腱板断裂
約1週間後、再び掛かり付けの病院に。
そこで聞かされたのは・・・。
「落ち着いてよーく聞いてください・・・左肩が、腱板断裂を起こしてます」
「けんばん?・・・だん・・・・???」
動揺していたので、医師は、肩の骨と筋肉の仕組みがよく解る模型を見せて・・・。
「この部分の筋肉が切れてしまってます。」
「・・・・・・・!?」
初めての体験だったので、なんとも言えなかった。
よく聞くと、手術が必要だと・・・約1週間ほど入院しなければならないと。
物心着いて以降初めての入院体験を・・・!
実は、産まれて3ヶ月で、腸重積と言う大きな病気で、1年間入院生活を送っていたのだったが、全く覚えていない。
とにかく、かなり大変な事になっていた。
そのため、大きい病院を紹介された。天王寺区に有る、大阪警察病院だった。
環状線で桃谷駅まで行き、そこから西へまっすぐ10分歩いたところに有ると言う。
あるいは、地下鉄谷町線の、四天王寺夕陽ケ丘駅から東へまっすぐ行ける。
当然、6月に計画していた、青森→函館旅行は行けなくなった。
掛り付けの病院から、CD-LOMや警察病院の地図、そして担当の医師への診断書や招待状などを受けとり、診断は終わった。
それから1週間後に、警察病院での診察が。
CD-LOMや、招待状、診断書等を持って、病院に向かい、受付に提出した。
受付を済ませ、呼び出されるまで待機。
診察では、掛り付けの病院からのCD-ROMをパソコンに読み取り、
「う~ん!切れているのかな??」
画像を見た医師は、やや疑問に感じていたようだ。
とにかく、入院しなければならないようだが、8月に入院の予定が組まれた。
物心ついて以来初めての入院、やや不安もあったのだが・・・・。
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