第48話 恋人と初めて
一度唇を重ね合わせた俺と真琴は、一度唇を話したが、真琴が頬を赤く染めて今までにないほど甘い声で言った。
「架くん……もう一回、良い?」
「あぁ……」
そして、俺と真琴はもう一度唇を重ね合わせ、唇を離すと今度は俺が言う。
「真琴……もう一回、良いか?」
「うん……!」
その調子で、俺と真琴は何度かキスをし合った。
すると、真琴は声音を艶のある甘い声に変化させて言った。
「……次は、もっと長くキスしたい」
「……そうだな」
俺と真琴は、互いのことをただただ求め合うように力強く抱きしめ合いながら、互いに唇を重ね合わせ続けた。
そして、それを何度か繰り返していると、俺と真琴は互いのことを抱き寄せようとするあまり思わずバランス感覚が崩れてしまい、互いのことを抱きしめあったままベッドに倒れ込んだ……それでも俺たちは互いのことを抱きしめあったまま唇を重ね合わせ続けていたが、ある時真琴が俺から唇を離して言った。
「……そろそろ私、上の服脱ぐね」
「あぁ、わかった」
真琴がそう言うと、俺たちは互いに抱きしめ合うのをやめて、真琴はベッドに背中をつけたまま服のボタンを外し始めた。
俺は一度体勢を立て直して、真琴の正面に膝をついて座る。
やがて、真琴は服を脱ぐと、上だけ下着姿になった……真琴の下着は水色で、少し大人びた感じの雰囲気を感じる。
「真琴らしい、綺麗な感じの下着だな」
「架くんにそう言ってもらいたくて、今日はこれを着けてきたの」
そう言いながら、真琴は背中に手を回して────その下着を外すと、その大きく形の整った綺麗な胸を俺に見せながら、少し恥ずかしそうにしながら言った。
「架くん、優しく……触ってくれる?」
「良いのか?」
「うん……触って欲しい」
頬を赤く染めながら、相変わらず艶のある甘い声で真琴にそう言われた俺は、真琴に言われた通り慣れない手つきで真琴の体に触れて、優しく愛撫でした────そして、しばらくそうしていると、真琴が呼吸を整えながら口を開いて言った。
「架、くん……架くんも上の服、脱いで?」
「……そうしよう」
俺は一度真琴の体から手を離すと、俺自身も上の服を脱いだ。
そして、真琴は両腕を広げながら言った。
「抱きしめて」
「言われるまでもない」
俺と真琴は、初めて上の服を着ずに互いのことを抱きしめ合った。
そこには今までになかった肌触りや温かさがあって、とても心地良かった。
「架くんと、肌を合わせて抱きしめ合ってる……幸せ」
「俺も幸せだ、真琴……」
互いの体の肌触りや温もり、そしてお互いの愛情を確かに感じ合った俺と真琴が抱きしめ合っていると、真琴が俺のことを抱きしめる力を強めて言った。
「架くん……したい」
「……ちょうど、俺もそう思ってたところだ」
俺と真琴は一度抱きしめ合うのをやめると、互いに下に着ていた衣服を脱いで下着姿になったが、その下着すらも何の躊躇いもなく、お互いに脱いだ────それほどまでに、今俺と真琴は互いのことを求めている……真琴は、恥ずかしそうにしながらもどこか嬉しそうに、そして欲するように頬を赤く染めて両腕と足を広げて言った。
「早く、大好きな架くんと一つになりたい……もっと愛し合いたい……架くん、もっと深く私の愛情を感じて……架くんのことを、もっと私でいっぱいにしたい」
「あぁ……俺も、真琴の愛をもっと深く感じたいし、真琴のことを俺のこの溢れる気持ちでいっぱいにしたい……だから真琴、一つになって、互いのことをもっと深く愛し合おう」
────その後、俺と真琴は二人で初めてを遂げて、互いのことを今まで以上に深く愛し合った。
そして、俺たちにとって一番大切な互いの温もりを感じながら、二人で一緒に眠った……あぁ、本当に────俺はどうしようもないぐらいに、真琴のことが大好きだ。
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