詩5 「ドラマ」
ネオネイルグリーンスマイル
第5話 「ドラマ」
君にできて私にできないこと
皮肉のように始まったね
今夜もほのかな熱を残し
安らかなら眠りにつくのでしょうか
心地よい午後の風の様に
何度もさらわれて
癒えるはずの無い孤独隠した
街の灯りと 空の色が君のためなら
叶わなくていいと願ってしまったから
諦めるフリばかり
この先の長い道のりで
あの空を見てどんな明日を叶えるの
この先の僅かな思想の中で
誰のために孤独を癒すの
私が泣いたのは
未来さえ染めてしまったから
この街で君に会うことは無いと
ずっと前から分かっていたから
無邪気に彩られていく灯りに背を向けて
これは作り物だよと 言い聞かせた夜
満ち欠けする月のように
君に揺らめいでいた
この熱がずっと絶えないように
本音すら隠し通してた
日が昇るのと同じで
君のことを思い出して
君のこと忘れるように揺られて眠った
これで良かったとあなたに悟られるの
誰かの遠い夢の片隅で
詩5 「ドラマ」 ネオネイルグリーンスマイル @neonailgs
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