第6話 カラクリ
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〝ウィールド・シミュレータ、オフライン〟
〝シュユ・ニードル、排出〟
〝
野太い声のダイジントウ搭載人工知能に見送られて、モモの意識は仮想空間から操縦席に戻る。操縦席は見慣れた
いくつか見知らぬ端末もあるが、操縦に関しては大きな抵抗を感じず済んだ。
それでもダイジントウ習熟訓練には十日以上掛かった。モモの乗っていた、三九〇〇年代の最新鋭艦である防護艦スゴイズミとは、とにかく勝手が違ったのだ。
ただでさえ古い設計思想の星系戦艦を、全壊に近い状態から限られた資源で復元をしている。最新のスケール・インテグレーションには及ばないものの、
両舷、船底の砲塔は対地砲撃を主軸にシステムが強化されている。リパルサー・エンジンが組み込まれた改修型艦本式缶がエネルギーを供給するが、上甲板砲塔よりもこちらに集中するよう調整されたおかげで、外気圏からの対地砲撃が可能な出力を有した。
この対地攻撃が、モモにとっては慣れないものだった。モモの時代において、地上制圧という作戦は全長一〇〇〇キロメートル以上の大型艦種の役割だった。もっとも、作戦が実行されたのは気体生命体との戦争以降数えるほど。
モモの参加した北フェルミバブル探査船団は、調査活動を想定しており侵略の意図はなかった。大型戦闘艦が随伴していなかったのもそれが理由だ。まずは宇宙空間や無大気環境の惑星に拠点を築き、北フェルミバブル全体の調査を百年単位で挑んだのだ。
もしも生命体との接触があった場合。戦争が避けられない事態に限り、まずは防衛艦隊から敵軍攻略部隊が抽出され敵性兵器の殲滅を行い、その後に和平を結ぶ。それも望めない場合、オリオン渦状腕から大型戦闘艦の援軍を依頼し、敵性文明の撃滅をやむなく実施する。
あくまでも融和が大前提である。数千キロメートルから数万キロメートルの、惑星サイズの戦闘艦は相手を威圧するには、あまりにも十分過ぎるということを軍も理解していた。だから探査船団の防衛艦隊には小型艦種のみが選ばれた。
四〇〇メートル程度の艦で対地作戦を実施するというのがそもそも、モモの頭には無かったのだ。その非効率さ故に。
またプラズマ砲は打ちっ放しになるので、散布界に注意する必要があった。システムが修正してくれるものの、完璧ではない。鬼を一人残らず討ち滅ぼすには、正確さが必須。
モモの時代の砲は無砲身で、特殊な粒子がガイドラインとなってレーザーや実体弾頭を導き、ぐねぐねと曲がりながらも必中する兵器。センサーが捉えたオブジェクトを、人工知能が敵性と判断し、ガイドラインが生成される。あとは
システムの補助があれど、狙い撃たねばならないというのはプレッシャーがある……。
「問題は無いであろうな」
アオオニが現れた。
バイタルパートの中央に位置する管制ブロックから、エレベーターでメインハッチに戻ると、彼女がマグカップを手に待っていた。
マグカップはふたつ。片方は巨大な手に合うバケツのようなサイズ。もう一方は人間の手に合うサイズだった。
「これはグリーン・ティーか」
「緑茶であるぞ。受け取れ」
ごつごつの手から小さなカップを取る。
「人間、その目だけは変わらんのだな、ん?」
受け取る時、ちらりとアオオニの様子を窺ったのが気に障ったようだ。穴をのぞき込むようにぐいっと背を曲げ、右目のモノクルの奥から見下ろしてきた。アカオニも似たように眼下を見るが、より軽侮の念を感じる。
「ヤツにはそんな目を向けていないように見受けるが。信用に差でもあるか?」
「我々は鬼の討滅に向けて動く協力者だ。それさえたがわなければ問題ない」
温かいグリーン・ティーを一口。船渠の気温は一〇度以下と寒く、吐く息が白く染まる。そのわずかな熱気は、アオオニのモノクルをほんの少し曇らせた。
煩わしかったか、アオオニはのぞき込むのをやめて自分のグリーン・ティーを飲んだ。その熱気でモノクルはまったく曇ってしまう。前が見えなくなった代わりに、横目にモモを睨めつけてきた。
「
「君はぼくを蘇生させる意味などなかった、と考えているようだが」
アカオニが言っていた。この青い肌の鬼は、モモの蘇生に納得していなかった、と。蘇生計画はアカオニが単独で進め、すぐにKIBIが手助けし、カルティベート・セクションの終盤にようやくアオオニが参加したという。
――いや。
冷静に考えてみればこの青い鬼の行動はもっともらしい。人間の生存を認識していなかったKIBIによって産み出されたのだから、その前提で活動することに違和感はない。
今さら人間の蘇生などと――腹立たしいが、そう考えて然るべきか。水底の魚を狩る船は揃っている状況で、モモの存在を増やすのは悪手だ。大詰めのパズルで、いきなりピースが増えては誰だって困惑するだろう。
異常なのはアカオニだ。
アカオニにそれを尋ねても、必要があると感じたからすべきことをしたまで、と返すだけ。
アオオニが言うように、二人の鬼に向けるモモの意識に差があるとするなら。
それは、モモはアカオニへの感謝を少なからず抱いているから……かもしれない。
「いかにも。しかれども、貴様とて変わるまい」
モモは黙った。
彼女の言う通りでモモの存在意義は、KIBIの下に人間の遺伝子を持ち込めた時点で果たしていた。遺伝子さえあれば、身体的中性――男性でも女性でもない身体で誕生する人間で、相手に合わせて後天的に男女が分化する――の人間を新人類として育成できる。やがて旧来の性分化と同様に男女として産み出されるよう、KIBIがプログラムすればいい。
地球の知的生命体誕生まで幾星霜を耐えなくてよくなっただけで、モモの役目はそこまでだった。
「であろう?」
「ぼくがアカオニに思うものがあるとすれば、敵討ちの機会を与えてくれたことへの、感謝だ」
「避けられぬ空無を前に、そのような感傷、何に役立つ?」
「役立つかどうかではない! 再び生ある者として蘇ったなら、生きる目的を欲するのは当然だ」
「ふん、放っておいても自滅する鬼の征伐がか? もはや、児戯にも等しい。この軍艦どもを連れ回すだけで、意気地の無い鬼どもは震え上がり、わずかな
圧縮知育で見た、一気呵成に人類文明を喰らった鬼の威勢は、見る影もない。ダイジントウ以下四隻で敢行する作戦は、まさに殺戮となる。
「それさえ果たせば、誰もいない青き星で悠々自適に暮らせばよいのであろう? カラクリダンゴに女の形をしたヒトらしき道具を作らせ情欲を慰撫し、後世に託せるよう汚染された大地を耕して義憤を安んじ、宇宙を彷徨う那由多のシグナルから他者との縁に焦がれていれば、貴様の寿命はあっという間に訪れるものな」
アオオニはグリーン・ティーをぐいと煽り、鼻を鳴らす。
「見事、大往生である」
「アカオニはともかくとして、君とは理解し合うことはないと、それだけはわかるよ」
「必要なのは理解ではないぞ、人間」
こちらの飲み終えていたカップをそっと取り上げると、アオオニはメインハッチから身をかがめて出ていく。
「俺の仕事は、この古びた軍艦どもを復元したところで果たした。あとのことはヤツや貴様がこいつらをどのように扱おうとも、無縁である」
通路を打診でもしているかのような足音を響かせて去る。
「人間。精々、狙い定む先を誤らぬことだ」
グリーン・ティーがうまかったとは、言いそびれた。
▼
これが地球と呼ばれた星か。
地球には十数カ所、穴が開いていた。どれも直径は三〇〇キロメートル程度。
旧日本列島で九州と呼ばれた島があった場所、本州から約一二〇〇キロ南方の海、イタリア半島の南部、かつて太平洋と大西洋の結節点であった水没都市から八〇〇キロ北西等々……この辺りは海洋と接続した巨大なブルーホールとなっている。
陸地にもいくつもの穴がある。そのどれもが円形の湖であった。地底と繋がったブルーホールや湖には、地下で温められた水が流動している。放出される熱によって頻繁に嵐が起き核の冬を遅滞させて、辛うじて地球を急激な変化から守っている。
だがその穴は、人類を滅ぼすための足がかりとされた場所なのだ!
母なる星が、なんとも痛々しい。
「――以上が、この数百年で造成された鬼の都市です。火星など他の惑星からの移住者が集った土地で、赤鬼と青鬼どちらの勢力にも属しておらず、かなり昔に放棄された都市に住み着いているため防衛力がほぼありません」
空中に投影された地球儀に散らばる光点を、KIBIがひとつずつ追う。
「どの新都市も複数のフードファーマーを中心にできています。食料は二四時間排出されており、全住人約五〇〇〇万人に行き渡る十分な量があります。にもかかわらず、ファーマー近辺に住む一部の鬼が独占している状況です。そのため実質都市として機能しているのは、フードファーマーのある一帯から周囲五〇〇キロ平方メートルが限界で、そこからさらに退廃地区が広がっています」
食料生産プラントであるフードファーマーは、宇宙艦に組み込まれていたものをサルベージしたものとのこと。培養肉の生産のためにバイオマス発電施設も含まれている。
「畜肉を好んで破滅的戦争を引き起こした鬼たちが、生産プラントに頼るほどまで凋落しているのか」
ええ、とKIBIが頷く。
「戦争開始から何千年経っても改善しようという気は起きないようです」
北米大陸にある都市のひとつにフォーカスが当てられる。三基のフードファーマーの中央に、もちを握り潰したような高さ一〇〇メートル程度のいびつなビルが数棟林立している。図示されるキャプションには、王族の住居と書いてあった。ビルの周囲には背の低い長屋が連なっており、ビルを守る兵士の住居と城壁を兼ねている。
この中心から周囲は、五〇メートル以下のビルが無秩序に建てられており、さらに外縁の退廃地区は石造家屋が敷き詰められている。
「主な移動手段は徒歩、自転車。主な輸送手段は荷車……いったい何世紀前の生活をしているんだ」
「電動自転車も数台ありますし、複数の時代の産物が混在していますので、具体的に何世紀前かと言いますと」
「ハッハハ」
ホログラムを映す陥没したテーブルを挟み、椅子に座るアカオニが笑い声を漏らす。
「なんでしょう」
「いやいい、KIBI、続けてくれ」
「わかりました。電気はフードファーマーと王族のビル――まとめて王城と言いましょうか。王城とわずか二〇キロ平方メートル圏内にしか行き届いておりません。ガソリンの精製も流通もありませんし、水も貴重ですから、どんな原始的な内燃機関も作れず、必然的に自力での生活が中心となるのです。辛うじて稼働する電動のものは、王城から出ませんし」
「それで食料が格差につながったか。この様相で治安を守れているとは思えないな」
「まさにその通りさ」
アカオニは複数の投影ディスプレイに囲まれ、小さなボタンが規則正しく並ぶ仮想のインプット・デバイスに手を置いている。
裏から反転して見えるディスプレイには、なんらかの装置の全体像が表示されていた。
座っている間は決まって脚を組んで、ストッキングとタイトスカートを締め上げるバルクを見せている。アオオニに比べると上半身は細く感じられるが、一度薄着のアカオニを見た時には、あまりにも逞しい肉体に目を奪われ、人類との違いを思い知った。
「玉座の主は頻繁に入れ替わる。裕福な食事を求めて退廃地区の者は中心区へと殴り込み、蹴落とされた中心区の者は退廃地区に放り出される。その繰り返しだ。攻める方も守る方も武器は拳か手近な瓦礫」
モモが立っていても尚、高い位置にある目がこちらに向く。
アンダーリムのスクエアメガネの位置を正した。
「それが新都市群の日常であり、彼らの生活だ。遺憾なく燃やせ。KIBI、次に」
「はい」
滅ぶ文明について詳しく知る必要はないとばかりに話題は移る。
「こちらが現状の赤鬼と青鬼それぞれの勢力圏です」
地球儀に戻り、一部が赤と青に染まる。
「……これだけか?」
赤の範囲はユーラシア大陸東南にある半島の部分。かつてアラビア半島だった中規模大陸の計二カ所。
海岸と内陸に軍港がいくつかと、フードファーマーを中心とした都市が複数。こちらには退廃地区は無く、いびつなビルが並ぶ大都市だった。産油設備を残しており、火力発電と原子力発電の両方で大電力を確保していた。
青の範囲はオーストラリア大陸北部一帯からニューギニア島。アフリカ大陸の中央部一帯の計二カ所。
軍港は内陸部のみで、海岸線は長大な城壁を築き要塞化。フードファーマーを中心に都市が形成されているのも、退廃地区が無いのも変わらない。電力は原子力ですべてまかなっており、どれも都市に隣接して発電所が設けられていた。
赤と青のどちらの勢力圏も、大陸や海を挟んでふたつの範囲に分かれている。これらは原子力飛行船による航路でつながり、人員や兵器のやり取りが行われているらしい。
新都市と比べると広そうな旧都市だが、膨大なロケットサイロや軍需工場を含めていた。居住区がどうにもこぢんまりして見える。
「これでは、新都市に集まった移住者の総数よりも少ないのではないか」
「おっしゃる通りです。新都市の全住民を合わせれば十三億人いますが、赤鬼と青鬼の旧都市勢力圏に属するのは、どちらも四億人程度です」
「逃げ帰ってきた者と同じ釜の飯を食う気は無い、とでも言いたげだな」
「わかってきたじゃないか」
アカオニがモニターに視線を落としつつも、にやりと口元を歪ませた。
「鬼どもの愚かしさは語って聞かせたからな」
「このサイロ群も、その証左か」
新都市と異なる点として、大量の大陸間弾道ロケットサイロが用意されている点。内包されるロケットの弾頭は全て、テラトン級の核。
抑止力としての制限の中で考え抜かれた、人類のミサイルとは違う。
サイロは緩傾斜多連装サイロ。
言うなればサイロ式の多連装ロケットランチャーで、地下構造部が斜めになり、複数のロケットを格納する。ロケットは完全に無誘導、弾頭の切り離しは発射後の経過時間で行われる。弾頭は十二発搭載されるが、方式は
斜度の計算は粗放もいいところで、サイロ群ごとに異なる。例えばニューギニア島とオーストラリア大陸北部の青鬼勢力圏にあるすべてのサイロから発射された場合、アラビア海からバルカン半島までが炎に包まれる。MIRV以上に精密爆撃する意図などまるっきり無い、根こそぎ薙ぎ払えればよいという暴悪を極めた金棒だった。
「旧都市群が消え去っても、新都市の残党が寒冷化を生き抜き、再び数万年の時をかけて
「自分たちの星がどれだけ貴重かも理解できない野蛮人か」
野蛮人。
ともすれば、人類も同じ道を辿っていたかもしれない。理解が及ばない存在を、精神を蝕む妖怪だと思い込んで排斥を試みてきたのが、かつての人類。
そんな時代が人類には確かにあったのだ。太陽系を積極的に脱するまで……いや、実際には脱してしばらくも続いたが、人類は互いにいがみ合った。
こんな小さな星で、十人十色を叶えるのは空想だった……。
理由はいくらでもある。イデオロギーの違い、人種、宗教、貧富による格差と枚挙に暇がない。武力による殺し合いも、口汚く罵り合うことも無益だと理解できるだけの知能がありながら、やめられなかった。
敵を創り上げる豊かな想像力は、妖怪に対するそれと、政敵やら異教徒やらに対するそれとでは、モモから見ればさして違いが無い。
のちの歴史家は、この想像力を人間に備わる欠点だと語った。たとえテクノロジーが標準化され、人間の野性的性質に対し徹底的に
動物の枠から這い出した瞬間からこのような危うい均衡の中にあって、人類は銀河を征服しようと目論んだ。未知に挑む不安は、妖怪を産み出す想像力を掻き立てるには、あまりに十分なプレッシャーだった。一度産み出してしまった妖怪は、神の姿を取って甘言を囁くこともある。
人間の歩んだ道は正しいとは決して言えず過ちも多かった。しかし恐ろしい想像力に飲み込まれず、分析し味方につけ、欠点を正すあるいは補う道具を創り出してきた。
割り切るのではなく、過ちを受容するのである。
そうして人は、ようやく地球を離れるべき時に、野蛮人への道を断ち切ったに違いない。
そうだ。
かけがえのない知性を蔑ろにする鬼の末路は、人類にもあり得た未来のひとつだ。
ここで私が鬼を滅し地球を取り戻すことで、散っていった人類に引導を渡そう。
「地上から軌道上を攻撃する能力は限られていますから、鬼からの反撃についてはそれほど気にする必要はないはずです。問題は滅却艦隊です。ウィールド・シミュレータでも把握されたと思いますが、私、KIBIのいる惑星、もしくは宇宙機から一万キロメートル離れると、滅却艦隊の標的とされてしまいます」
もっとも妖怪を、技術階層の低かった時代における理解の形のひとつ、と捉えたならば、人類は意外と昔から想像力との付き合い方が上手かったのかもしれない。
モモは思わず笑みを浮かべる。
私の拙い人間観になぞらえるなら、いま理解に苦しんでいる相手も、無用な想像力が掻き立てられている故に過ぎないのだろうか。
「必然的に作戦は私が同道します。まずは当マザーシップ・インストレーションで地球の軌道上を目指します。距離が短いため極短距離跳躍も超光速巡航もできない影響で、低速巡航モードしか使えず、到達には二〇分程度かかります。目標ポイントはマレー諸島上空一万キロメートル。ここを攻撃発起点として、ユーラシア大陸東南部からオーストラリア大陸北部の制圧を開始しましょう」
ふと視線を上げると、少しばかり流し目のアカオニと目が合った。
どきりとした。
ぼんやりせず視線は合っているはずなのに、なぜか確証を得ない。考え込んでいたのを見透かすような、モモの姿だけではなく内側までを探るような目。
なんだ、いったい。
「初動は軍港を標的にします。湾岸の軍港はダイジントウによる重プラズマ爆撃で、内陸港はオオシバとデカキギスで制圧。洋上に散らばる原子力飛行船はスゴエンコウに各個撃破させましょう。大まかにはこれでよいかと思います。軍港の破壊後に旧都市と新都市への攻撃に――おやおや……」
説明を続けていたKIBIが固まる。
「どうした」
「核攻撃が開始されたようです」
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