。
どれも木を伐採して横や縦に並べたような雑なものだが普通に使う分には問題がないレベルだ
さて平均台で平衡感覚のスキルでも取ってくか
まぁほんとに取れんのかはわかんねぇけど
種族:ヒューマン(ラナリア)
名前日宮優慎
Lv2
生命力5
聖神力6
攻撃力21
防御力16
魔法力1
素早さ21
運0
スキル
鑑定LvMAX 棒術Lv1 剣術Lv1 突技Lv1
斬り上げLv1 投石Lv1 回避Lv1 思考加速Lv1
平衡感覚Lv1 急襲Lv1
耐性スキル
毒耐性Lv1
称号
転生者 素寒貧
おぉ!本当に取れちまった。
なんとなく取れたら良いなぁ位だったがこれは嬉しいな。
もうスライム位の攻撃だったら効かねぇんじゃねえか?ゴブリンは、、、剣を持ってるし即死だろうが
とりあえず拠点の整備はこんなとこにしてレベルを上げねぇとな
今日はどの方角に行こうか、、、
西の方向はシーラさんの亡骸を見つけた後少し奥まで行ったが谷が森を裂いていたのでこれ以上探索をするのは難しそうだ。
恐らく敵の強さもマイルドボアレベルで頭打ちだろう。
北には強ぇ魔物が居ると推測しているし
東側にでも行ってみるか?
霊樹の魔杖を握りしめて東側に歩みを進める
ゴブリンか
「急襲」
ゴッと鈍い音が響きゴブリンが地べたに這いずる
う〜ん
スライム
「急襲」
バチュ!
ゴブリン
「急襲」
ゴッ
スライム
「急襲」
バチュ
「鑑定」
種族:バグベア
Lv4
生命力60
聖神力15
攻撃力72
防御力30
魔法力5
素早さ15
運10
スキル
剣術Lv2 槍術Lv1 棒術Lv1
盾術Lv1
耐性スキル
斬撃耐性Lv1
うおっ!?めちゃくちゃ強ぇじゃねえか!
ゴブリンの体格をゴツくした様な体躯に全身毛むくじゃら俺よりも大きく2mは有にありそうだ
それに鉈のような武器に盾を身につけてやがる
これは楽しい戦闘になりそうだな
素早さは低いし
今の俺には霊樹の魔杖の聖神力+30がある
回避を10回使えっからもしもの事があっても余程のミスをしない限りは俺が勝つはずだ。
正々堂々戦って勝ってやるぜ
「来いよバグベア!」
バグベアがこっちを睨みつけてくる向こうもどうやら餌が来たと思ったらしい
「グワァァァ!」
馬鹿でかい体躯で地面を震わせながらこちらに向かって走ってくる
勿論俺の素早さより遅いので余裕で避けれるのだが
「グワァ!」
ドゴォォォ
空気を畝らせるほどの衝撃が走る。バグベアが鉈で殴った地面を見ると亀裂が走っていた。
流石の攻撃力だな。
とりあえずバグベアの野郎を魔杖でぶん殴る
「遅せぇよ!」
ドゴォ!
盾で俺の攻撃を受け止めたバグベアは
反撃を繰り出してくる
一発
二発
三発
どの攻撃も俺に届くことは無いがとてつもない破壊力だ
「オォォ!」
突如無闇矢鱈に鉈を斬りつけてくる
これは奴のスキル直斬りか!?「回避!」
思ったよりも攻撃頻度が高ぇな思わず回避を使っちまった
後手に回っちまったな、何とか反撃しねぇとだがあの盾が厄介だ
今までは殴り飛ばして攻撃を避けての繰り返しだったが
バグベア相手にはそうはいかねぇ
盾を持ってやがるしあの体躯だ、力負けしている俺がぶっ飛ばすことなんてできやしない
それに油断してっと反撃を食らって即死だ
コイツは骨が折れる相手だぜ
ドゴォ!
うっし、奴に殴り掛かることは出来た、、、が
「やっぱ盾で防いじまうよなぁ」
後ろに回って殴るのもありだがそれだと単調過ぎて面白くねぇし
ここは素早さの有利を活かして連撃でもしてみるか
バグベアの右手
左手の盾
右手の鉈
と魔杖を振り回す
右手に一撃入れたが他は盾と鉈に伏せがれちまった。
連撃を止めるべくバグベアが殴りかかってくるそれに合わせて魔杖を振り抜いて
互いの得物がぶつかる
ゴドォ!
視線が宙を舞った
完全にぶっ飛ばされちまったな、、、
生命力3/5
完全に相殺したハズなのに衝撃波だけでこれかよ
空中で回避を発動し何とか地に足をつける
そのまま走って来るバグベアに向かって魔杖を構え鉈を振り落とすと同時に魔杖でカウンターを決める
「グオォ!?」
見事にカウンターをぶち込んだ
さらに頭部に一撃ぶち込む。
「グォォ」
流石だなこんだけ殴ってんのに踏ん張ってやがる
これは直斬りが来るな
「回避」
奴が直斬りをしている内に頭上に飛び上がり
殴り掛かる
鈍い音が響きバグベアがふらつく
俺が追撃しようとした時バグベアは何とか体を鼓舞して盾を構えたまま俺に突っ込んできた
これが盾術か
「回避」
結構便利そうだし防御主体で戦えるのはかなり有用なスキルでは?
と思ったが防御に回ると言うことは後手に回るのと同義なので特段強くはないな
横を通るバグベアに一発殴る
さらに一発!、、、盾で防がれたか
お?バグベア怯んでね?
もう少しで倒せそうだな
命の危険を感じたのか兎に角我武者羅に鉈を振り牽制してくるバグベアを殴って牽制する。
種族:バグベア
生命力7/60
残り一割だな
後は適当に殴って終わらせてやる
バグベアに全力の一撃を御見舞する。これは勝ったな!
無事(生命力は減ったが)バグベアを倒した俺はステータスを確認しながら森の奥へと進んでゆくのだった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます