SANSKRIT:05
絵本作家との不和
日常画家たかよさんと喧嘩中。
彼女は入院中らしいのだが、何故、一報くれないのか?
文榮堂という高校、大学時代に世話になった書店がある。
そこに入荷依頼の交渉中に
彼女と音信不通になった。
入院していたことを知っていれば何の問題もないが
未読スルーで微動だにしないSNSを凝視しては
こめかみに青筋が立つのを感じる思いだった。
本当に間が悪いとしかいいようがない。
結局、(文榮堂)書店入荷は破談になって
ポスターを取り寄せる必要がなくなったので
溜飲は完全に下がり切ったが
一言あるのとないのでは印象が全く違うことを
もっと理解して欲しいと思った。
急患で運ばれて生死の境に居るのなら
連絡が後手後手に回るのも当然だが
人伝に聞けば、院内でピンピンしているという。
だったら余計に連絡だろう。
メンタルクリニックへの入院なのかな?
と、邪推も起きるが
一般病棟であれ、精神病棟であれ
元気に闘病しているなら文句のいいようがない。
人伝に様子を探れた、ということは
彼女の情報を握っている人も居るということに。
全ては結果論だし
結果、ポスターの有無が営業の交渉に響かなかったので
冒頭では喧嘩中と記載したが
大人な態度で、こちらから折れようと思う。
彼女も暗黒の一時代から救済された学会員。
折伏されて、絵本を二冊も出す快挙を果たす。
その絵本に対して一言ある。
僕の抱く私見は、苦い苦い苦言だろうか?
七色baseについての分析論を、次話に記す。
七色baseの在庫問題
山口県防府市「nana*花」でおこなった販売会を
「奇跡の」という接頭語で括るのが好きな僕だが
日常画家たかよさんは、実に惜しいことをしたと思う。
来客の100%は彼女目当てだったのに
在庫を7冊しか準備していなかったのだ。
「在庫を余剰に持つことは危険!」
と、最もらしく主張するのだが
結局、100%の来客さんは、
「在庫さえあれば喜んで買うのにねえ……」
と、残念そうに状況を噛み締めて
結局、手ぶらで帰っていった。
無論、僕の自著も販売したので
そっちは着実に販売実績を伸ばしたのだが
あと二十冊多めに会場に持ち込んでいたら
彼女はその日、億万長者になれた。
少しばかり大袈裟な表現だが
ウン万円の収入があったことは間違いない。
絵本は一冊2,090円するのだから。
彼女は二冊目の刊行で
一冊目のダンボール・キッチンも
在庫が少なく、見せるための一冊だけを
手元に置いている状況だ。
ネット上にはいくらでもあるという口利きだが
デッドストックになるのも時間の問題では?
(ネットの新規顧客を募る方が或る意味では難題)。
(販売会は買い気になり易い空気感が漂うが……)
(ネット販売は口約束になり下がる可能性が高い)。
僕がもし七色baseの絵本作家だったら
価格を2,000円JUSTに据え置くことから始める。
金額の多寡よりも、払い易い価格設定は重要だと思われ。
共同出展者を募りながら繰り返し販売会をおこなう。
少なくても、場所代よりも販売実績が上回る以上は
販売会を過剰にでもおこないたいと思うのである。
(場所代を下回る販売実績でもやる意味はあるのかも?)
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