第37話 スイーツハベツバラ

名残惜しいけど、ランチタイムも終了時間になったので解散になった。

「こまちさん!まだ時間大丈夫ですか?」

と、蘭さんに聞かれた。

『今日は、執筆もお休みだから、大丈夫よ。』

「もう少し、話しませんか?スイーツでも食べながら!」

と、提案された。

『いいわね!私も、蘭さんのお話が聞きたかったの!』

「私が行きたいスイーツのお店、電車で10分くらいかかるんですけど、大丈夫ですか?」

『うん、大丈夫!行きましょ!』

2人で電車に乗って、スイーツのお店に行くことになった。

久しぶりに電車に乗るわ。

都会の方へ遊びに行く時くらいしか、電車に乗る機会がなくなったわね。


電車に揺られること10分。

目的地に到着。

お店は、駅の近くにあるみたいで、結構人気なお店らしい。

店内に入り、席へ案内された。

メニューを見ると、可愛らしいパフェの写真が目に入った。

うーん...パフェはちょっと厳しいかな💦

タルトとかプリンだったら大丈夫かな。

「私、チーズケーキにします!こまちさんは、どうしますか?」

『私は、丸ごと桃のタルトにしようかしら。』

あっ、この近くにプリンが美味しいお店があったはず...。

確か、茉里奈の話だと、数量限定のプリンがあるらしい。

帰りに寄って、買えたら買って帰ろう。

「飲み物は、コーヒーでいいですか?」

『ブラックは飲めないので、ラテでお願いします。』

「わかりました!」

蘭さんが2人分注文してくれた。

『蘭さん、この近くにプリンが美味しいお店があるんだけど、帰りに寄ってみない?』

と、提案してみる。

「いいですね!!私も気になります!」

と、言ってくれた。

やっぱり、女子は幾つになってもスイーツ好きよね♡

『ありがとう(*^^*)』

「こまちさん、今書いてる小説って、私達全員を書くんですか?」

『そうねー...。2,3人書くつもりよ。書籍も似たようなテーマで書いているの。』

「そうなんですね。個々に話を聞きながら書くんですか?」

『うん、みんなから話を聞きながら書こうと思う。モデルがいるのに、嘘は書きたくないわ。』

みんなをイメージして書くのに、本人達が嘘だって言う内容は書きたくない。

「そういう所がきっと、小説にも出ているんだと思います^^今の連載小説を読んでいると、あの頃の和果を思い出して懐かしくなったり、私も頑張ろうってやる気が出たりするんです。」

『そうなの?実は、私も書いていて、そういう気持ちになるわ。』

和果さんのことを書いていると、本当にやる気が出る。

ちなみに、和果さんは連載も書籍も書くつもり。

だから、最近は、よく電話やLINEでやり取りをしている。

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