SANSKRIT:06
勤行の回数を増やすことについて
髙橋卓哉さんと小郡会館で勤行をするようになったのだが
彼は、作業所の土曜開所がある週は、休みと設定して下さっている。
それを返上するのも悪くないかも知れない。
土曜開所を敢えて非参加にして勤行に参加するか
日曜に小郡会館の予約を入れて勤行日に充てるか
どちらも現実的な解決方法である。理想をいうなら後者かな?
「御本尊」を自宅の仏間に安置しないと
継続的な勤行が叶わないのであれば
小郡会館での勤行回数を稼ぐほかない。
仏間に安置と簡単に書くが
仏間も必要な物が納まっての住居スペースとなっている。
「御仏壇」スペースに「御本尊」を!
という引き算を勝手に目算しているが
そんなことが本当に可能なのか……?
「御仏壇」と「御本尊」は、形自体は似ているが
要はパチスロの新台入替をするようなものである。
そこから「御仏壇」そのものをごっそり抜かないと
新しい物「御本尊」はそこに埋まっていかない。
屁理屈をこねているようだが
「御仏壇」規格(=立幅、横幅)と
「御本尊」規格は違うだろうし
嗚呼、でも、仏教関連なら相通じる部分も
どこかであるのかも知れない。
取り敢えず、臨時収入でもない限りは
「御本尊」安置は先送りの方向で……。
「御仏壇」は祖母の母親が祀ってある。容易には移動出来ない。
それは岩永家代々の仕来りであり
家長でもない僕の一存では動じない問題でもある。
今、そういうことはいい。
緊急時には何らかのカードが切られるだろう。
問題としていることはそういうことじゃない。
一週間に一度でも多くの勤行を。これが主題。
岩永 桂は独力で勤行完走なるか?
無理だ。はっきりいって自信がない。
先ず、噛まずにいい切る自信がない。
特に後半は漢字が五文字になり、難易度が上がる。
ブレスの位置も要注意である。
学会員さんは幼少時から始める方も多いので
耳でというよりは、五感で
読誦をMASTERしておられる方が多い。
学会員さんとユニゾンする読誦は
歌を歌っているようだと表現したが
まさにそんな感じだ。まるでメロディーがあるかのよう。
結論からいうと、今の技能では読誦完走は夢物語である。
少なくても五文字パートの把握と
ブレス位置の確認が出来ないと
僕は一人前に読誦を勤しむことは叶わない。
髙橋さんとの読誦は今年に入ってが初めてじゃない。
彼の自宅には憧れの「御本尊」が安置されており
勤行し放題の環境が整っている。
特に祖父に当たる人が大病を患い
勤行によってV字回復したことは
髙橋家にとっては希望のエピソードだという。
V字回復、家内の母親……
僕にとっては義母に当たる人も
奇跡的な生命力を発揮して、余命宣告をされてから一転
現在も健在に現世を愉しむ日々である。
義母と勤行が見事に絡めば、
岩永家にも奇跡のエピソードが定着したが
何にせよ、毎日夕方に家内と愉しそうに
通話している所を見守ることは
心温まる光景に他ならない。
僕と勤行、僕と家族と勤行。
そういうものがもっと明確になっていきますように。
自宅では読誦が出来ないので、週末の刻を待つ日々。
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