第18話 指名手配されました

「子供だね」

コアが家のドアを開けると

ルアナとカイが家の玄関で寝ていた。


「おかえり」

コアが落ち着いて言う。

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次の日。

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「ん…?」

ルアナが起きるとカイが横で寝ていた。


「おぉきぃろぉぉぉお!」

カイを揺さぶって言う。


「なんですかっ!?」

カイが驚いて言う。


「なんとなく起こしてみたっ!」

ルアナがてへっ!として言う。


「そうですか、おやすみなさい」

カイがそっけなく寝る。


「えっ!?ちょ!まって!おきてってばぁぁぁあ!」

カイを揺さぶったり叩いたりした時コアが来た。


「おはよぉう、お二人さん

朝ごはん作ったから来なぁよ」

コアがリビングの方に行った。


「コアが料理!?

爆弾とか毒とか入れてそう」

ルアナが言う。


「失礼すぎない?」

コアが答える。


「一応料理は店出せるぐらいはうまいですよ」

カイが答える。


「そうなの!?」

ルアナが驚く。


ルアナ達がテーブル座り

コアがテーブルに出してきた。


「どうぞ」

出て来たのは、お味噌汁とご飯と焼き魚だった。


和風!?

なんでコアが和食を知ってるんだろう。


「僕の里に伝わる料理!和食って言うんだぁ」

コアがドヤって言った。


やっぱ和食なんだ、まぁおいしいけど。


ルアナとカイが食べ始めた。


「ほんとこれ、落ち着きのある料理ですよね」

カイが言う。


「んじゃぁ火薬入れるか!」

コアが火薬を出す。


「なんでそうなるんですか!!!」

カイがコアにツッコむ。


「そういやルアっち今日する事あるの?」

「リアナさんに挨拶かな」

ルアナが言う。


「人食った事謝りに行くのか!」

コアが言う。


「人食ってないからっ」

ルアナがツッコミをいれる。


「あと、あのドラゴン見つけるかな」

「ドラゴン!?」

カイが言う。


「うるさくなるから黙ってて!」

コアが袖で爆発をして脅す。


何か知ってそうだったし

とにかく不確定な事が多すぎるからな。


確かめて、レモンの情報もだし

前コアに聞いたら、

変身というスキルだったから

持ってないし

人になる方法もなんとかしたい。


でも、とりあえずリアナさんに挨拶かな。


「ごちそうさまでした」

手を合わして言う。


それにしてもほんと肉球だと食べづらいなぁ

犬喰いもなんとかしたいものだ。

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ご飯を食べてルアナが外に出た。


街入ったのは、いいけど…

門番もそっけないし。


でも、やっぱ私を見る眼が怖いなぁ

視線がそこらからするし。


これは、早めにギルドに行かなくちゃいけないな

厄介な事になったものだ。



ギルドに着くと冒険者達が私の事を睨んたと思ったら逃げて行った。


なんで逃げるんだ?!

はっ!もしかして私匂う?!!


ルアナが匂いを嗅いでると受付からリアナさんが出て来た。


「ルアナさん!中来てください!」


えっ?


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ルアナがギルドの中に行くと

そこには、面接室みたいな椅子と机があり

一対一で話せる部屋だった。


「ルアナさんよぉ〜く聞いてくださいよ」

椅子に座り言う。


「任務の難易度からEからS級

Aまでならありうるんですよ

魔物討伐でAでも地方が動くぐらいですから、Sなんて世界が壊れるぐらいの事なのに」


あせってるけど、どうしたんだろう。


「ルアナさんが魔物討伐のS級任務に緊急として草木地方(グリーンフォレスト)で指名手配されてます」


「えっ?」

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