5.休みの日ほど書けない件
アマチュア物書きにとって、執筆時間をどう捻出するかは、永遠の課題である。
本業が休みの日に執筆に集中できればいいのだが、どうしてだろう、私の場合、休日ほど執筆に集中できない。
まず、寝たい。だが、猫に起こされる。朝飯をよこせと、猫が寝室にやってくる。頭をべしべしと叩かれたり、腕を噛まれたりして起こされる。
それが嫌なら寝室に鍵をかけて猫が入って来られないようにすればいいのだが、簡単にドアを開けられるようにしておいて、来てくれるのが嬉しいと思ってしまうのが、変態猫飼いである。
そして、仕方がないと起きて猫にご飯をあげ、そういえばゴミの収集日だったとゴミを出し、ぼんやりと洗濯機を回したりしながら本を読んだりスマホゲームをいじったりして、どうも活動的にはなれずに気が付いたら午前の時間が過ぎ去っている。
出かける用事がある時などは午前中に動くが、そうすると午後に力尽きてしまう。
午後になって、ようやく動く気力がわいてくる。だが、買い出しに行かないととか、今日こそ床に積んだままの本の山をどうにかしようとか、絵も描きたいとか思って、なかなか執筆に辿り着けない。色々と用事を片づけて、さあ書こうとPCに向かうのは夜になってからだったりする。PCに向かっても、集中力がなかなか続かなかったりする。
仕事がある日なら、帰ってきてご飯を食べて風呂に入って、寝るまで執筆しようと思うのだが、休日のこの体たらくはなんだ。
時間は有限だ。もっと有効に使えないものか。
やっぱり、重要なのは睡眠時間だろうか。
連日つい夜更かしをしてしまって、休日はグロッキー状態、ということはままある。早めに寝て体力を温存した方が、日頃から時間を有効に使えるのではないか。
それから、周囲のものが色々目に入ると集中できないので、部屋や机周りを片づけた方がいいのだろう。
わかっている。わかってはいるけれど、本の収納場所が足りない。広い部屋と、その家賃を払えるだけの財力が欲しい。
若い頃は、多少夜更かししても平気だったものだが、年々衰えを感じる。執筆活動を健全に続けるためにも、生活習慣を改善しなければと思う今日この頃だった。
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